イングリッシュブートキャンプ:由美です。
ランキング下降気味です~(´∩`。) 応援の1クリック、よろしくお願いしますラブラブ
     ↓  ↓  ↓
 にほんブログ村 英語ブログへ
携帯はこちらへ⇒人気ブログランキングへ

私が英語業界に入って、もう20年以上が経ちました。
学生時代のバイトも含めると、四半世紀になるでしょうか(^_^;)
最近思うのが、英語学習に終点はない、ということです。
「これでいい」と思ったら、そこがあなたの終着点、それでおしまいです。
死ぬまで勉強だ、と言ったのは誰でしたっけ・・・昔の芸人さん?
忘れましたが、そんな気分です。

ところで、英語を学ぶスタンスは人それぞれですし、色んなスタイルがあって当然だと思います。
なのでこれは決して、批判でもなんでもありません。
あくまでも私の個人的な思いというか、感覚です。
それを念頭に置いて、以下を読んでいただければと思います。

私は、英語は喧嘩をするために学ぶものじゃないと、常々思っています。
ネイティブに勝つために英語をやる、というのは私には非常に抵抗があります。
でも、そういう人が結構いるなぁ・・・というのが正直な感想です。

ネイティブよりも多く語彙を知っている、ネイティブより深い知識を持っている、
ネイティブと討論しても打ち負かすだけの力がある、といったようなスタンス。
これは男性に多いように思います。
もちろん、それがモチベーションになるのであれば、別にかまわないわけですけども。
だけど、なんだか語学を習得するという行為の、一番素敵な部分をザックリ切り捨ててるようで、
私はちょっと悲しくなるんですよね。

語学習得って、母語じゃない言葉を使うことで、世界の色んな人と知り合い仲良くなれる、
それまでは外側からしか見ていなかった、未知の世界を肌で感じる。
そうすることで、今まで知らず知らずのうちに抱いていた偏見とか、ステレオタイプから抜け出す。
人類みな兄弟じゃないですが、個人レベルで平和への一歩となるのが、
語学習得の一番の醍醐味だと、私なんかは思ってるんですよ。
そのお手伝いをしたい、微力ながら人が平和で友好的になれるよう、尽力したい。
そう常々思っています。

それが、まるで喧嘩道場のような英語修練となると、ベクトルがあらぬ方に向いているようで、
私の心はざわざわするんですねぇ・・・
それってなんか違うんじゃないの、と思ってしまうんです。

ここで、生徒さんからのメッセージを紹介したいと思います。
発音クリニックを受講されている、Hさんから以下のようなメールをいただきました。

先生の予言通り、リスニング力、上がっていると思います。
昔は「むにゃむにゃぐちゃぐちゃ?」というようにしか聞こえなかった英語音源が、
息を止めて聞かなくとも(笑/息を止めても意味はないのですが気持ちとして)単語を
キャッチできるようになりました。
我ながら驚きました!
もうこれは、日本中に、「何より最初に発音を練習すべきだ!」と吹聴して回りたいくらいですが、
その一方で、そういうふうに指導できるプロが少ないのも事実だと、思います。
ブートキャンプのレッスンに通うことができて、本当に、ラッキーです。

Hさんは大学で英語を教えられています。
ネイティブの早口の英語が聞き取りにくい、というので発音クリニックに入会されました。
「ひと月もしないうちに、あれ?というくらい耳が変わりますよ」と入会時にお話したのですが、
その後、嬉しいメールをくださいました。

スカイプコースを受講されている、Fさんからはこのようなメッセージをいただいています。

クライアント(米人)から「話し方が変わったね。英語が上手くなったね」と言われました!
電話を取る時の第一声の”Hello, may I help you?”がアメリカ人っぽいと言われたんです!
こんなことは初めてです、先生のおかげです。
本当にありがとうございました!

このFさんは、仕事でどうしても英語が必要で、だけど元々は英語は苦手。
学生時代から嫌いな教科だったし、理系肌ということもあって、話すこと自体が苦手という方です。
最初は半ばいやいややっていたのが、このネイティブのひと言で、俄然やる気が出ました。
そしてそれ以降の英語力の伸びがすごいです。
元々インプット力は高い人だったので(TOEICも700点代後半)、アウトプット力の伸びで、
全体的な力が大きく跳ね上がりました。
今は、仕事のためというより、英語そのものを楽しんで学習されています。

Fさんのようなパターンは、結構多いんですよ。
外国語に興味もないし、おしゃべり自体が苦手で、あまり人と積極的にしゃべるタイプではない。
けれども、ネイティブに自分の言ったことが通じた、発音を褒められたという経験は、
その人がこれまで感じたことのない何か、琴線とでも言うんでしょうかね、そこに触れるんです。
それは未知の体験であり、今までベールで包まれていた世界に一歩踏み込んだような、
そんな感じの爽快な喜びなんですね。
ネイティブに勝ってやる、というハングリー精神は、確かに効果はあるのかもしれません。
けれども、そこに陥るとこういった純粋な喜びとか、人と関わることの醍醐味とか、
そういうのがなくなってしまうので、もったいないと私なんかは思うんですよね。

私は、英語以外に日本語も教えてるのですが、同じことが先日日本語レッスン中にもありました。
スカイプで日本語レッスンをしているのですが、その時の生徒さんに何気なしに言ったひと言、
“Wow, you sound like Japanese!”に、その生徒さんがものすごく喜んだんですよ。
彼曰く、同じように日本語を勉強している友人たちから言われても、それはそれで嬉しいけど、
でも自分は彼らよりうんと努力しているという自負があるから、そこまで感動しない。
心の奥底で、「そりゃそうだろう、だって頑張ってるもん」と思ってしまうと。
けれども先生(日本語ネイティブ)に言われると、理屈抜きで嬉しい。
やっぱりネイティブに褒められると、モチベーションが上がると。

逆に、日本語がかなり堪能な人で、日本人と話す時にギラギラしている人がいます(笑)
このネイティブ(日本人)を、いかにして負かしてやろうか。
そういう態度で、たたみ掛けるように話してくる人。
でもって、やっぱりそういう人はほとんどが男性なんですよね。
男性のほうがどうしても攻撃的というか、何事も点数や勝ち負けで捉えやすいんでしょうか。

「自分はあなたより難しい四字熟語を知っている」
「難しい漢字が書ける」
「日本の政治家の名前とそのポリシー、あなたどれだけ言えますか?」
「経済の話が日本語でこれだけできますよ、日本人のあなたよりも」

という態度がものすごく全面に出ていて、正直うんざりします。
そして、そういう人とは今後お友達としてお付き合いしたくないなぁ、と思ってしまいます。
たとえ日本語がそんなに上手じゃなくても、そしてその人が英語のネイティブではなくて、
英語も片言だったとしても、友好的でこちらに心を開いてくれている人のほうが、
好感が持てるし、仲良くなりたいと思うものです。
人って、感情の生き物ですから。

世界中の人と喧嘩をするためじゃなくて、世界中の人と仲良くなるために、英語を習得してほしい。
そんな風にしみじみ思う、今日この頃です。

この記事に共感したという方は、ポチっとお願いします音譜
    ↓  ↓  ↓
 にほんブログ村 英語ブログへ

メラメラ11月週末ブートキャンプ開講決定!締め切りました!
英語発音教材『Yumiの脱カタカナ英語マニュアル』発売中♪ 詳細はこちら☆
手紙無料メルマガ発行中 3ヶ月でネイティブ発音になれる!英語マスターへの道
ホームステイに興味のある方は、こちら♪
お申込・お問い合わせは 手紙info@englishbootcamp.jpまで
カウンセリング・体験レッスン予約状況はこちらメモ


スポンサーリンク

関連コンテンツ