イングリッシュブートキャンプ:由美です。

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★翻訳の世界は奥が深い

先日、「日本語にしにくい英語フレーズ3選」というのを、紹介しました。
それらは全て、英語的(西洋的)価値観だったり、文化的背景だったりするために、
日本ではそういった概念がなく、翻訳できない(またはしづらい)、といったフレーズです。

今回は、その逆をやりたいと思います。
つまり、日本人特有の思想や、社会的構造から来る、独特の言い回しです。
英語にしようと思っても、「欧米ではそういうこと、しない(言わない)よ~」というパターン。
そういう場合でも、なるだけ近いニュアンスで訳すのが、通訳・翻訳のお仕事です。

というわけで、今回はこの3つを取り上げました。

good job

★主体(主語)がはっきりしない、日本語と言う言語

さて、日本語の難しいところは、主体が何(誰)なのか、何(誰)に向けての行為なのか、
そのへんが極めて、あいまいなことです。
今回取り上げるフレーズも、主語がありません。

お疲れさま。 

はい、これ、誰が疲れたのか、なんで“疲れ”という名詞に、“様”という敬称が付くのか。
そんなこと考え出すと、混乱してきますので、ここでは飛ばしますよ(笑)
英語でこの手のニュアンスに、最も近いフレーズが、これではないでしょうか。

Good job.

Well done. と言ったりもします。
good job だからといって、必ずしも“いい仕事をした”という、意味合いで使うわけではありません。
How are you? が、単なるあいさつで、本当に相手の状態を、聞いているわけではないのと同じです。
本当に相手を、「よくやったね」「すごいですね」と褒めたいときは、You did great! とか、
That was awesome! とか、Fantastic! とか言うのが普通です。
Good job.は、とりあえず言っておけば無難な、便利なフレーズなのです(笑)

よろしくお願いします。

はい、これもあいまいですよね。
何をお願いするのでしょう?
誰が、誰に、だけじゃなくて、何を、というのまであいまいです。

このフレーズは、色んな状況で使いますね。
初対面の人に対して、「今後とも色々お世話になりますが、よろしくお願いします」という場合もあれば、
何か仕事の依頼や、お願いごとをしていて、「頼んだよ、お願いしますね」という場合もあります。

まずは、前者の場合。
ビジネスシーンで使う時ですね。

I’m looking forward to working with you.

一緒にお仕事できるのを、楽しみにしています。

これ、よく使うフレーズです。
日本語でいうところの、「よろしく」にあたります。

で、後者の場合は、

Thank you in advance.

in advanceは、前もって、事前に、という意味ですね。
頼みごとの最後に、この一文を添えることが、結構あります。
あらかじめ頼んだからね~ありがとね~、というニュアンスになります。

がんばって。 

頑張る、という動詞自体が、英語には存在しません。
そもそも、歯を食いしばって頑張る、というのは日本の文化なのでしょう。
英語圏では、頑張るのではなく、力を出し切って思い切り楽しもう、という意識が強いです。

なので、これが一番しっくりきます。

Enjoy.

逆に、このenjoy という動詞を、和訳するのは骨が折れます。
楽しんでね、という言い方自体、日本人はあまりしませんし、なんだか歯が浮いたセリフになります(^ ^;)

このあたり、文化の違いが如実に出ていて、翻訳の面白みを味わえるところです。

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