イングリッシュブートキャンプ:由美です。
とつぜんですが、クイズです。
win と wing
sin と sing
thin と thing
これらの音の違いはなんでしょう?
英語のNとNGは、多くの日本人が誤解している子音です。
実はこの二つ、違いは舌の位置だけなんです。
King KongはキングコングなのになぜHong Kongはホングコングと言わない?
これまで何度もしつこいくらいに繰り返し述べてきていることですが、日本人の足を引っ張っているのがカタカナ語です。
たとえば、あの往年のハリウッド映画『King Kong』はキングコングと言いますね?
でも、Hong Kong(香港)は、ホングコングとは言いません。
同様に、ping-pongも、ピングポングとは言わない。
キングコング、ホンコン、ピンポン・・・なぜKing KongだけがNGを“ング”と読んでしまったのでしょう?
ring, gang, long…反射的に「リング」「ギャング」「ロング」と音を変換していませんか?
これらは全てカタカナ語になっているため、英語で発音する時もついうっかり、ングと言ってしまっている人が多いのが現状です。
でも、Hong Kong をホングコングと言わないように、NGはングではないのです。
じゃあ、winとwingの差はなに?どっちもウィンだったらどう区別するの?
と思ったあなた。
いえいえ、日本語にもこの区別はあるのですよ。
おんなの「ん」とまんがの「ん」は違う音
実は日本語の「ん」には、発音が何種類もあるって知っていましたか?
たとえば、恋愛(れんあい)と声に出して言ってみてください。
普通の早さで言ってみましょう。
その時、舌はどんな動きをしましたか?
「ん」の時、舌が天井のどこにも付いていないはずです。
では、女(おんな)と言ってみましょう。
「ん」の時、舌先が上に付きますね?
これが、英語のNです。
英語のNは常に舌先が上あごに付くのです。
出は最後に、漫画(まんが)と言いましょう。
「ん」の時、舌の付け根が上に付いているはずです。
これが英語のNGです。
英語のNGは舌先は下がり、舌の付け根のほうが上あごに付きます。
どちらも日本語の「ん」ですが、舌の位置が違うのです。
わかりやすく動画で解説しました。
こういった発音の基本は、残念ながら学校ではほとんど正しく教わることがありません。
そのため、多くの日本人学習者が思い込みから間違った発音をしていることが、とても多いのです。
間違った音が頭に入っていると、ネイティブの英語が聞き取れません。
簡単なフレーズなのに聞き取れない、また逆に聞き取れても自分が言うと通じない、ネイティブに聞き返されるという人は、発音を一からやり直してみましょう。
自分が言えるフレーズは必ず聞き取れる
英語は日本語よりも音の種類が多く、抑揚やリズムに富んでいます。
NやNGのように日本語にも存在する音もあれば、日本語にはまったく存在しない、私たちがゼロから訓練しないと発音できるようにならない音も、たくさんあります。
また、カタカナ語のせいで勝手に誤解してしまっている音も、少なからずあるのです。
正しく発音できるようになることで、リスニングはもちろんスピーキングもグンと伸びます。
『Yumiの脱カタカナ英語マニュアル』は、英語の基本発声である喉の開き方から、個々の子音や母音はもちろんリエゾンやリダクションまで、段階を踏みながら習得できるように、まとめられています。
マニュアルの詳細、サンプルはこちら(テキストと音声サンプル)
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長年英語をやっているけれど、リスニングがどうも苦手・・・という人はぜひ、このマニュアルでブレイクスルーを体験してください\(^0^)/
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