イングリッシュブートキャンプ:由美です。

英語を学習する理由には、いろいろありますね。

外資系企業に転職したいから。
海外留学を目指しているから。
仕事でどうしても必要だから。
外国人の友達や恋人がほしいから。
映画やドラマを字幕なしで見たいから。

人それぞれ理由は違えど、英語を学ぶというところは共通しています。
今回は、中でもちょっと特殊な、通訳者を目指しているというケースを、取り上げます。

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英語を流暢に話すために必要なこと

さて、通訳者になるためには、当然のことながら、その言語を流暢に話せなくてはなりません。
つっかえつっかえ話す通訳者はいませんし、それでは仕事になりません。
発音も、ネイティブが聞いた時、聞き苦しくない程度でないと、通訳は務まりません。
では、そのレベルに達するには、どうすればいいのか。

まず、英語をマスターするには、英語を英語のまま理解する、ということが必要です。
これは、いわゆる学校英語のような、日本語から英語へ、英語から日本語へ翻訳して考える、
というやり方では、無理なんですね。
一々長文を訳し訳し読んでいたら、時間がいくらあっても足りません。
TOEICでも英検でも、それでは長文問題は時間切れになって、解くことができません。

Thank you.というフレーズを、「thank=感謝する、you=あなた、だから“あなたに感謝する”」
なんて訳す人は、まずいないでしょう。
これは誰しも、Thank you.というフレーズが、お礼を言う時に使うフレーズである、つまり、
日本語の「ありがとう」と同じ意味だ、と理解しているからです。
ところが、長い文章になってくると、途端に一語一語訳し始めます。
Thank you.のように単純なフレーズなら、脳の中でそのまま処理することができますが、
長い文章や、難しい単語が入ってくると、それがうまくいかなくなるためです。

第二言語を習得する時、私たち大人は母語を介さず、そのまま飲み込むように理解するのは
かなり無理があります。
なので、最初は面倒でも単語を覚え、フレーズを覚えていくしか、ないわけです。
ところがこれは、ある程度のレベルに達すると、方向転換していく必要があります。
母語を介さずに、第二言語(英語)をそのまま、理解し覚えていくという作業をしないと、
最終的にその言語をマスターすることは、できないんです。

英語を英語のまま理解するということ

では、母語(日本語)を介さず、英語を理解するにはどうすればいいのでしょう?
あなたが中級以上の学習者(TOEIC700点以上)の場合、心がけてほしいのが、
多読とネイティブとの会話です。
初中級者の場合は、インプットを増やす必要があるので、とにかく語彙を増やしましょう。
文法をしっかりやって、語彙やフレーズを覚える。
これをみっちりやりましょう。
そして、中級レベルに達するまで、ひたすらそれを続けてください。

中上級者は、多読をやりましょう。
多読とは、辞書を引かずにひたすらたくさん、読み進めることを指します。
たとえば途中、わからない単語やイディオムが、出てきたとします。
それでも我慢して、読んでいきます。
すると、何度も同じ語彙や慣用句が出てくるうちに、話の文脈から推測できるようになります。
これって、こういうシチュエーションでこういう時に使うのかな・・・とわかってくるんです。
そうなるとしめたもの。
日本語を介さず、英語を英語のまま、理解し始めている証拠です。
こうして、母語を介さずに理解した語彙やフレーズは、定着率がとても高いのです。

同じことが、ネイティブとの会話にも言えます。
何気なくネイティブが使う、語彙やフレーズに、知らないものがあったとします。
それを必死で耳でコピーします。
耳で覚えたことは、なかなか忘れません。
私はアメリカに留学していた時、ネイティブがやたらと「オーサム!」というのを聞いて、
「おお寒っ!」みたいだなぁと、思ったんですね(これ、本当ですww)
でもちっとも寒くない(笑)
というより、ネイティブは何か感動したときに、ポジティブな意味合いでこれを言っている。
そのうちそれが、awesomeという形容詞だとわかりました。
学校英語では、こういった実際の会話で、頻度の高い形容詞を、ほとんど習わないんですよ。
だから渡米するまで、この単語を知らなかったのでした。

繰り返し使われる、頻度の高い語彙やフレーズ。
これは、中上級者になってくると、そのまま英語のまま理解し、飲み込むように習得する、
ということができるようになってきます。
そして実際に、自分も使ってみる。
このフレーズ、今使えるんじゃないかな、と思ったときに、勇気を出して使ってみるんです。
そしてそれがネイティブに通じた時、成功体験として、脳の記憶に深く刻み込まれます。
これが、外国語が上達するための、唯一で絶対的な条件なのです。

そうやっていくうちに、流暢さは上がっていきます。
外国語を習得する上で、このプロセスは大変重要なんですね。
そして上級者になればなるほど、英語をそのまま英語で理解するようになります。
このレベルになってくると、通訳者としての素地が、出来上がりつつあると言っていいでしょう。

では、英語が流暢であれば、バイリンガルに近い状態であれば、通訳はできるのか。

答えは、NOです。

通訳とは、そういう単純なものでは、ないんですね。
このことに否が応でも気付かされたのは、20代の頃、駆け出しの通訳をしていた時でした。

長くなったので、お話は後半に続きます。

英語は音とリズムが命

外国語を習得するには、まずは発音から始めましょう。

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リエゾンやリダクションまで、段階を踏みながら習得できるように、まとめられています。

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