イングリッシュブートキャンプ:由美です。
唐突ですが、久しぶりに本格的なネパールカレーを、食べてきました。
お店のスタッフも調理人も、全てネパール人がやっている本格的なお店で、なかなか美味でした(^O^)
ところでこの、本格的な、という日本語(形容詞)ですが、英語にするとauthenticとなります。
authenticとは、「本物の」という意味ですが、本物のカレーってなんか変ですね。
こういう、なかなか直訳しにくい英単語というのが、他にも結構あります。
Challengeは挑戦じゃない
日本語にもなっている、「チャレンジ」という言葉。
これを「挑戦」とか「挑戦する」とか、思っていませんか?
挑戦する、という日本語にはネガティブなニュアンスは、ほとんどありません。
むしろ、何か大きなことに挑む、果敢にチャレンジするという、良い意味で使われることが普通です。
そのため、英語のchallengeも、そういう意味合いで捉えてしまう人が少なくありません。
英語のchallengeは、対象物(人)に対して食ってかかる、盾突く、挑発する、という意味で、日本語とは随分違います。
勝負を挑む、というつもりで、I challenged him.なんて言おうものなら、「彼に文句を言った」と思われてしまうので、気をつけましょう。
何かに挑戦する、と言いたい場合は、tryを使いましょう。
Just give it a try. とにかくやってみなさい。
I’m going to try. 挑戦してみます。
チャレンジは、好戦的に相手に立ち向かうイメージだというのを、覚えておいてください。
和製英語は思わぬ落とし穴
チャレンジに限らず、意味を取り違えている和製英語というのは、案外たくさんあるものです。
日本語は、とにかく外来語が多い言語です。
中でもやはり、英語からきたものが圧倒的に多いですね。
日本語からカタカナ語を除くと、会話が成り立ちません。
それほどまでに、私たちは日頃カタカナ(外来語)に依存しているわけです。
アメリカの新大統領の名字はトランプですが、日本語でトランプというと、ババ抜きとかポーカーなんかをやるあのトランプを指しますね?
でも英語のtrumpは、トランプという意味ではありません。
英語でトランプは、card(s)と言います。
そんなの知ってたよ~、という人のほうが多いかとは思いますが、知らなかった人は辞書を引いて、trumpの意味を調べましょう。
その他、意味を取り違えている和製英語について、こちらで解説しています。
和製英語は、他にも色んなパターンがあります。
そもそも発音が全然違うというパターン。
完全なる造語、そんな英語は存在しません、というパターン。
英語の本来の音に限りなく近くて、なおかつ意味も正しく使われているカタカナは、ほとんどないと思っておいた方がいいでしょう。
カタカナには要注意ですよ。
英語は音とリズムが命
カタカナ英語は、相手に何度も聞き返されたり、なかなか通じなかったりするだけでなく、リスニングの足を引っ張る原因でもあります。
英語は日本語と比べて、音の種類が多い言語です。
日本語にない音を、日本語の音(カタカナ)として理解しようとするのは、無理があります。
まずは、正しい音のしくみを理解しましょう。
『Yumiの脱カタカナ英語マニュアル』は、英語の基本発声である喉の開き方から、
リエゾンやリダクションまで、段階を踏みながら習得できるように、まとめられています。
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