イングリッシュブートキャンプ:由美です。
今回は私たち日本人が苦手な、リダクション(音の脱落・省略)について、解説したいと思います。
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言葉は単語で話すわけではない
リダクションとは、おおざっぱに言うと、本来の音が変化することを言います。
リエゾン(音の繋がり)も全部ひっくるめて、リダクションと呼ぶこともあります。
単語を個別に発音する時と、文章で言う時とでは、言い方が変わりますね?
たとえは、「あなたは山田さんではありませんか」という日本語。
これは話し言葉だと、「あなた山田さんじゃありませんか」と言うのが自然です。
助詞の「は」が脱落し、「では」が「じゃ」に変化しています。
このように日本語でも、リエゾンやリダクションは日常的に起きているのです。
他にもたとえば、イントネーションなども、単語単体と文章では変化が起こります。
わかりやすく、日本語の数字「3」を例にとってみましょう。
これを、単独で言ってみます。
「1、2、3」と、数えてみます。
「1、2、3」
単独で言った時の3のアクセントは、「さ」が高くて「ん」が低いですね。
では、これが「3月」や「3階」のように、他の単語と組み合わさった場合、アクセントはどう変わるでしょう?
3月、3階
どうですか?
「3月」と「3階」では、同じ「3」でもアクセントが違いますね。
「さ」が高く「ん」が低いパターンと、逆に「ん」で上がるパターンに、分かれるわけです。
このように、言葉と言うのは単語単体の発音やイントネーションが、組み合わせにより変化するのです。
そして、その変化パターンを覚えることがいかに重要かいうことが、わかるかと思います。
リダクションにもルールがある
英語もまったく同じです。
言葉と言うのはそもそも、単語単体で話すことなど、めったにありません。
必ず他の単語と組み合わさります。
その際にイントネーションが変化したり、あるべき音が脱落したり、別の音に変わったりします。
それを、リダクションと呼びます。
このリダクションには、ルールがあります。
今回紹介するのは、Do you のリダクションです。
例文は、
Do you want to come?
これをまずは、リダクションなしに、いわゆる教科書英語で言ってみます。
パターン① 教科書英語
はい、これなら問題なく聞き取れた、という人が多いのではないでしょうか。
しかし残念ながら、こんな風に話すネイティブは、まずいません。
実際は、want to は発音が wanna に変わります。
なのでこんな風になります。
パターン② 普通の言い方
これもOK、問題ないですという人は、さらに次に進みましょう。
今度はもっとくだけた、いわゆる友人や家族など、それなりに親しい人と話す時の言い方です。
ここでは、do you が ja に変わります。
パターン③ くだけた言い方
Do you want to が「ジュワナ」に聞こえますね?
これこそが、リダクションのなせるわざなのです。
もちろん、先生や上司など、丁寧に話すべき相手にはこんな言い方はしません。
状況によって、パターン2と3を、使い分けるのがネイティブです。
そして、このdo youのリダクションを知らないと、パターン3を聞きとることは難しいのです。
逆に、知ってさえいれば、どうってことありません。
では最後にもう一つ、こちらも同じ、do you がリダクションされた例です。
What did you say?
最初はリダクションなし、2回目はリダクションありです。
リダクションされることで、フレーズのリズムも変わってきますね。
日常会話は、リダクションのオンパレードです。
それに慣れることが、普通のネイティブの会話が聞き取れるようになる、近道なのです。
まずは、リダクションパターンを知るところから、始めましょう。
英語は発音が基本
せっかく語彙やフレーズを知っていても、音そのものが聞き取れないと、ネイティブの会話についていくことはできません。
言葉は音から成り立っています。
リスニングの壁に突き当たっている人は、発音をいちからやり直してみましょう。
『Yumiの脱カタカナ英語マニュアル』は、英語の基本発声である喉の開き方から、個々の子音・母音はもちろんリエゾンやリダクションまで、段階を踏みながら習得できるようにまとめられています。
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