こんにちは。イングリッシュブートキャンプの由美です。
今日は、ちょっぴりお下品な英語の話題ですw
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どの言語にもスラング(俗語)というものがあって、
これをノンネイティブがあえて使う必要はないのですが、
知らないと日常の会話などに不都合が生じる場合があります。
スラングには、あまり上品とは言えないものもたくさんあるので、
知的階級の人や女性は使わないほうがいい(というか、使わない)のですが、
映画を見ているとしょっちゅう耳にする言葉ってありますよね?
というわけで、まずはこちらをご覧ください↓

これは、先日公開されたスタローン監督・主演のアクション最新作、
『The Expendables』のプロモーション用映像です。
Slyというのはスタローンの愛称です。
Sylvesterって長い名前だから、Slyと呼ばれているんですね。
で、このインタビューのはじめに、インタビュアーの女性が
Sly, thank you so much for taking the time to talk about your new movie, the Expendables.
Now, you play a mercenary in this movie, Barney Ross.
Is this your most bad-ass role?

と言っています。
この、最後の質問「Is this your most bad-ass role?」の、bad-assとは何でしょう?
badとは“悪い”という意味ではありません。
カッコイイ、クール、凄く素敵、という意味です。
bad assは形容詞として使われます。
少し前までは、kick assという表現がよく使われていました。
Do you know any kick ass coffee shop? どこか良いコーヒーショップ知らない?
なんて感じで使っていたのですが、
最近はbad assのほうがよく耳にするようになりました。
で、スタローンの最新作のプロモでも“bad-ass role”つまりカッコイイ役、
というふうに使われているのを見て、なるほどと思ったのです。
そもそも、badを良い意味で使うようになったのは、20年以上前です。
元は黒人スラングで、She’s bad!(彼女は最高にイカスぜ)というようなニュアンスで
使われはじめたのがきっかけでした。
イカスって死語ですよ・・・なんて突っ込みは結構です(笑)
で、マイケル・ジャクソンの大ヒット曲『BAD』で完全に市民権を得ました。
基本的に、黒人が使う英語はカッコイイというのがネイティブにはあって、
黒人のスラングを白人がこぞって使いたがるんですね。
そうすると今度は黒人のほうが、「ダサい白人が使うようになったからもう使わない!」
となり、白人の言葉として定着していくんです。
この“bad”という形容詞もまさにそういう歴史があるんですね。
ところで、本来はネガティブな意味なのに、ポジティブな意味に変化しつつある言葉として、
日本では“ヤバい”という形容詞がありますね。
「これ、ヤバい」なんて若い人たちが普通に使っているのを聞くと、
なになに?何がヤバいの???と不安になる私ですが(笑)
凄いとか、良いという意味で使っているんだと最近知りました。
英語も日本語も、こういう変遷のしかたは同じということでしょうか。
ちなみに、MJの『BAD』のサビの部分、
‘Cause I’m bad, I’m bad, you know it.

というところを、「俺はワル」と日本語版では訳されていて、
ああ、やっぱりスラングを知らないとこういうことになるのね・・・
と非常に残念に思った記憶があります。
そうではなくて、
俺はサイコー、俺が一番クール、世界で一番イカした奴は誰だ?それはこの俺様さ!!!
という意味なんですよ。
では最後に、MJの『BAD』をどうぞ☆

というわけで、bad-assの意味でした。
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