イングリッシュブートキャンプ:由美です。
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masaさんのブログに、アメリカと日本のクリスマスの違い、ということが書かれていて、
ふと、今の若い日本人は、クリスマスをどう認識しているのだろう、と思いました。
私には子どもがいませんが、同世代の知人や友人には、子どもがいる人もいます。
で、話を聞いていると、子どもたちが本気でサンタクロースの存在を、信じているようなのです。
そのことに、私はものすごい驚きというか、ジェネレーションギャップを、感じずにおれません。
なので、こんな記事を書いています。
私の親は、昭和ひとけた世代です。
戦前生まれなんですね。
今の日本は、貧富の差もあまりないですし、情報もテレビやネットを通じて、
ほぼ全国同時に、行きわたります。
日本自体が、すでに経済的に豊かな国だというのも、もちろんあります。
けれども戦前生まれの世代は、そうではありません。
クリスマスなんて、都会に住む一部の富裕層、またはクリスチャンしか、祝いませんでした。
当然、富裕層でもなければ、洗練されているわけでもないうちの親は、
クリスマスなんて概念自体が、ないわけです。
なので、私が子どもの頃は、クリスマスというと、ツリーを飾ってアイスケーキを食べる日、
くらいの認識しかありませんでした。
クリスマスは、プレゼントがもらえる。
だから、普段買ってもらえないようなおもちゃを、親にねだっていました。
お寿司とか唐揚げとか、ちょっと豪華な夕食に、父親がプレゼントとケーキを買って、
帰宅するのを待つんですよ。
で、きよしこの夜を歌い、ろうそくの火を消します。
それが、私にとっての、クリスマスでした。
クラスの子を見ても、サンタクロースを信じている子は、そんなにいませんでしたね。
半々くらいだったと思います。
比較的若い親、都会の親だと、子どもに合わせていましたが、親が年を取っていると、
「クリスマス?サンタクロース?そんなもん、外国のおとぎ話や、うちは関係ない」
のひと言の元に、終わってしまいました(笑)
日本が、クリスマスだなんだと騒ぎ始めたのは、80年代のバブルの頃だと思います。
シティホテルを予約して、高いディナーを食べて泊まる。
それがカップルの、イブの過ごし方・・・みたいな風潮が、当時はありました。
不況長引く今の日本では、それもまた嘘みたいな話ですが。
まあ、ともあれ、クリスマスの思い出って、私にはないなぁと。
ツリーの飾り付けをしたこととか、アイスケーキが食べられて、嬉しかったことくらい(笑)
真剣にサンタの存在を信じている、今の子どもたちと私とは、既に別の文化圏というか、
不思議な感覚に、陥りますねぇ。
自分が親だったらまた、違うんでしょうけどね。
しかし、これほどまでに異教徒の祭りに興じる国って、日本のほかにはないでしょうね。
「日本人は、神道で生まれ、キリスト教式に結婚し、死んだら仏教で弔う」
と、ある米人のお友達が言っていました。
そもそも、神仏混じった状態だから、複数の宗教を受け入れることに、抵抗がないのでしょうね。
面白いなぁと思います。
先日マレーシアに行ったこともあり、イスラム教にも興味がわいてきました。
ちょっと勉強してみようかなと思う、今日この頃ですo(^-^)o
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