英語の名前がそのまま日本語(カタカナ)になると、英語本来の音がかき消され、日本語化します。
それが、元々の英語の音とさして変わらない場合はいいのだけれど、
原形をとどめないくらいに変わってしまう場合もあります。
例えば、北米最大級の規模を誇る会員制スーパー、Costcoがその良い例でしょう。
Costcoの“t”は発音されません。
なので、コスコ、と聞こえるはずなのです。
ところが、日本名は「コストコ」。
この不必要な“ト”がものすごく耳障りなんですね(苦笑)
実は、私は日本でコストコに行ったことがなく、ずっと「コスコ」と言っていたんですね。
で、コストコ、と言っているのを聞いてもそれがCostcoのことだと気付かなかったのです。
気付いたのは最近です。
Costcoは、すでに日本名が「コストコ」になってしまっているんですが、
社員のみなさんは違和感ないんでしょうかね。
それがとても不思議です。
これと同じパターンがかつてハリウッドスターの名前にも起こりました。
Kevin Costnerがそうです。
ケビン・コスナ―はいまでこそ「コスナ―」と表記されますが、
日本で話題になった当初は、どこのメディアも「コストナー」と書いていました。
いつの間にか「コスナ―」になっていましたが。
他にもあります。
アメリカの有名な子供向けケーブル局、Nickelodeonの日本名です。
昔は、「ニッケルオデオン」と表記されていましたが、
今は元の発音に近い、「ニコロデオン」に変わっています。
このあたりの判断は、誰が下しているのでしょう?
それにしても、「コストコ」だけはなんだかしっくりきませんねぇ・・・
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