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イングリッシュブートキャンプの由美です音譜
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先日、TOEICに関してちょっと辛口の記事を書いたので、
どうも私はTOEIC否定論者みたいに思われているんじゃないか、という不安に駆られたので、
今回はそれに対するフォローの記事です(笑)
よもやそんな風に取る人はいないとは思いますが、私は決してTOEIC否定論者ではありません。
私が言わんとしたのは、TOEICの点数だけでその人の英語運用能力を決め付けるな、という、
日本企業の典型的な思考停止に対する警鐘だったわけです(って、大げさですが 笑)。
というわけで、今回はちょっと真面目に英語の資格について語ってみたいと思います。
世の中には英語の資格と言われるものがいっぱいあります。
日本でメジャーだからと言って、世界で通じるかと言うとそうではありません。
世界中どこに行っても通じる資格と言うと、TOEFLくらいなものだと思います。
あとは、日本を中心とする東アジアだけとか、ヨーロッパだけとかになるんですね。
前者の典型がTOEIC、後者の典型はケンブリッジ英検やIELTSでしょう。
当然のことながら、英検は日本国内だけでしか通用しません。
で、英語の資格を取るのには、それなりの目的がありますよね。
その目的は、大まかに分けると3つだと思います。
1.自分のため
2.就職・転職のため
3.留学のため
自分のためとはすなわち、自身の英語力の上達具合を客観的に見るため、ということです。
どれくらい進歩したのか、上達したのかを知るには、やはり何らかの試験を受けるのが手っ取り早い。
そのために、とりあえずメジャーな英語資格を取ってみよう、というものですね。
就職・転職のため、というのは、実はこれが現在の日本では一番多いケースではないかと思います。
実際、日本はここ十年くらい猫も杓子もTOEIC状態ですよね。
とりあえずレジュメ(履歴書)に書けるくらいのスコアを取らなくては、
と、多くの人が必死になっているのが今の日本の惨状、もとい現状ですね。
最後に、留学のためというのは、これもわかりやすいですね。
海外の大学や専門学校に入学するには、TOEFLが必要です。
イギリスやオセアニアはIELTSでも大丈夫ですが、北米の大学はTOEFLでないと
ダメなところが多いんですね、今はまだ。
日本が、ここまでTOEIC一辺倒になったのは、
それまで独占状態だった英検が、典型的な受験英語で役に立たない、
という批判を浴びたからにほかなりません。
では、実際に英検の資格はそんなに役に立たないのか、というとそんなことはないんですね。
英検は、確かに昔は「おいおい、そんな単語一生に一度出会うか出会わんかやろ~」といった
めったに使わない語彙や既に死語と言ってもいいイディオムが出てきましたし、
あの悪名高いスペル問題なんかもありました。
また、2次試験の面接も、これまた典型的な日本の学校教育を反映した内容で、
優等生的な解答をしないと、英語力が高く流暢に話せても不合格になってしまうという、
そういう要素がある試験でした。
でも今は違います。
英検は、4技能がバランスよくテストされる内容となっており、TOEICなんかより数段良いと、
私は思いますね。なので、英検は役に立たないから・・・と思っている人は、
認識を変えてもらいたいと思います。
で、TOEICですが、これは、内容が非常にビジネスに偏っています。
それは、元々が日本企業のためにETSが作った試験だからというのもあります。
テストのためのテストっぽい部分が若干あるために、ある程度受験対策的な勉強をしないと、
スコアが伸びない、という要素も含んだテストですね。
また、TOEICはリスニングとリーディングという、2技能しかテストされないため、
スピーキング力はこれではわからないという点が特徴でもあります。
英語が話せる人は間違いなくTOEICで高得点が取れますが、
高得点を持っている人が必ずしも英語が堪能かというとそうではない、
というパラドクスが起きる、唯一の公式テストと言えます。
TOEFLは、アメリカの大学で専門的な学問が学べるだけの英語力があるかどうかを測るテストです。
なので、ある程度アメリカの歴史だとか文化だとか、そういったものを理解していないと高得点は出せません。
そういう意味では、上記のふたつとは根本的に違うと言えるでしょう。
当然、内容もアカデミックなものが中心となるため、単語の質も違ってきます。
TOEFLは、日本人学習者にはかなりしんどいテストだと思います。
特に最近のIBT(コンピューターを使ってのテスト形式)は、私もちょっとだけやってみましたが、
これってちょっときつくね?(今時の若い人風に)と思ってしまいました。
で、これと比べると、まだIELTSのほうが日本人には易しいと思います。
IELTSというのは、日本ではマイナーですが、イギリスやオセアニアの大学に入るのに必要なテストで、
TOEFLのイギリス版と言えばいいでしょうか。
ほとんどの英豪の大学や大学院はTOEFLのスコアを受け入れているので、
IELTSを取らなくても入学が可能です。
ただ、その逆、つまりアメリカの大学でIELTSを受け入れているところはあまりないんですね。
けれども、ゼロではありません。
探せばありますし、実際アイビーリーグの中にはIELTSを積極的に受け入れ始める動きもあるのです。
なぜこういうことを言うかといいますと、IELTSのほうが、日本の受験問題みたいで馴染みがあるんですよ、
私たち日本人には。
なので、TOEFLである程度スコアが伸び悩んでしまった、という人は
こちらをトライしたほうがいいと思います。
もちろん、自分が留学したい大学がIELTSを受け入れているかどうか調べてからですけどね。
以上、英語の資格いろいろ、でした☆
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