日本人が英語をマスターしようとするとき、邪魔になるもののひとつに、外来語があります。
外来語、カタカナ語、これらは日本人の神経細胞まで行きわたっていて、
染みついた感覚というのはなかなか変えることができません。
それでもまだ、昔はそこまでカタカナ語がなかったように思います。
それらは、基本的に名詞が多かったような気がするのです。
テレビ、ラジオ、クーラー、ステレオ、ハンバーガー、コーヒー、ビール、etc…
こういった名詞だけではなく、形容詞や動詞までもがカタカナ語になりつつあるのが、
昨今のトレンドのように思います。
おっと、トレンド(傾向)だなんて、私もカタカナ語を使ってしまった(苦笑)
私は、基本的にどうしても英語にしか存在しない概念や哲学用語以外は、
きちんと日本語で話して欲しいと思うタイプの人間です。
タレントや自称アーティストたちが、
「○○をリスペクトして作ったんすよ。××とコラボして・・・以下略」
なんて言ってるのを耳にすると、どうも生理的に不愉快な気分になってしまうんですね。
はい、古い人間なんです(苦笑)
なんで普通に、「○○を尊敬しています。そこで××と共同で制作しました」
って言えないんだろうと。
イラッと来るんですね。
前置きが長くなりましたが、既に日本語として定着している外来語の多くが、
本来の言葉(英語)では違う表現をする場合がある、というのをご存知ですか?
たとえば、車のアクセルはgas pedalですし、サイドブレーキはhand brakeです。
ビデオはVCR(videocassette recorderの略)、クーラーはair conditionerです。
さて、では、プレイボーイのことはなんと言うでしょうか。
日本語でプレイボーイって言葉はあるんでしょうかね?
遊び人? 女殺し? 女たらし? スケコマシ(古っ)? 
思いつく限り挙げてみました。
英語でも、プレイボーイのことはplayboyと言います。
が、実際にはもっとよく使われる表現があります。
それは、
womanizer
player
flirt

です。
womanizerは数年前にブリトニー・スピアーズが同タイトルの曲を出しましたね。
flirtとは、ふわふわと浮ついた、浮気人というイメージですね。
She’s playing around.   彼女は男遊びが激しい。
He’s flirting with you.   彼はあなたのことは遊びよ。
He’s such a womanizer!   あいつはどうしようもない女ったらしだ!
というように使います。
ちなみに、浮気をする、というのを英語で“cheat”と言います。
ずるをする、という意味で、試験でカンニングをする場合にも使います。
恋愛においてずるをするので、浮気ということですね。
I know he’s a cheater, but I love him.  浮気男だってことはわかってるけど、好きなの。
恋は盲目とは言いますが。
女友達からこういう台詞はあんまり聞きたくないですけどね。
以上、プレイボーイのお話でした。
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