イングリッシュブートキャンプ:由美です。
私が英語の発音に対して、改めて考えさせられたのは、大学1年の時でした。
そのきっかけとなったある曲について、お話したいと思います。
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目から鱗が落ちた、シカゴの名曲
高校時代、クラスで流行っていたラジオ番組に、ヤンタンというのがありました。
ヤンタンとは、MBSラジオ放送の人気番組、ヤングタウンの愛称です。
関西の人なら、知らない人はいないでしょう。
80年代は、明石家さんまや笑福亭鶴瓶など、人気タレントがパーソナリティーを務めており、
金曜日のパーソナリティーだった、チンペイ(谷村新司)とばんばん(ばんばひろふみ)の、
「聞きこんだら」というコーナーが、人気を博していました。
タモリ倶楽部の「空耳アワー」の前身のような内容で、洋楽の歌詞が日本語に聞こえる、
というのを読者の投書から集め、紹介するコーナーだったのです。
そこで、色んな洋楽が取り上げられていたのですが、当時高校生だった私は、ふ~ん・・・と
あまり反応することもなく、英語って早口だからそうなるのね~くらいに思っていました。
この「英語は早口だから」というのは、そもそも大きな勘違いだったわけです。
実際には早口なのではなく、音が繋がる(リエゾン)のと、脱落する(リダクション)ため
音が変化してしまう、おまけに英語のビートが日本人の演歌体質に、合わない(苦笑)
ということが原因だったわけですが、それに気づくのはもっと後のお話。
前置きが長くなりましたが、私がリエゾンとリダクションに本当の意味で気づいたのは、
ある曲がきっかけでした。
それは、この曲。
シカゴの、Will You Still Love Me? です。
開始1分あたりの、サビの部分に注目してください。
Just say you’ll love me for the rest of your life
I got a lot of love and I don’t want to let go
というところ。
この、I got a lot of love…のところが、「アィガララララ~」と聞こえるんですよ。
歌詞カードを見ながら私は、「へっ?!」となりました。
だって、「アイ ゴット ア ロットブ ラブ」だと思って、聞いていたからです。
でも全然違う。
ガララララ~って、どこから来るの?と(笑)
そこで、問題となるのはTの音だと、気が付いたんです。
そうすると、他の洋楽で「あれ・・・?」と思って流していたところも、一気にピタッと、
まるでパズルのピースが埋まるかのように、頭の中でしっくりきました。
そうだったのか、と思ったんですね。
全て、Tのリダクションのなせるわざなんです。
got a は gotta でガラに、lot of はlottaでララ、と聞こえてくる。
Tを適当に(というと語弊はありますが)発音すると、日本語のラ行みたいな音になる。
なるほど~~~と目から鱗が落ちたのです。
リダクションとリエゾンを理解しないと、英語は聞けるようにならない
このシカゴの曲を聴けばわかるように、全然速くないですよね?
これ、ラブバラードです。
そう、バラードなんですよ。
ゆったりした曲なんです。
だけどリエゾンするし、リダクションも起る。
つまり、英語は速さではなく、たとえゆっくり話したとしても、音は端折られるんです。
そのことを理解していないと、ネイティブと普通に会話することは、できないのです。
こういった発音の変化には、もちろん法則性があります。
まずはそれを知ること。
そして、自分でも言えるように、訓練すること。
なぜなら、自分が言えるフレーズは、大抵聞き取れるからです。
ドラマや映画のセリフが、めちゃくちゃ速く感じる。
ネイティブにパッと話しかけられると、聞き取れないことが多い。
試験英語なら大丈夫なのに、普通の会話が苦手。
そういう人はまず、英語の発音ルール、リダクションやリエゾンを覚えるところから、
やり直しましょう。
『Yumiの脱カタカナ英語マニュアル』は、英語の基本発声である喉の開き方から、
リエゾンやリダクションまで、段階を踏みながら習得できるように、まとめられています。
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こんにちは。この曲がゆみさんにとってターニングポイントになったんですね〜。飽きさせないよい曲ですね。この時代は反響が大きい録音が人気あったんですかね〜。やっぱり歌上手いですね。
Chicaさん
コメントありがとうございます♪
そうなんですよ、この曲を聞いた時に「あっ!」と思ったんです。
それまでも洋楽は色々聞いてましたが、繋がってなかったんでしょうね、
私の中で。
なのですごく特別な一曲です(特に好きな曲ってわけじゃないんですけどね)