イングリッシュブートキャンプ:由美です。

英語が速く感じる理由に、音が繋がるというお話を先日しました。
音が繋がるのは、ブレス(息継ぎ)をせずに、一気に声を出し切るからです。
ではどうすればいいのでしょう?

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フレーズを声に出す時は、腹式呼吸で

英語話者(というより、欧米人)は、腹式呼吸で話すを言われます。
それに対し、私たち日本人を含め多くのアジア人は、お腹から息と声を出すのではなく、
口先で発声します。
そのせいで英語を話す時に、ぶつぶつ切れたような感じ(choppy)になるのです。

これは聞き辛いだけでなく、リスニングにも悪影響を及ぼします。
先日、ザッカーバーグのインタビューでも解説しましたが、英語は音が繋がる言語なのです。
それが、ネイティブの英語がなんだか早口に感じる、一番の理由です。

まずは、次のフレーズを声に出して言ってみてください。

Just because I like being around people doesn’t mean I want to talk.

この英文の意味、わかりますか?

わからないという人は、まだまだ基本構文力が足りません。
こういう文章を読んだ時に、すっと頭に入ってくる状態にまで、構文力をつけましょう。
そのためには、1冊きちんと文法書をやること。
必ずやってください。

さて、この構文は、Just because ~ doesn’t mean ・・・というパターン。
~だからといって、・・・というわけではない、という意味です。
人といるのが好きだからといって、別に話すのが好き(話したい)というわけじゃない。
みんなといるのは好きだけど、ほっといてほしい、別にしゃべりたくないのよ、という意味(笑)

まずは一人で、数回繰り返して言ってみましょう。

いいですか?

言えました?

では、ビデオで確認してみましょう。

ネイティブは25ワードくらいまではブレスなしに一気に言う

これを見ながら、同じように言ってみてください。



早く感じた人は、単語を1語1語、切って言っていませんか?

何度も繰り返しますが、英語はブレスから次のブレスまで、音が切れません。
「子音-母音-子音」が1セットで、これが延々と繋がっていきます。
なので、口を開いた瞬間多めに息を吸い、最後の“talk”まで、一気に言い切ってしまいましょう。
途中で止まらないように、根性で気合を入れます(笑)

ポイントは、being_around のリエゾンと、want to のリダクション(wanna)です。
また、justのTは脱落するので、jusとなります。
こういうところがスムーズに言えると、自然な英語になります。
このフレーズは、13ワードです。
これくらいの長さの文は、ネイティブならまず、途中で切ることはありません。
動画と同じスピード、リズムで言えるようになるまで、何十回と繰り返し練習しましょう。

自分が言えるフレーズは、必ず聞き取れます。
練習あるのみです!

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