発音を向上させたい人、フルエンシー(流暢さ)をアップさせたい人。
知識はそこそこあるし聞き取りもそれなりにできるけど、話すのが苦手な人。
こういう人におススメなのが、洋楽カラオケです。
洋楽を聴くと、確実に発音やフルエンシーはアップします。
といっても、ただ漫然と聴いているだけでは効果はありません。
一緒に歌う、これがとても大事なんですね。
英語は、8ビートだとよく言われます。
子音がメインで強弱のはっきりした英語は、ポップスやロックのリズムが合います。
それに対し、母音がメインで抑揚の少ない日本語は、ロックに乗りにくいと言われています。
音符やリズムに乗せて英語を話すという訓練は、発音向上に非常に効果的なのです。
たとえば、Chicagoのヒットソング、Hard To Say I’m Sorryを見てみましょう。


“Everybody needs a little time away,” I heard her say, “from each other.”
“Even lovers need a holiday far away from each other.”
Hold me now.
It’s hard for me to say I’m sorry.
I just want you to stay.
After all I’ve been through, I will make it up to you. I promise to.
And after all that’s been said and done,
You are just the part of me I can’t let go.
Couldn’t stand to be kept away just for the day from your body.
Wouldn’t want to be swept away, far away from the one that I love.
Hold me now
It’s hard for me to say I’m sorry.
I just want you to know.
Hold me now.
I really want to tell you I’m sorry.
I could never let you go.
※ After all から繰り返し
この曲は、不定詞が多用されています。
It’s hard for me to say I’m sorry.
I just want you to stay.
I promise to.
I really want to tell you I’m sorry.

はい、中学英語で習いましたね、It’s ・・・for + 人 to 不定詞の構文です。
誰々が~するのは・・・だ、つまりここでは、
私がI’m sorryと言うのは難しい、という意味になります。
なかなかごめんって言えないんだけど、というくらいのニュアンスですね。
この曲がリリースされたとき、日本では「素直になれなくて」という邦題がついていました。
なかなか上手いタイトルだと思います。
ごめんって言うのが難しい僕、ということなので「素直になれなくて」。
こうして見ているだけだと非常に簡単ですが、いざ歌ってみると、
このサビの部分はなかなか早くてついていけないことに気づくと思います。
特に、I really want to tell you I’m sorry、のくだりは難関です。
英語は文字と発音が一致しない、ちょっぴりイケズな言語です。
want to と書いて、wannaと発音します。
そうしないとリズムに乗れません。
リズムに乗れないと歌っていて遅れてしまいます。
これは日本語でもあることですが。
一緒に歌うと、遅れる部分が必ず出てきます。
そして、そこの発音が上手く言えてないということに気づきます。
文法的には簡単で、頭では理解していても、それと口に出すことは別物なのです。
フルエンシーを付けたい人は、洋楽カラオケに挑戦するといいでしょう。
ダウン洋楽カラオケ、やってみたい人はクリックプリーズ音譜
人気ブログランキングへ
にほんブログ村 英語ブログ 英語学習情報へ
にほんブログ村
ペタしてね


スポンサーリンク

関連コンテンツ