イングリッシュブートキャンプ:由美です。

誰もが知っているような中学英語が、時として大きく足を引っ張ることがあります。
たとえば、発音。
今回のテーマは、実は同音異義語ですよ、というお話です。

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ネイティブが犯しやすいミスの代表格が、They’re/there/their

まずはこちらの動画を、見てみましょう。
クリックするとウィンドウが立ち上がり、動画が見られます。

これは子供向け教育番組ですね。
解説内容は、They’re/there/theirの使い方についてです。
マペットが、They’reはthey areですよ、と説明していますね。

そもそもなぜ、こういう説明が必要なのか。
それは、ネイティブの子供は(大人でも)よく、これが3つを混同してしまうからです。
なぜ混同するか、それは発音がまったく同じだからです。

はい、ここで「えっΣ(゚Д゚;o) 」と思ったあなた。
3つとも同じ発音なの、それは知らなかった、というあなた。
そうなんです、これら3つは全く同じ発音、つまり同音異義語なんです。
だから書く時に混同して、They’reなのにTheirとか書いちゃう人が、結構いるんですよ。

他にも、toとtoo、You’re とyourなど、ネイティブが間違うパターンですね。
I think so to.とか、大卒者でもたまに書いてたりします(苦笑)
おいおい、間違ってるぞ~~~って、心の中で突っ込んでいますが(^ ^;)

日本人が注意しないといけないのは発音のほう!

さて、このビデオのタイトルは「Fix your grammar」、つまり「文法を正そう」です。
正しい文法を身に着けようというのが、主旨なわけです。
ネイティブの場合、話せるようになってから、文字を習うわけですから当然ですね。
でも私たちノンネイティブは違います。
They are も there も theirも、中学1年生くらいで習います。
単語の意味と、基本文法を理解していれば、書く時に間違うことはまずありません。

がしかし、発音に関しては無頓着というか、学校でまともに習わないために、
これらが同音異義語であるという認識が、ない人が多いんですね。
They’reを「ゼイアー」と発音する人が、ほとんどではないでしょうか。
実際の会話では「ゼイアー」ではなく、「ゼア」またはリダクションが強いと「デェ」になる。
They’re happy.は、ゼイアーハッピーではなく、「デェヘァピ」
正しい音を認識していないと、ネイティブの普通の会話が、全く聞き取れません。

英語は日本語と比べて、同音異義語は少ない言語です。
それでも、上記3語のように、基本語彙の中にいくつか同音異義語があります。
それらをきちんと、正しい音で覚えるようにしましょう。
簡単なフレーズなのに、ネイティブがサラッと言うと聞き取れないという人は、間違った音が
頭の中に入っています。
そのせいで、聞き取れないのです。
もう一度、発音をいちからやり直しましょう。

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