やはり、という感じ満々ですが、大手英会話スクールのジオスが倒産しましたね。
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NOVAに引き続いての惨事ですが、少し前にジオスのオセアニア法人がつぶれた時点で、
こうなるのはもう目に見えていました。
私の周りで英語を勉強している人はみな冷静で頭の良い人たちが多いので、
この手のスクールに通うような人はいないとは思いつつも、心配なのでこっそり
「ジオスは危ないよ」と伝えていました。
なので、大丈夫だとは思うのですが・・・
私は、若いころかなり長い間大手英会話スクールで講師をしていました。
当時はまだバブルの名残があったからか、英会話講師の処遇はそこそこよかったのです。
特に、外国人講師などは高い時給を取っていて、
非常勤でも月に40万円稼いでいる人も少なくありませんでした。
彼らはみな若く、student loan(北米の学生は大学の学費を親ではなく本人が払うため、
ローンを組むのです)を返済するために日本に来て英語を教えていました。
高額の時給をもらえるうえ、他にプライベートレッスンなどをしている人もいて、
そういう人たちは2年ほどで十分貯金をしローンを返しとっとと母国に帰って行きました。
その、古き良き英会話黄金時代の話がいまだにひとり歩きしているせいか、
現状を知らずに日本にやってくる外国人が後を絶ちません。
まともにTESOL(英語教授法)の勉強もしたことがない、
ただ英語がネイティブというだけで下手すると大卒でなくてもお金になる。
そういう夢のような時代がかつてはこの国に存在したことを、みんな知っているのです。
今の英会話産業は、はっきり言って終わっています。
講師の労働条件はひどく、外国人で日本語が読めないのをいいことに
会社に都合のいい契約にサインさせたり、またスクールマネージャーなどは、
どこぞの居酒屋や餃子チェーン店の店長のようにノルマを課され、アップアップしています。
生徒は金づるですから、なるだけ長期間に渡って通わせ高いレッスン料を絞り取る。
そういう状況を目の前で見てきた私としては、こういう生徒やスタッフ、講師を食い物にするような
ブラック企業はとっととなくなったほうがいいと思っています。
誤解を招くといけませんが、英会話学校すべてがダメだと言っているわけではありません。
ただ、多くの大手スクールは間違いなくブラック企業です。
もしもあなたが真剣に英語をやろうと思っているのであれば、
本当に必要なものは何か、もう一度考え直してみてください。
日本人はいつも搾取されっぱなしで、痛い目にあっても泣き寝入りばかりです。
NOVAの時もそうでした。
もういい加減、騙されてはいけません。
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