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イングリッシュブートキャンプの由美です。
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ニルバーナのヒット曲、“Smells Like Teen Spirit”というタイトルをどう訳すか。
たったの4語です。
Smells like~(~の臭いがする)、という感覚動詞の構文ですよね。
これは簡単だ、と思ったあなた。
確かに、簡単です。
でも、問題は次の名詞、Teen Spiritにあります。
これをどう訳します?
どこかの音楽雑誌か何かで、当初「青春の香り」とか何とか、
そんな解説が書かれているのを見たことがありました。
以前もマイケル・ジャクソンの“BAD”が「俺はワル」と和訳されていて
ビックリするやらガッカリするやらだったのですが、
この「青春の香り」も酷い(笑)
Teen Spiritとは、コルゲートが出している若い子向けの安いコロンの名前です。
アメリカでは結構知られている商品です。
こちらをごらんあれ⇒Teen Spirit
そう、Teen Spiritっていうのは固有名詞、商品名なんですよ。
これは、Kurtが昔付き合っていた女の子がTeen Spiritを付けていて、
その香りを嗅ぐと彼女のことを思い出す、というニュアンスでつけたタイトルだったんですね。
「青春の香り」と訳した人は、Teen Spiritが何か知らなかったのでしょう。
というように、翻訳には文化的な背景を知らないと訳せないものがたくさんあります。
特に、こういったエンターテインメント系(小説や映画など含む)の翻訳は、
現地の流行を常に調べて知っておく必要があります。
それを知らずに訳すと、あれあれあれ~~~~~というような
恥ずかしい誤訳をしてしまうことになります。
翻訳作業というのは、そういった見えない下調べの時間が大部分を占めるんですね。
たった4語のタイトルですら、案外手間がかかるんです。
地味で大変な作業と言えるでしょう。
以上、翻訳についてのお話でした。
ちなみに、ニルバーナ(nirvana)とは、涅槃(ねはん)のことです。
仏教用語(サンスクリット語)から西洋に渡り英語では“nirvana”、
日本語では“涅槃”となりました。
言葉って思わぬところで繋がっているのです。
私の世代だと、「おやじ、涅槃で待つ」という遺言を残して某ホテルから投身自殺をした、
美形俳優を真っ先に思い出しますが。
なんのことかわかったそこのあなた、同世代ですねwww
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翻訳という作業
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「涅槃で待つ」に反応した同世代ですw
言葉のつながりって面白いですよね。
「茶」は中国から世界中に広まったので、
日本でも西欧でもTの音で始まるし、(tya tea te'等)
「涅槃」と同じく「水」のことを仏教用語で「閼伽(アカ)」と言いますが、これは
ラテン語系の外国語では「aqua(アクア)」です。
あと、火を意味する言葉って、だいたいどこの国でもFの音で始まりますよね。
こんなことが起きるから言葉って面白いw
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>こぶさん
あ、やっぱりw
こぶさんは絶対に反応してると思った(笑)
aquaは水・・・って昔何かのCMでありましたね。
ラテン語だったんですね。
ちなみに、イタリア語で水ってなんて言うんですか?
言葉って色んなところで繋がってたりするから面白いんですよね~♪(゚▽^*)ノ⌒☆