イングリッシュブートキャンプ:由美です。
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昨日は、凄まじい突風が吹いて、ちょっと窓を開けただけで砂嵐がっΣ( ̄ロ ̄lll)
という状態の都内でした。
幸い、私は風が弱まるころまで外出しないで済みましたが、マンションの廊下も砂だらけ。
こんなにも砂塵の多い春は、初めてじゃないかというくらいにひどかったですね。

さて、昨日のお話の続きです。

日本人は、big word ばかり覚えて、誰でも知っているようなフレーズを知らない、という話。
日本語を例に取ってみると、「今朝転んで、膝を負傷しました」と友人に言うでしょうか。
言わないですよね。
「今朝転んで、膝を擦り剥いた」とか、「今朝こけて、膝を怪我した」と言うと思います。
負傷する、という動詞はいわゆる big word で、ニュースや新聞記事などでは見かけますが、
話し言葉としては、頻度の低い語彙です。

もちろん、怪我をする、擦り剥く、という表現を知っている上で、負傷する、という動詞も
知っているというのであれば、これは問題ないわけです。
負傷するという big word は知っているけれど、擦り剥くという表現を知らない、というのでは
非常に困るわけです。

怪我した、を英語で言うと、I got hurt. です。
けれども、injury や injured という動詞は知っていても、get hurt という
フレーズは知らない日本人学習者が、とても多いんですね。

句動詞は、英語のかなめです。
ほとんどの会話が、get, have, do, take, put といった、基本動詞を使った句動詞で、
成り立っているんです。
駅に着いたら電話してね、という台詞を英語にする時に、まっさきに出てくるのは、
Call me when you get to the station. でなくてはいけません。
これを、when you arrive at the station とやってしまったあなたは、
普通の会話を聞き取るのに、苦労しているはずです。

句動詞はくだけた言い方であって、フォーマルな場では使わない、と思っている人もいて、
いったいどこでそんな風に習ったのだろうと、いつも不思議に思うのですが、
句動詞はくだけた言い方では、決してありません。
もちろん、くだけた表現もあります。
全ての句動詞が、カジュアルな場面でのみ使う、と思っているのであれば、
認識を改める必要があるでしょう。

それなりに語彙力も構文力もあるのに、ネイティブの普通の会話についていけない、
という人は、今一度そのあたりを見直してみましょう。
基本動詞を使った句動詞、チャンク(フレーズ)を、まずはマスターしてください。
big word を覚えるのは、それからでも遅くはありません。
でないと、ニュースなら9割くらい理解できるけど、普通の会話はちんぷんかんぷん、
という今の状態から、なかなか脱却できません。

そんなあなたに、おススメのボキャビル本は、こちら。

句動詞(phrasal verbs)をまとめた、ケンブリッジ出版局の“In Use”シリーズ。
中級レベルですが、上級まで十分カバーしています。

もうひとつ、コロケーションを覚えるのにぴったりな、こちらの本。

こちらは、日本語版があります。
英語オンリーでOK!という人は、こちら。

この手の本を、一冊みっちりやると、ネイティブが普通に使うチャンクやフレーズを、
例文と共に覚えることができ、会話に役立ちます。

ぜひ、トライしてみてくださいo(^-^)o

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