イングリッシュブートキャンプ:由美です。
日本語には共通語(標準語とも言います)がありますね?
テレビのアナウンサーが話すアクセントが、まさにそれです。
一般的に、メディアに出る人(タレントや役者など)は、この共通語を話す人が多いですが、もちろん方言で話す人もいます。
では、アメリカにも標準語、標準アメリカアクセントというのはあるのでしょうか。
CNNのニュースキャスターの話す英語が標準語?
さて、日本ならNHKのアナウンサーの話す言葉がいわゆる標準語ですが、アメリカはどうでしょうか。
実は、アメリカ人は日本人のように「これが標準語だ」という認識を、一般的にはあまりしていないのです。
もちろん、言語学的にはいわゆる標準的なアメリカアクセント、というカテゴライズはされており、それが私たちのような外国人が英語学習をする上で、ひとつの基準となっています。
標準アメリカ英語のことを、General American(略してGA)と言います。
けれども一般のアメリカ人に、Do you speak General American?と聞いても、「はぁ?」と言われるでしょう。
GAとは、一般的に中西部の英語を指すと言われています。
中西部と言ってもピンときませんよね。
アメリカは広いので、一言で中西部と言ってもかなり南部よりの中西部もあれば、ほぼ西海岸よりの州もあります。
で、西海岸と南部では、アクセントもかなり違ってきます。
なのでイメージとしては、イリノイ州(シカゴがあるところ、ミシガン湖付近)あたりの英語が、標準アクセントだと考えていいでしょう。
CNNなどのニュースキャスターの多くが、このあたりの出身者なのです。
けれども、基本的にアメリカ人は自分のお国訛りを治すということをしません。
ニューヨーク出身の人とLA出身の人では、アクセントが違いますが、どちらも自分が正しいと譲りません(笑)
俳優なんかもそうです。
日本のように、俳優はみな共通語を話すというわけではなく、たとえばマシュー・マコノヒーなどはバリバリのテキサス訛りで話しています(役柄でも)。
では、イギリスはどうでしょうか。
イギリスはまたアメリカとは全然違います。
それは、国の成り立ちや社会の構造が違うというのも大きいのですが、アメリカがあれほど広大な土地であるにも関わらず、その割にアクセントの幅が大きくないのに対し、イギリスは日本と変わらない国土なのに、アクセントにかなりの幅があります。
詳しくは動画で解説しているので、ぜひごらんください。
英語を学習している人は、アクセントに関してどうしても敏感になってしまいますね?
でも実際のところ、アメリカ英語に関してはそれほどアクセントのふり幅がないので、そこまで神経質になる必要はありません。
ただし、英語は日本語と比べて音の種類が多く、音域そのものが広いので、習得するのに(慣れるのに)時間がかかるのです。
多くの日本人が英語で苦労している理由が、ここにあります。
英語は音とリズムが命
日本語は音の種類が少ない言語です。
母音は「あいうえお」の5つしかありません。
それに対して英語の母音は、アメリカ英語は13、イギリス英語は20あります。
また日本語は子音がどれも弱く、したがって英語の強い子音を出す訓練が必要となります。
リスニングが苦手な人、ネイティブに聞き返されることが多い人は、一度発音をいちからやり直してみましょう。
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