イングリッシュブートキャンプ:由美です。

今回のテーマは、英語の中の外来語。
ディクテーションもかねて、見てみましょう♪

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言葉の起源を知ることは、語彙増強にも効果的

外来語というと、日本語はもはや、外来語(カタカナ)なしには成立しませんね。
しかもそれは、日々増えていく一方です。
元々、日本語には漢語が入っているので、そもそもどこまでが純粋な日本語なのか、という
問題もあるわけですが。

日本語のことはさておき、今回のテーマは「英語の中の外来語」。
中でも、フランス語起源のものです。
英語には、元々フランス語から来た言葉が、こんなにもあるのです。

こちらのビデオを、ごらんください。



ゆっくりと説明しているので、今回のディクテーションは、比較的やさしいです。
初中級の方も、がんばって挑戦してみてください。

French phrases hidden in English words. 英単語に隠されたフランス語のフレーズ

A lot of English words come from French words that we (        ). But some English words contain whole French phrases within (     ). Let’s take a petite tour. What is vinegar but sour wine? And that’s exactly where the word comes from too. Vinegar is “vin aigre” or sour wine.

Curfew goes back to the (        ) regulation where the village bell would ring in the evening as a signal for everyone to (    )(    ) their fires. Hence curfew “couvre feu” or cover fire.

A dandelion has notched, pointed petals that look a bit like lion’s teeth? (  ) any case that’s where we the word dandelion from, French “dent de lion”, or lion’s tooth.

長いので、とりあえずここまで。
フランス語の単語ではなく、フレーズが英単語になっているんですね。
面白いですね。

解答と解説

まずは、ディクテーションの解答から。

borrowed
them
medieval
put out
In

英語にはフランス語から借りてきたフレーズが、ありますよというお話。

まずは、vinegarですが、これってフランス語だったんですね。
vin aigre(すっぱいワイン)という、意味だったとは、知りませんでした。
確かに、お酢ですからね、すっぱいですよね(笑)

curfewというのは、門限、夜間外出禁止令のことです。
medievalは、中世という意味です。
元は中世ヨーロッパの決まりで、消灯時間になると、ベルが鳴ったんですね。
で、couvre feu(火を消す)というフレーズから、curfewとなったということです。

動物シリーズでは、ライオンとヤマアラシ(porcupine)が出てきます。
たんぽぽのことを英語で、dandelionと言いますが、lionと何か関係あるのかな、とか
ぼんやりと思っていたんですが、フランス語で「ライオンの歯」という意味なんですね。
個人的には、別にライオンの歯には、見えないですけどね~(^ ^;)
西洋たんぽぽ日本たんぽぽの違いかしら?
ヤマアラシは、spiky pig(とげとげの豚)、という意味なんですね。
なるほど。

驚いたのは、denimという単語。
デニムと言えばジーンズ、ジーンズと言えばアメリカ。
まさかフランス語が起源だったなんて、というとても意外な事実でした。
フランスのNimeという、織物の産地から来ていたんですね。
debonairも、言われてみれば確かに、フランス語っぽい響きですよね。
“de bon air”で、つまり”of good air”だから、感じが良いという意味なんですね。

私が一番驚いたのは、あの、SOSを意味する「Mayday, mayday!」というフレーズです。
てっきり、5月となにか関係してるんだとばかり、思っていました。
でも違ったんですね。
“venez m’aider!”、come help meという意味だった。
助けて、っていうそのまんまの意味で、5月とはな~んの関係もありませんでした(^ ^;)

きっと、調べるとまだまだ知らない言葉の起源が、いっぱいあるのでしょうね。
言葉って、面白いですね。

英語は音とリズムが命

言葉は音で成り立っています。
発音は、外国語を習得する上で、最も基本的な部分を占めます。
文章にルール(文法)があるように、発音にもルールがあります。
まずは、基本的な発音ルールを知り、正しく発音できるようになることが、
英語をマスターするための、近道なのです。

『Yumiの脱カタカナ英語マニュアル』は、英語の基本発声である喉の開き方から、
リエゾンやリダクションまで、段階を踏みながら習得できるように、まとめられています。

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