どうも~♪ 連休中日ですね。イングリッシュブートキャンプ:由美です☆
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イギリスのガーディアン紙に、こんな興味深い記事が載っています。
The Guardian – Straight men kissing more
ストレートの男性のキスが増えている
という見出しのこの記事、最近のイギリスの若者(男性)の、性へのリベラル化現象について、
イギリスの学生に対する調査結果とともに、解説しています。
straightというのは、異性愛という意味です。
日本語にすると、「ノンケ」とか、そんな感じでしょうかね。
gay(homosexual)ではない、ということです。
日本語で、ストレートのことをノーマルと言ったりしますが、これは完全に和製英語ですので、
気をつけましょう。
さて、この記事によると、男性同士キスすることに抵抗を感じない、若い層が増えてきている、
ということですが、基本的に、アングロサクソンの男性は、男性同士の肉体的接触を、
好まないというか、避けようとする傾向が、すごく強いんですね。
肉親の場合(父と息子、兄弟など)は、また別ですが、友人同士でハグしあったり、
キスしたりというのは、男女ではやっても男同士ではまずしませんね。
この記事にも出てきますが、homophobia(ホモ嫌悪症)とかhyper-machoというのは、
「自分がゲイだと思われたくない」という、男性の強迫観念から来ている部分が大きいんですね。
だから、男が足を組む、バッグを持つ、などといった行為は、女性的でよろしくないと見なされます。
この概念は、特に北米が強いように思いますね。イギリスと比べると。
日本のオジサン同士が、酔っぱらって肩組んで歩いていたりするのを見ると、
みんなそっちの人なのか、と思うみたいですね、彼らは(苦笑)
あと、昨今の若い男の子(若くなくても、かな)なんかが、トートバッグとか持っているのは、
アメリカだとありえません。お前は女か!というツッコミが入りまくりです(○´艸`)
たまに、男性同士でも挨拶でキスし合う場合がありますが、ほぼ百発百中イタリア人です(笑)
イタリア系(というかラテン系?)は、このあたり情熱的なので、男性同士だろうが男女だろうが、
かまわず抱き合ってキスしますね。
マフィアの映画なんかを見ると、イイトシしたおじさんたちが、抱き合ってキスしてるでしょう?
マフィアは、ほとんどがイタリア系だから。
実際、男性同士でぶちゅ~っとやっているのを見ると、“He’s Italian.”なんて言ったりします。
イタリア系の男性が、久々に会った友人(非イタリアン)にハグしようとして、相手に拒否られてるのを、
何度か見たこともあります(笑)
でも、こういった傾向が、若い世代ではなくなりつつある、というのがこの記事の主旨のようです。
私は、若い人と付き合いがないので、こういうのは確認のしようがないんですよ。
若い人たちの間で、男性間のスキンシップに対する抵抗がなくなった、大きな原因のひとつとして、
サッカー選手が、互いに抱き合ったりキスしたりすることが、挙げられています。
That has been mimicked by footballers at lower levels – a kiss in a moment of sporting glory. When these men brought it into the pubs, their kisses made it OK for other men to do the same.
mimicとは、真似するという意味です。
a kiss in a moment of sporting glory スポーツをしている時に喜びの瞬間にキスをすること
サッカーのトップアスリートたちが、ゴールを決めたりしたときに、抱き合ってキスしているのを、
一般のサッカー選手たちが見て、真似するようになり、彼らがそれをパブ文化に持ち込み、
そのうち、公共の場での男性間のキスがOKになった、とあります。
私、スポーツを全く見ないんで、イギリスの選手たちが、抱き合ってキスしている姿を、
見たことないんですよね。今度見てみようかな。
最後に、Anderson is now moving his research on to cuddling.とありますね。
研究対象を、キスからcuddlingに移した、ということですが、
cuddleというのは、よしよしと抱きしめることです。
恋人同士でよくやるような抱擁とか、あと、小さな子どもがぬいぐるみを抱きしめるときとか、
小動物なんかを抱きしめるときとか、そういう感じです。
ストレートの男性同士が、hugを通り越してcuddleまでするのか、という研究のようですね。
また、イギリスだけでなく、アメリカやオーストラリアの学生にも統計を取る、とのことです。
同性愛者への差別・いじめに対して、レディ・ガガが先頭を切って声を上げていますが、
そういうことも、追い風になっているのかもしれないですね。
というわけで、腐女子が見たら喜びそうな、「ノンケ男子同士のキス」記事でした(○´艸`)
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ストレートの反対は?
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うちの腐女子
特にうちの長女さんに
聞かせてあげよう!σ(^_^;
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>まほろばライダーさん
おやおや、長女さんは腐女子なんですかっ(^_^;)
ぜひぜひ、教えてあげてくださいなw
この記事は、全国の腐女子をさぞかし喜ばせるだろうな、と思いました(○´艸`)
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世界の文化って面白いですね!
北米は、トートバッグではなく
バックパックを持つのかなo(^-^)o
足くまないんですね
w(°O°)w知らなかった
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>ぴょん吉さん
北米の男性は、基本的に肩から提げるようなバッグは持たないんです。
そういうのは、女性のファッションだ、という認識ですね。
だから、バックパックか、ブリーフケースか、ですね。
脚を組むのは女性の仕草なので、組まないですね、男性は。
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この記事、コメント欄もついてて、活発に意見交換されてるんだね。
ひとつひとつ読んでくと、なかなか興味深いものがあるわ。
確かに、イギリスの知識階級(学生)の間では、ホモフォビアは薄れてきてるけど、それ以外の一般人はそうでもないんじゃないか、とか。
で、この研究のアンダーソンさんが、質疑応答に答えるかたちでコメントしてるのも、面白い。
こういうところでの反応も、研究材料になるもんね、ネットって便利だねぇ。
興味深い記事、ありがとーーー
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>よ!さん
うん、実際にネットユーザーの反応を自分の研究に利用するという、
なかなか上手いやり方だと、私も思う。
不特定多数の人からの反応というか、アンケートを取れるもんね、これだと。
アカデミック(学生)のコンセンサスと、一般人のそれとは違うだろ、
っていうあたりがいかにもイギリス的だね。
日本だと、さして変わらない気がする。
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かつて「辞書論争(二十年くらい前、研究社の新英和中辞典第五版とライトハウス英和辞典が酷すぎるというので裁判になったんです)」で研究社側のネイティブの証人が
「gayと言う言葉は陽気なと言う意味で問題ない」
と言う側と
「ホモセクシャルの意味を持つようになってしまった」
と言う側に別れました(「別冊宝島113英語辞書大論争!」)
その時ライトハウスに載っていた用例が
the gay laugter(陽気な笑い)
とか
lead a gay life(放蕩生活をする)
だったんです(^_^;)
LDCEの第一版(1978年)では「陽気な」が第一義でしたが第二版(1987年)では「ホモセクシャルな」が第一義になってます。
ちなみに私、お店ではレズビアンの方に人気があります(笑)
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>カオリンさん
私が中学生の頃は、gay=明るい、陽気な、と習いましたよ。
30年も前のことですから、その当時はまだそちらの意味も、残っていたのかもしれません。
今は、確実に死語ですよね。
gayを、そういう意味で使うことはまずないと思います。
ちなみに私は、「由美ちゃんが男だったら付き合うのに」とか
「由美ちゃんが男だったらお嫁さんにいなりたい」
と、よく言われます。
嬉しくない(爆)
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私も今だに、抵抗がありますけど、同性のネイティブとは先日、あまりにも久しぶりにあったので、私からhugしました。男性にはまだ無理です。
別れ際、女友達から、頬にキスする感じの挨拶を(かなり親しくないと出来ない)されて、私も真似て見ましたが、照れくさいですよね・・(^_^i)・・
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>漆薔薇 ひばりさん
女性の場合は、同性同士のhug&kissは普通ですよね。
相手が男性の場合は、嫌な人とは別にハグする必要はないですよ(笑)
たまに、イタリア(またはフランス)系の男性で、手の甲にキスする人とかいますよね。
私はあれば嫌いですね~。
あれをされると、思わずスッと手を引っ込めちゃいますψ(`∇´)ψ