イングリッシュブートキャンプ:由美です。

いよいよ大統領選も、来週に迫りましたが、結果はどうなるでしょうね。
私の周りのネイティブたちは、もしトランプになったらどうしようと、戦々恐々としています。
トランプが大統領になったらカナダに移住する!と、宣言しているアメリカ人もいます(^ ^;)

さて、アメリカ初の女性大統領となるでしょうか、ヒラリー・クリントンさん。
このClintonの発音ですが、なかなかハードルが高いです。

ネイティブみたいに発音するコツを、ご紹介しますね。

Tのリダクション-TNのTはストップがかかる

以前、Tのリダクションについて、こちらの動画でも解説しましたが、その中でも最もハードルが高いと思われるパターンです。

クリントン、とカタカナで書くとtonがトンになってしまいますが、実際の発音は、ほぼ[tn]に近い。
ほとんど母音がありません。
同じパターンとして、button, kitten, mountain などがあります。
スペルは、ton, ten, tain と違いますが、全て同じ[tn]の音です。

これらの音を含む単語は、北米アクセントでは独特の変化が起きるのです。
実際に動画を見ていただいた方が、わかりやすいと思いますので、まずはごらんください。



どうですか?

難しい?

最初はちょっと、難しいかもしれません。
でも、毎日練習していくうちに、だんだんできるようになりますよ。

頑張ってください(* ‘-^) ⌒☆

ネイティブ英語はリダクションがつきもの

Clintonの発音に限らず、ネイティブの英語はリダクションが頻繁に起きます。
もしあなたが、リスニングが苦手だと感じているとしたら、リダクションを意識したことがないことが、理由かもしれません。
動画でも述べましたが、ClintonのTを発音する人は、少数派です。
ほとんどの場合、このTは脱落するのです。

音の脱落や連結は、学校英語ではほとんど習いません。
習ったことがないから、知らないで現在に至っている、という人がとても多いのが現状です。
発音にはルールがあります。
文法を知らないと、いくら単語を知っていても、文章を理解できないのと同じで、発音の基本法則を知らないと、個々の音が聞き取れても、フレーズは聞き取れません。

まずは、発音の基本ルールを知ることから、始めましょう。

『Yumiの脱カタカナ英語マニュアル』は、英語の基本発声である喉の開き方から、
リエゾンやリダクションまで、段階を踏みながら習得できるように、まとめられています。

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