やっぱり夜は冷え込みますねぇ。
イングリッシュブートキャンプの由美です。
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前回、難しい単語は知らなくていい、という記事を書きました。
特に中級以上の学習者に見られる傾向ですが、スピーキングを上げることよりも、
語彙力をつけることにばかり力を注いでしまう、というのがあるんですね。
もちろん、語彙力はないよりはあるにこしたことはありませんが、
最低限の語彙さえあれば、あとはスピーキング力でなんとでもなるのが言葉というものです。
子供は、難しい言葉なんか知らなくても家族や友達とコミュニケーションが取れるでしょう?
一定のレベルに達したら、まずはフルエンシ-(fluency:流暢さ)を上げることを心がけるべきです。
この、語彙にこだわるタイプの人を私は「知らない単語は許せない症候群」と呼ぶわけですが、
こうなった原因として、学校での英語教育があげられると思います。
日本の学校教育を全て否定するわけではありませんが、
そのせいで陥っている落とし穴というか、典型的な傾向があるんですよ。
ではここで簡単なチェックをしてみましょう。
あなたがどれだけ日本の学校教育の悪影響を受けているか。
以下の日本語を英語にしてみてください。
1.わかった?
2.怪我をした。
3.ずっと待ってるわ(待ち続けます)。
では行きます。
1.(Have) You got it?
2.I got hurt.
3.I’ll keep on waiting.
どうでしょう?正解しましたか?
1.ですが、Do you understand?とした人も、正解です。
正解ですが、日常会話では、You got it? のほうが圧倒的によく使われます。
ちなみに、小さい子供はunderstandという単語を知りません。
それほど、実際にはYou got it?のほうが頻度が高いということです。
2.の怪我をする、という動詞をinjureにした人。
典型的な日本人英語のパターンです。
もちろん、正しいんですよ。間違いじゃありません。
でも、injureという単語はhurtよりもずっと難易度が高く、頻度が低い単語です。
なのに、日本の学校英語では、hurtよりinjureのほうを優先的に教えるんですね。
それは長文読解などでこちらの単語のほうが必要とされるからでしょう。
でも日常会話で、I got injuredなんてまあめったに言いませんから。
hurtという簡単な単語を、まずは覚えて使えるようにしましょう。
最後に3.ですが、これも「続ける」というところをcontinueとした人、いるんじゃないですか?
同じく、continueなんて単語はそんなに頻繁に使うものではありません。
話をしている時に、「どうぞ、先を続けて」と言いたければ、Please continue.ではなく、
Go on. と言います。そのほうが圧倒的に頻度が高いのです。
日本の学校英語は、この「頻度」という言語習得において非常に重要な要素を無視しています。
そのせいで、continueとかinjureといった難易度の高い語彙は知っているけれど、
基本フレーズを使えないという人たちを多く生み出してしまっているんですね。
英語において重要なのは、基本動詞です。
GetとかKeepとか、HaveとかDoとかGoとか。
これらを含むコロケーション(連語)が、とても大事なんですね。
injureという単語を知らなくても、どういう意味なのか聞けばいいわけです。
で、hurtと同じだと言われればそれで理解できます。
難しい単語を知らなくてもいいといったのは、こういうことなんですね。
難しい表現や語彙は知っているけれど、「I got hurt」とナチュラルに言えないのであれば、
それは本末転倒だからです。
語彙に走る前に、基本に立ち返りましょう。
おっと、英語ペラペラになる超裏技について書く予定が、違う内容になってしまいました。
そのお話はまた今度☆
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