イングリッシュブートキャンプ:由美です。
ネイティブに英語が通じない時、何が原因だとあなたは思いますか?
LとR?
TH?
もちろん、それもあるでしょう。
けれども原因となっているのは案外、母音だったりするのです。
私たち日本人は、実は英語の母音がとても苦手なのです。
LやRにばかり気を取られていませんか?
英語の母音は本当にやっかいです。
今回は日本人が苦手な、英語(アメリカ英語)の母音について、動画解説しています。
最後まで読んでね。
発音記号にひそむ、大きな落とし穴
英単語を覚える時、または音読する時に参考にするのが、発音記号です。
学生時代に、発音記号を教科書から丸写しさせられた、なんて人もいるのではないでしょうか。
ところがこの発音記号が、英語を習得する上で、問題のある存在となっているのです。
発音記号には、色んな種類があるというのを、ご存知ですか?
そうなんです。
発音記号って、一種類じゃないんですよ。
○○式、XX式、というように何パターンかあって、辞書によって採用しているものが違うんです。
たとえば、日本の辞書を見てみましょう。
cat という単語。
アルクの英辞郎だと、[kǽt]とあります。
オクスフォードのオンライン辞書だと、[kat]となっています。
おやおや・・・すでに記号が違いますね。
そうです、このアッシュと呼ばれる発音記号(ӕ)は、使われていない辞書のほうが多かったりするんですよ。
ややこしいですね(´Д`;)/ヽァ・・・
で、本日の本題。
catchの過去形、caught
これ、辞書を見ると、発音記号は、[kɔ́ːt]です。
そして、折り畳み式ベッドを意味するcotという単語。
こちらは、[kɑ́t]
でもこの二つの単語、同じように聞こえる・・・と思った方はいませんか?
[a]と[ɔ]ってどう違うのでしょう?
アメリカ英語の母音に慣れよう
はい、どうでしたか?
英語の母音は、基本母音だけでも13種類、その他R母音を含めると20種類以上にのぼります。
日本語の軽く4倍以上なわけです。
なので、微妙な音の違いや感覚を、理解して慣れていく必要があるわけです。
オみたいなアみたいなこの母音、スペルはO または AW, AU です。
発音記号は[a]だったり[ɔ]だったりしますが、ほぼ同じ音だと思ってOKです。
このあたりはアメリカ人も、地域によって発音が若干違ったりするのです。
gotを「ガッ(ト)」と発音する人もいれば、ガとゴの中間音で発音する人もいます。
法律を意味するlawは、多くのアメリカ人が「ア」と発音するため、ラーに聞こえます。
なんだかややこしいですが、私たちの耳には「ア」に近い音として認識される母音が、3つも4つもあるということですね。
ちなみに、cutは[ʌ]の音で、口をあまり開けず、喉の低いところで「アッ」と短く発音します。
これも私たち日本人が苦手な母音です。
cotとcutの音の違い。
どうでしょうか。
違いがわかりましたか?
母音って、侮れないんですよ。
こういった基本的な音に関しては、きちんと整理して覚える必要があります。
知らなかった・・・という人は、これを機にぜひ覚えてくださいね。
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