I’m going to study English tonight.
I’ll study English tonight.
この2つの文章は、同じ意味ではありません。
そもそも、助動詞“will”を未来の時制として習うこと自体が間違っています。
“will”は、その人の「意志」を表す助動詞です。
Can you turn down the radio, please? It’s too loud!
ラジオのボリューム下げてくれない? うるさいんだけど。
Sorry, I’ll turn it down. ごめん、今下げるよ。
他にも、
Where are you going? どこ行くの?
I’ll be back soon. すぐ戻るよ。
など、「~するぞ」という、あくまでも発話者の気持ちを表す時に使うのです。
もうひとつ、日本人学習者にとって紛らわしい例を挙げてみましょう。
Do you have any plans for the summer? 夏休み何か予定あるの?
I’m going to visit my family in Canada. カナダにいる家族のところに行くの。
これは、予定がはっきりしている場合の答え方ですね。
では、予定がはっきりしない場合はどうでしょう?
Do you have any plans for the summer?
Well, maybe I’ll just stay home and watch TV.
そうだね、まあ、家でテレビでも見てるかなぁ。
はい、ここで再び“will”の登場です。
何をするか決まっていませんから、未来の行動を言っているわけではないのです。
あくまでも、「こうしようかな」という発話者の意志を述べているにすぎません。
“will”と“be going to”は別物なのです。
以上、時制のお話でした。
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Willは未来ではない-続き
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きょうの記事からこっちに飛びました。
will と be going to の違い、
わかってなかったです・・・・恥ずかしい;
日本の英語教育の成果でしょうか(>_<。)
英語に触れる最初に、由美先生に習っていたかったです!
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>かのこさん
こういうまともな文法を学校では習いませんから。
というか、英語教師のほとんどが、文法を理解していないと思います。
記号化して教えている人が大半ではないでしょうか。
これはこう訳す、みたいな感じで。
try toとtry ~ingの違いなんかも同じですね。
でも、今からでも遅くないですよ。
ちゃんとした語彙、文法を勉強してください。
きちんとやれば必ず道は開けます♪(゚▽^*)ノ⌒☆