アメブロを初めてもう5カ月経ちますが、いまだにグルっぽとかアメンバーとかの意味がわからない私です。
さて、昨日、『英語喉』について記事を書いたら、一気にアクセス数が伸びました。
それほど、みなさん英語喉メソッドに興味があるんですね。
繰り返すようですが、この英語喉メソッドは革命的だと思います。
今からでも遅くないので、教育現場にいる現役英語教師たちがこのメソッドで英語を習得し、
ネイティブ発声で生徒を指導すれば、日本人は中学卒業と同時に必ずバイリンガルになる。
そう確信しています。
ところで、私がツイッターでフォローしている方がこんなツイートをしていました。
イギリスITの人々。幹部とか戦略作る人、コンサル等を除き、現場英白人は労働者階級が多い。
学校中退とか英語まともに書けませんという人がいる。
日本のITの人々と何かが違う。道路工事現場にいる気がする。
しかし同じ場所にいるインド人や中国人は、有名校の修士や博士号持ちで英人より先に昇進している。
また、こんなツイートも。
インドや中国や東欧の子達は、2-3ヶ国語できて修士や博士もあり家でも勉強している。
日本人も熱心に仕事をする。イギリスの若者は5時で上がってPubで飲んで仕事中おしゃべりばかり。
外国語も分からない。仕事は日本人の5分の1もやらない。最初から勝負の結果が目に見えている。
そして、「インド人の勤勉さは素晴らしく、かつての植民地国に逆転されるのは時間の問題だろう」
とも書いています。
イギリスがもうだいぶ前から怠惰な労働者の集まりになってしまったことは、私も知っています。
いわゆるホワイトカラーが就くはずの仕事にいるイギリス白人が、まともにコレポン業務もできない。
NYオフィスのスタッフなら翌日返してくる内容のメールを、
ロンドンオフィスの人間は2週間ほったらかしなんてことはざら。
さらにタチの悪いことに、それを指摘すると逆切れするんですね、彼らは。
こんなことはちっとも珍しいことではないのです。
それはさておき、特筆すべきは、インド人や中国人の修士・博士号ホルダーの躍進ぶりです。
この傾向は今後も一層拍車がかかると思います。
思えば、私が留学していた20年前、Computer Scienceメジャーの留学生は、
インドや華僑の人たちが多かった。日本人はほとんどいませんでした。
日本人留学生は、いつまでもESL(大学付属の語学学校)をうろうろしているか、
MBAメジャーの人が多かったのです。
あの頃から先見の明というか、時代を先取りする能力が高かったインド人や中国人。
そして今、韓国人がそれに追いつけ追い越せと懸命になっています。
日本では社内共通語が英語になるというだけで、天変地異でも起こったかのようなパニック状態。
この差は絶望的に大きいと思います。
これも以前書いたかもしれませんが、政治家や研究者が英語を話せない国なんて日本くらいのものです。
また、ITやエンジニア、観光業界にいる人間はみな英語が話せて当然です。
それはインドや中国、タイ、マレーシアなどを見れば歴然です。
これが当てはまらないのは、日本くらいのものなのです。
けれども、悪いニュースばかりではありません。
先日、英語研修を担当するある企業に打ち合わせに行ってきました。
そこの役員の人たちのお話をうかがっていると、
日本人の英語に対する切羽詰まった状況がひしひしと伝わってきました。
私がかつて企業研修をしていた時代は、いわゆるバブル期でした。
正確にはもうバブルは弾けていましたが、まだ社会経済にその影響が大きく出てはいない頃でした。
企業の英語研修というと大体2パターンがあり、
ひとつは新人・幹部研修、もうひとつが福利厚生の一部としてある趣味の英会話でした
業務でどうしても英語が必要だから、上司や部下が外国人だから、
というような差し迫った理由での英語研修はほとんどなかったと記憶しています。
また、研修費用も会社負担というところが多かったように思います。
今は、もっと切実な状況での英語研修が求められています。
社員も会社から言われて嫌々やらされるというよりは、
実際に業務で英語がバンバン使われる、外国人の顧客を相手にしなくてはいけないなど、
このままではにっちもさっちもいかない、といった事情があるようで、
モチベーションもそれなりに高いように思われます。
これは、非常に重要なことだと私は思うのです。
日本がイギリスのような道をたどるのか、それともインドや中国と肩を並べるようになるのか。
まさに時代はサバイバルです。
イギリスには過去の遺産があります。
それにあぐらをかいていたから今の衰退があるわけですが、
彼らがいつかそのことに気付き、巻き返しをはかってくるかどうかはわかりません。
日本には遺産がありません。
これまでの価値観ややり方では、今後時代の変化についてはいけません。
変化に適応できないものは滅びるしかないのです。
一度は地球を支配した恐竜が、絶滅してしまったように。
英語は、あらゆる点で日本が変わるための第一歩だと思います。
恐竜にならないように、生き残って欲しい。
そう、切に願います。
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