今日は朝から、突然PCのネットワークが繋がらなくなり、
すわ、雷による影響かと、てんやわんや状態だった、イングリッシュブートキャンプ:由美です。
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さて、「教師」という職業に対する世間の味方の厳しさというか、露骨な攻撃は、
日本もアメリカもどうやら同じようです。
マスコミのぶしつけな質問に対し、ハリウッド切ってのインテリ俳優、マット・デイモンが、
素晴らしい切り返しをしています。
まずは、その素晴らしい動画をどうぞ。

Interviewer: In acting, there isn’t job security, right? There’s an incentive to work hard and be a better actor. Because you want to have a job. So, why isn’t it like that for teachers?
Matt: Do you think job insecurity is what makes me work hard?
Interviewer: Well, you have an incentive to work harder, but if there’s job security…
Matt: I want to be an actor. It’s not any incentive. That’s the thing. See, you take this MBA-style thinking, right? It’s the problem with that policy right now. This intrinsically paternalistic view are problems that are much more complex than that. It’s like saying that teacher’s going to get lazy when they have tenure. A teacher wants to teach. I mean, why else would you take a shitty salary and really long hours, and…and…do that job unless you really love to do it.
Cameraman: Aren’t 10 percent bad though? The 10 percent teachers are bad.
Mom: Where did you get that number?
Cameraman: I don’t know. The 10 percent people in any profession maybe should think of something else.
Matt: Well, OK. But I mean, maybe you’re a shitty cameraman!


インタビュアー:俳優の仕事って不安定ですよね。だから、頑張って良い俳優になろうという、インセンティブがあります。でないと、仕事が来ませんから。では、なぜ教師はそうはならないのでしょう。
マット:君は、俳優が不安定な仕事だから、僕が頑張ってると思うわけ。
インタビュアー:俳優には、向上しようというインセンティブがあるでしょう。でももし、安定した仕事だったら・・・
マット:俺は、俳優が好きなだけだよ。そこにインセンティブなんかない。ほら、これだ。いいかい、君は典型的な「MBA」的思考に陥ってるんだよ。こういう方向性は今見直されているんだ。こういった、資本主義的父権的考え方というのは、もっと複雑でタチが悪いよ。それじゃあまるで、教師は終身雇用が保障された時点で、怠け者になると言ってるようなもんだ。教師はね、教えるのが好きなだけなんだよ。考えてもみろよ、誰が好きこのんで、あんな安月給で長時間労働の仕事なんかするもんか。心の底から教師が好きだからやってるんだよ。
カメラマン:だけど、教師の10%はダメでしょう。
マットのママ:その数字はどこから出てきたの。
カメラマン:わかりませんが、どの職業も、10%は他の仕事に就いたほうがいい人たちですよ。
マット:なるほどね、でもつまりそれって、君もその10%のダメなカメラマンかもしれないってことだね。

いやあ、鮮やかです!
もう、この動画見た時、拍手喝采でしたよグッド!
見事な切り返しですね。
マット・デイモンが、ごっつ男前に見えます。
このやりとり、アホなマスコミに対するマットの鮮やかな切り返しを、見ていただきたいので、
丸々書き起こし、対訳もつけました。
さすがは、ハーバード大に進学した優秀な頭脳の持ち主ですね。
お隣にいる女性は、お母様でこの方は大学教授です。
こんな2人に喧嘩を売るとは、アホな連中です(苦笑)
マットがさらりと批判している、MBA式考え方ですが、何もかも資本主義経済の観点で物を見ると、
時として価値の本質を見失う、という欧米先進国が抱えるシリアスな問題ですね。
世の中の人間みんながみんな、金や経済のために動くわけじゃないんです。
演じるのが好きだから、俳優をやっている人だっているし、
教えるのが好きだから、教師をやっている人だっているんです。
というか、本来、そういう人のほうが多いはずなんですよ。
たまたまですが、私の友人には教師(大学教員)と、俳優がすごく多いんですね。
そしてどちらもみんな、教えること、演じることが大好きで、仕事を続けている人たちばかりです。
もちろん、インセンティブ(お金や名誉)が目当て、という人だってたくさんいるでしょうし、
それ自体が悪いことだとは、私はまったく思いません。
有名大学(でなくても、ペイの良い大学)の教授になって、安泰な人生を送りたい、
俳優として売れて、良い暮らしがしたい、それだって、ひとつの立派な目的です。
そしてそれは、別に教師や俳優に限ったことではない、普遍的な人間の欲望のひとつなはずで、
カメラマンだって、マスコミ関係者だって、同じはずなんですよ。
それを、自分たちだけは違うと言わんばかりに、安全な高みに身を置いて、
特定の職業を非難するなんて、やり方がこっすい(関西弁ですいません 笑)。
冷静に、言葉を選びつつ、相手にグゥの根も言わせない、マットの弁舌は凄いです。
また、マットのこの考え方に、私は大いに共感を覚えました。
日本の俳優さんで、ここまで見事な切り返しができるスターっているかしら・・・
以上、マットの見事な切り返し、でした♪
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