基本動詞を押さえることは、英語を習得するうえで非常に重要です。
前回、基本動詞とは何ぞやというお話を少ししましたが、日本人にとってややこしい代表みたいなのが“come”と“go”の2大動詞です。一見単純そうに見えて実はそうではない。直訳すれば、「来る」「行く」となりますが、そんな単純には割り切れないのが語学というものです。
たとえば、以下の日本語を英語で言ってみてください。
僕も一緒に行くよ。
さて、どうでしょうか。できましたか? では、解答です。
I’ll come with you.
これができた人は、comeとgoの違いを理解していると言えます。できなかった人、どこが違いましたか。まず、日本語の動詞は「行く」ですね。でも英語はcome。ここがトリッキーな部分なのです。日本語では行くというところを英語ではcomeになる場合が結構あります。そもそも、comeを来ると訳すこと自体、間違いではないですが少々無理やり感があるんですね。
comeのイメージは、対象(相手)に近づいていく。反対に、対象から遠ざかっていくのがgoです。
僕も一緒に行くよ、という場合、僕はあなたに向かって近づいていくわけです。なのでgoではなくcome。ゆみちゃん、ご飯ができたよ!と言われて、「はいはい、今行きます~」という場合も、”I’m coming!”となります。”I’m going.”と言ってしまうと、どこへ?となるので注意。”I’m going.”は相手から遠ざかることになるので、どこか別の場所へ行ってしまうというニュアンスになるわけです。
ちなみに、ちょっと下ネタ系のお話になりますが、オーガズムに達する時、日本語では「イク」と言いますが、英語では”come”です。”I’ll come!”となります。セックスは2人でする行為なので、相手から遠ざかってしまうのは失礼ですね。だからcomeなのでしょう。
お粗末さまでしたw
人気ブログランキングへ
にほんブログ村 英語ブログ 英語学習情報へ
にほんブログ村


スポンサーリンク

関連コンテンツ