イングリッシュブートキャンプ:由美です。
更新の励みになります。応援の1クリック、よろしくお願いします
↓ ↓ ↓
携帯はこちらへ⇒人気ブログランキングへ
先日、『英語喉』の著者である上川さんが、某SNSで面白い話をされていた。
知人を伴って、レストランで食事したところ、ウェイトレスの素晴らしいサービスの後、
その人が、「アメリカのウェイトレスは、サービスが悪い」と、言ったというのです。
で、上川さんは、そのウェイトレスが笑っていなかったのが、原因ではないか、
英語が話せないと、会話の内容がわからず、笑顔(愛想)がない=サービスが悪い、
とその人は取ったのではないかと、書かれていました。
アメリカ人(というか欧米人)は、愛想笑いをしませんから。
日本の過剰なサービスに、慣れた人にとっては、海外の接客業・サービス業のあり方が、
物足りなく感じるかもしれません。
ただ、全般的に、日本のサービスは質が高いけれど、飲食業界に関しては、
アメリカが一番だと、私は思います。
日本の場合、サービスを売りにしている居酒屋か、高級店でない限り、あまり期待できない。
ファミレスなどは、アジア人留学生なども多く、日本語がまともに通じないこともある(笑)
そのかわり、カスタマーサービスの対応は、これでもかというくらいに、クソ丁寧。
なにか不具合があったりして、窓口に連絡すると、非常に丁寧に対応してもらえます。
役所関係もそうで、待たせず迅速に、気持ちの良いサービスを受けられます。
これは、アメリカでは到底期待できません。
けれども、飲食業界に限っては、たとえその辺の(というと失礼だけど)ファミレスでも、
アメリカのウェイトレスやウェイターは、非常にサービスが良い。
まず、テーブルごとに担当が付くので、席に付くとすぐに、
「ハイ、このテーブルを担当するサリーよ、よろしくね!」と挨拶してきます。
メニューを渡しながら、おススメはこれだとか、色々説明してくれます。
注文を取る時も、日本の店員みたいに、ロボットのようにルーティンをこなすのではなく、
ちゃんと感情を持って(つまり、その人の言葉で)、接客します。
その後、注文した品が出来上がり、しばらく食事を楽しんでいると、必ず、
“Is everything all right?”と、声をかけてきます。
なぜ、アメリカのウェイトレス・ウェイターは、ここまでサービスが行き届いているのか。
それは、チップ制だからだと、私は思います。
サービスがいいと、チップが多めに支払われる。
私の友人(アメリカ人)は、高校時代に、あるステーキハウスでバイトしていた時、
チップだけで、一晩で百ドル以上稼いだ、と言っていました。
当時の物価で言うと、1ドルは200円くらいの価値でしたから、かなり割のいいバイトです。
そりゃ、愛想もよくなるよな、というお話ですね(笑)
これがヨーロッパだと、そうはいきませんから、やはりチップがもたらすモチベーションは、
大きいのだと思います。
がしかし、それだけではないと、イギリス人の友人が言います。
彼曰く、職業意識の差ではないかと。
ヨーロッパ(イギリス含む)では、ウェイトレス(ウェイター)で、プライドを持って
仕事する人は、非常に稀なんだそうです。
どちらかというと、しょうがないからやっている、やらされている感が強い。
だから、無駄にサービスしようなんて気には、さらさらならないのだと。
そういう、職業観というか、カルチャーの差もあるので、一概にチップの問題ではない、
と言うんですね。
なるほどなぁと思いました。
アメリカの場合、それに近いのは、ファストフードの店員ではないかと思います。
「ケッ、やってられっか」的な、やる気のない店員が多い(笑)
JFKのマクドに寄るたび、もうちょっとなんとかならんのか、といつも思います。
ケチャップを投げつけられましたからね~(`ε´)
ただ一つ言えることは、海外で生活していると、日本のサービスがいかにきめ細やかか、
ということを実感するということです。
それでも、レストランでのあの、「ご注文繰り返しま~す・・・ほにゃらら・・・」という、
機械仕掛けの人形みたいな、棒読みの復唱だけは、いただけない。
あれは本当に、やめてほしいですね。
この記事が面白かったという方は、ポチっとお願いします
↓ ↓ ↓
サービスの定義
8
スポンサーリンク
SECRET: 0
PASS:
まさしく由美さんの言うとおり!
ただいまアメリカのレストランで働いております。サーバーではないですが・・・(サーバー希望なんですけどね)
笑顔でサービスのいいサーバーのチップはかなりのものです。逆にいい加減な人には支払われない、もしくはめちゃめちゃ低い(ほとんどゼロ?ってな感じ)
いやーほんとアメリカ人ってシビアと言うか、ある意味正直?笑
SECRET: 0
PASS:
>ひるさん
私が初めてアメリカに行った時(今から25年前です)、
なにより驚いたのが、ウェイトレスの愛想の良さです(笑)
なんでこんなにみんな感じがいいのかな、と。
で、あとになって「ああ、チップか」とわかったしだいです。
コミッションみたいなもんですもの、そりゃやる気も出るというもの。
日本みたいな嫉妬社会だと、こういうシステムはマイナスになりそうですが・・・
SECRET: 0
PASS:
私の経験では、日本でも外国でも店やサーバー次第という感じです。ただシステムとしてアメリカなどのレストランではサーバー(男女に限らず)がテーブルごとに決まるので、感じのいい人に当たると気分よく食事ができるし、チップをはずもうという気になります。
日本では、まだ担当制を徹底する店が少ない気がしますね。一番気分が悪いのは、いったん食事を運ぶともう客のことは全然見ていないこと。よそ見したり店員同士しゃべってないで、お客の動きから目を離すなよ、といつも思います。
SECRET: 0
PASS:
>briccoさん
日本だと、それなりの高級店でない限り、こういったサービスはないですよね。
最近は、テーブル会計の店は増えましたが、店員がテーブルにつくわけじゃないですから。
あと、居酒屋なんかでよくある、あの異様なテンションもやめてほしいです。
大声で「いらっしゃいませ!」「いらっしゃいませ!」と連呼、
オーダーが入るたびにまた店員が連呼、ってなんなんでしょう?
誰が考えた慣習なのか知らないですが、鬱陶しい。
あれをサービスと定義するのは、やめてほしいですね(毒)
SECRET: 0
PASS:
>イングリッシュブートキャンプ:由美さん
「オーダーが入るたびに大声で連呼する」といえば、「●○●と△△ください」というと、「はいっ、●○●と△△、よろこんで~っ!」と必ず大声で最後に「よろこんでっ」をつける店ってありますよね。(爆)
SECRET: 0
PASS:
確かに!日本以外は殆どそうですね。ホテル、レストランしかりです。ホテルではボーイが荷物持ち以外に、部屋の説明したりするとお客さんが断ったりするのもチップを要求するからだと思います。
SECRET: 0
PASS:
>池田諭(いけちゃん)さん
日本も、旅館だと仲居さんにチップを渡しますよね。
でも、ホテルにはその慣習がないような・・・
国内で高級ホテルに宿泊したことがないので、
私が知らないだけでしょうか(^_^;)
SECRET: 0
PASS:
>イングリッシュブートキャンプ:由美さん
あっ、ネイティブの人たちだと、チップを渡さなきゃならなくなるな~という先入観があるので、日本にきて断ったりする傾向はありますね。日本のホテル、レストランは建前チップ制は禁止してますけどね。