イングリッシュブートキャンプ:由美です。
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すっかり暖かくなりましたが、花粉とダストが凄いですねぇ。
毎日、鼻水ぐずぐず状態の私です(´∩`。)
せっかくの春も、そのせいで心から楽しむことができません。

さて、ちょっと煽情的なタイトルですが・・・
まずは普通の会話って何、というお話ですね。
あなたが英語を学ぶ目的は、なんですか?
そこから考えましょう。

○海外旅行をした時、ある程度コミュニケーションを取れるようになりたい。
○ビジネスで、英語メールや書類を読んだり処理する必要があるため。
○ビジネスで完全に英語が必要(英語で交渉したり、テレカンファレンスなど)
○留学したい(海外の大学や大学院に行きたい)
○字幕なしで映画やドラマを楽しみたい
○外国人の友人がほしい

まあ、ざっとこんな感じでしょうか。
このうち、最初の二つに関しては、学校英語の範囲内で十分なんとかなります。
中学高校と、きちんと英語を勉強してきて、受験を経験してきている平均的な日本人なら、
その延長的な学習を続ければ、海外旅行先で買い物をしたり、レストランで注文したり、
ビジネス文書のやりとりくらいなら、問題なくできるはずです。

3つめからなんですね、問題なのは。
一対一で、ネイティブにゆっくり話してもらえば、なんとかコミュニケーションが取れる。
けれども、ネイティブが複数いるともう話についていけない。
いわゆる、普通の会話が聞き取れない、話せない。
そういう人は、かなり多いのではないかと思います。

いったい何が原因なのでしょう?

色々あると思いますが、ひとつは、会話に必要なフレーズやチャンクを知らない、
ということが挙げられると思います。
ネイティブなら10歳児でも知っているような語彙を、日本人は知らない。
学校でも習わないし、下手をすると必要だという認識さえ、されていないのです。
私が、このブログでシリーズ化している、「英語で言えますか」を見てもらうとわかるように、
英語には、決まり文句、というものがあります。
これはもう、丸ごと覚えるしかありません。

日本人は、普通の会話にはさして重要ではない、big word をやたら重視する傾向があります。
big word とは、いわゆる固い表現のことです。
新聞の記事や論文などには、よく使われるので、これはこれで知っておく必要はあります。
でも、人は会話する時に、論文を読みあげるような話し方をしませんね?
これはなにも英語に限ったことではなくて、どの言語でもそうだと思います。
big word ばかり知っていても、誰でも知っているような普通の言葉を知らなかったら、
意味がありませんし、それでは会話なんかできなくて、当たり前なんです。

日本人学習者に圧倒的に足りないのが、句動詞(phrasal verbs)やチャンクに対する認識です。
これらは、英語学習において非常に重要なのですが、多くの学習者が意識していません。
特に、中級以上の学習者にありがちなのが、ニューズウィークや新聞記事などを読んで、
big word ばかり覚えようとする、というパターンです。
これを繰り返しているうちは、新聞を読むのは早くなるかもしれませんが、
いつまでたっても、普通の会話ができるようにはなりません。

別に普通の会話なんかできなくていい、英文メールが読めて、レポートさえ読めればOK、
という人には、この記事はあまり関係ないかもしれません。
けれども、どうせなら普通に英語を話せるようになりたい、ネイティブの会話についていきたい、
映画を字幕なしで楽しみたい、世界中の人とコミュニケーションが取りたい、
と思っているのであれば、非常に重要なことだと思います。

ちょっと待って、phrasal verbs ってなに、チャンクって?と思ったあなた。

それについての詳しいお話は、次回にしたいと思います。

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