イングリッシュブートキャンプ:由美です。
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突然ですが、speech と story telling の違いって、何だかかわかりますか?
日本人は、ロジカルシンキング(って、こういうカタカナ語はよくないですね)、もとい、
論理的思考が苦手だ、というふうによく言われますが、そうでしょうか。
まあ、このあたりの話になると、めんどくさいことになるので(笑)、省きます。
ただ、日本人って、総じてスピーチが下手くそだと思いませんか?
たとえば、披露宴などの来賓のスピーチ。
式典の、代表者のスピーチ。
早く乾杯の音頭にいきたいのに、みんな立ってシャンペーングラスを片手に、待っているのに、
長々といっこうに終わる気配がない。
こういう経験、誰しも一度はあるんじゃないでしょうか。
そもそも、小学校の校長(教頭の場合も)の、朝礼での話が、たいてい上手くない。
面白くない上に、何が言いたいのかわからない。
政治家の演説にしたってそう。
あれほど退屈なものって、ないですよね。
だから私たちは、スピーチと言うと、「とりとめもない話を、長々と垂れ流す」という、
ネガティブなイメージが、植えつけられているように思います。
でも、日本の外に目を向けてみてください。
アメリカ大統領のスピーチは、非常に興味深くて面白く、飽きさせませんね。
実業家や企業家、著名人のスピーチもそうです。
パーティーなどで、主催者やゲストがするスピーチも、同様につまらないと思ったことは、
まずありません。
なぜでしょう?
日本人は、スピーチも「起承転結」で、まとめようとします。
落語の文化の国だからでしょうか。
でも、ほとんどの人は噺家ではありません。
だから、起承転結パターンのスピーチは、オチもなければサゲもない、
まったくもってつまらない、下手っぴな漫談に、なってしまうのです。
では、スピーチは、どのように進めればいいのでしょう?
その前に、最初の質問、speech と story telling の違いについて、お話しますね。
スピーチとは、決められた時間内に、自分の意見と主張を、簡潔にまとめたものです。
伝えるべき、または訴えるべきテーマがあり、それを聴衆に理解させることが、大切です。
それに対して、ストーリーテリングとは、お話を聞かせることです。
わかりやすく言うと、「昔々あるところに、おじいさんとおばあさんがいました」
というように、物語りをお話することなんですね。
こちらは、多くの場合が、起承転結のかたちを取っています。
そう、日本人は、スピーチとストーリーテリングを、一緒くたにしてしまっているんです。
だから、スピーチも起承転結でやろうとする。
これが失敗のはじまりです。
ストーリーテリングは、起承転結が基本ですが、スピーチは違います。
まずは、ストーリーテリングの骨組みを、有名な童話を例にとって、見てみましょう。
「赤ずきん」のお話、覚えてますか?
あるところに、いつも赤い頭巾をかぶっているために、赤ずきんと呼ばれた少女がいました。
赤ずきんは、お母さんの言い付けで、お祖母さんの家に届け物をしに、出かけます(起)
道草をするなという、お母さんの言い付けを守らず、森の中で出会った狼にそそのかされ、
赤ずきんは、ついつい道草をしてしまいます(承)
その間、先回りしておばあさん宅に行った狼は、おばあさんに化けて、赤ずきんを待ちます。
何も知らない赤ずきんは、狼に食べられてしまいます(転)
そこに、猟師が現れ、狼の腹から赤ずきんとおばあさんを、助け出します。
母の言い付けを守らなかった赤ずきんは、二度と森で道草はしないと、悔い改めます(結)
これが、物語りの基本パターンですね。
導入部(説明部分)があって、そこからお話が進み、劇的な事件が起こり、最後に解決。
だけど、これをスピーチでやってはいけません。
あなたが、天才的な話術の持ち主であれば、また別ですが。
そうでない限り、絶対にやってはいけないのです。
では、スピーチの基本って、どういうものなのか。
それについては、メルマガのほうでお話したいと思います。
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日本人が犯しやすいミス
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スピーチは起承転結で作ってはいけないんですか?ん~、よくわからない…。メルマガまで答えはお預けなんですね(T_T)
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>briccoさん
はい、起承転結はスピーチではなく、物語のプロットです。
これをやっちゃうと(特に英語で)、大変なことになります。
多くのミスコミュニケーションは、ここが発端で起きていると、私は思います。