イングリッシュブートキャンプ:由美です。

20年ぶりにカナダの首相が、ホワイトハウスを訪れました。
ネット上では“bromance”だと騒がれている、ホットな2人。
New York Timesの記事と、セレモニーの様子を、見てみましょう。

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“bromance”ってなに?

トゥルドーさんとオバマさんの仲良さげな様子を見て、ネットで“bromance”だと騒がれている、
と書いているのはあの、New York Timesです。

こちら⇒In Trudeau and Obama, the Internet Sees a Budding Bromance

はて。

このブロマンスって単語、聞いたことある人は、なかなかの情報通♪
これは、brotherとromanceをかけた、スラングというか造語です。
いわゆる男性同士の、友情を越えた恋愛関係にも似た、相棒的な関係を指します。
古くは「スタハチ(スタスキー&ハッチ)」に始まり、今なら「シャーロック」あたりが、
ブロマンス物ドラマの代表格でしょう。

ブロマンスは、男前二人組でないといけないという、ルールがあります(これ、ホント)。
どちらか一方が男前で、もう1人は平凡、というのでもOK。
カナダのトゥルドーさんはイケメンなので、騒がれてしまったのかもしれませんね(笑)

政治家のスピーチは聞き取りやすい

さて、オバマ大統領とトゥルドー首相の挨拶ですが、ところどころフランス語が入るのは、
トゥルドーさんの第一言語がフランス語だからでしょう。
カナダは、ケベック(Quebec、発音はコベック)州という、フランス語圏があります。
歌手のセリーヌ・ディオンも、母語はフランス語です。
全てのカナダ人がフランス語を話すわけではないですが、日本人が思う以上に、重要な言語です。

政治家のスピーチには、当たり前ですが必ず原稿があります。
それを何度も読み込み、聴衆に効果的に聞かせるよう、専門家について特訓をします。
なので、はっきりと明瞭に話しますから、英語学習者には聞きやすいものとなっています。
初中級者も、ぜひ挑戦してみてください。

というわけで、ディクテーションです。



Bonjour. On (*      ) of the American people, on (*     ) of Michelle and myself, it is my honor to welcome to the United States Prime Minister Justin Trudeau, Mrs. Grégoire-Trudeau, their beautiful children, and the quite good-looking Canadian (       ).

It’s long been (     ) that you can choose your friends, but you cannot choose your neighbors. Well, by virtue of geography, the United States and Canada are blessed to be neighbors. And by choice, we are steadfast (      ) and the closest of friends. The truth is, though, we don’t express this (      ), in part because of our national characters. Our Canadian friends can be more reserved, more easygoing. We Americans can be a little louder, more boisterous. And as a result, we (       ) always conveyed how much we treasure our alliance and our ties with our Canadian friends. And that’s why, today, we are very proud to welcome the first official visit by a Canadian Prime Minister in nearly 20 years. It’s (      )time, eh?

And what a beautiful day it is. Which is a little unfair. As President, my very first foreign trip was to Canada — to (       ) in February. In the snow. Still, our friends from the Great White North gave me a very warm welcome. Mr. Prime Minister, we hope to reciprocate some of that warmth today, with your first official visit south of the (       ).

* には同じ単語が入ります。

数いる政治家の中でも、オバマさんの英語は少し、聞き取りにくいと思います。
それはオバマさんが、比較的カジュアルな話し方をすることが、大きな原因でしょう。
いかにもよそいきの言葉です、という話し方ではありません。
おそらく、この二人のスピーチを聞いた時、多くの方が、トゥルドーさんの英語の方が、
聞きやすいと感じるのではないでしょうか。

スピーチはあくまでも原稿があり、それを読み上げています。
なので普通の会話とは違います。
初中級レベルの学習者は、まずはスピーチがだいたい理解できるようにいなる、というのを、
目標とするといいでしょう。

解答とおまけ

では、ディクテーションの解答です。

behalf
delegation
said
allies
enough
haven’t
about
Ottawa
border

どうですか?
重要な単語としては、この手の時事英語に頻出の、delegation(使節団)やallie(同盟国)
また、on behalf of ~(~を代表して)などがあります。
スピーチの決まり文句でもあるので、知らなかった人はこれを機にぜひ、覚えてください。

オバマさんの、“It’s about time, eh?”というセリフ。
eh?は、カナダ人の口癖です。
なので、ここでカナダ弁(って言うと変ですが)を、親しみをこめて真似したわけですね。

正直、アメリカ英語とカナダ英語の違いは、私もほとんど聞き分けができません。
唯一「あ、これはカナダ人だな」と思うのがこの、“eh?”という口癖です。
シンガポール人の「ラ~」みたいな感じです。

アメリカとカナダは多くの価値観を共有する、仲の良い隣国同士である。
けれどもどうしても譲れない部分がある、それは「どちらのほうがビールが美味しいか?」とか
「どちらのほうがホッケーが強いか」といった問題だ、とオバマさんが言っています。
そこで、Where’s the Stanley Cup right now?(スタンレー杯は今どこのチームにあるか)と、
言っていますね。
このスタンレーカップとは、NHL(北米ホッケーリーグ)の優勝杯のことです。
オバマさんは、自分の地元であるシカゴのチームが優勝した、と誇らしげに言います。
それに対してトゥルドーさんは、シカゴのチームにはカナダ人選手がたくさんいますから、
と応戦しています(笑)

ホッケーは、北米においてかなり人気のあるスポーツです。
ちなみに、アメリカ人(カナダ人)がhockeyという時、これはice hockeyを指します。
そもそもアイスじゃないホッケーって、私は見たことない気がするのですが・・・

ともあれ、仲の良さそうな二人のスピーチです。

リスニングを鍛えるには発音から

知ってる単語なのに、簡単なフレーズなのに、聞き取れない・・・
それは音そのものが、聞けていないからです。
または、全然違う音として、認識しているせいです。

言葉は発音が基本です。
まずは、発音のルールを理解するところから、始めましょう。

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リエゾンやリダクションまで、段階を踏みながら習得できるように、まとめられています。

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