こんにちは、イングリッシュブートキャンプの由美です。
珍しく、時事英語を取り上げたいと思います。
まずはポチっとお願いできますか。絶賛ランキング参加中ですwww

人気ブログランキングへ
携帯はこちらへ⇒人気ブログランキングへ
15年ぶりにスー・チーさんが解放されましたね。
そのニュース動画です。

Reports are coming in that Myanmar’s pro-democracy leader has been released from house arrest.
She’s been in detention for 15 of the last 21 years – the arrest drew widespread international condemnation.
The Nobel Peace Prize laureate had said she would not accept the release if conditions are imposed which would exclude her from politics.
Aung San Suu Kyi has become a symbol of the struggle to rid the country of decades of military rule.
まずは、語彙チェック。
1番目のセンテンス
・Reports are coming in that~ ~というニュース(レポート)が入って来ている
・release  解放する  has been released なので「解放された」となります。
・house arrest 直訳すれば「家で逮捕」ということですね。つまり、自宅軟禁です。
 has been released from house arrestで、自宅軟禁から解放された、という意味ですね。
2番目のセンテンス
・detention 身柄拘束  be in detention で身柄を拘束されている
・condemnetaion 激しい非難 ここでは、drew condemnationというフレーズが出てきます。
・drew(drawの過去形)は、引き寄せる、災害などを招くという動詞。
 drew widespread international condemnation 世界的に広まった激しい非難を引き寄せた
 drewの主語はarrestです。つまり、政府が彼女を軟禁していることが、世界中から激しい非難を買った、
 という意味ですね。非難しているのは民主主義を支持する世界中の人たちです。
3番目のセンテンス
・The Nobel Peace Prize laureate ノーベル平和賞受賞者 
  この、laureate(栄誉を授かった者)という単語に注目。これは、laurel(月桂冠)から来ています。
 
 栄誉のある人間に与えられるあの月桂冠、ローレルですね。
 ここでは、スーチーさんのことを指しています。
・impose 強制的に重圧を強いる  
 ここでは、if conditions are imposed、つまり、条件が強いられた場合には、とあります。
 で、どういう条件かというと、続く関係詞節のwhich以下を見ます。
 which would exclude her from politics、がconditionの内容です。
・exclude 排除する、締め出す ⇔ includeの反意語です。
 exclude A from B  AをBから締め出す→彼女を政治から締め出すという条件
 つまり、自分を政治から排除するという条件を強いるのであれば、解放を受け入れない、
 解放してやる代わりに政治活動をするなというのであれば、その条件は飲まない、
 軍の圧力には屈しない、と言っているわけです。
4番目のセンテンス
・struggle 闘争、苦闘、争い  a symbol of the struggle 闘争のシンボル
・rid 取り除く rid A of Bで、AからBを取り除く
・decades of  何十年にも渡る decadeは10年ですから、decades of は数十年の、となります。
・rule 支配 military rule 軍事支配
 rid the country of decades of military ruleで、国を数十年に及ぶ軍事支配から解放する
さて、珍しくちょっと堅い英語をやってみました。
これらのニュース英語は、やはり語彙を知らないと聴き取れません。
逆に、語彙さえ知っていれば、ほぼ内容を理解することができるとも言えます。
たまにはニュース映像などを利用して、ボキャビルをするのも勉強になりますよ。
このニュース英語の文法は極めてシンプルです。
whichを使った関係詞節、if節は出てきますが、さほど複雑な構文は使っていません。
これがすらすら頭に入ってこないという人は、やはり一度文法、構文のおさらいをしましょう。
1冊文法書を買って、ざっくりやると良いと思います。
文法書のおススメはこちらの記事にあります⇒ おススメ文法書

ところで、今回敢えて全文を訳すのはしませんでしたが、これには理由があります。
英語を英語で理解してもらいたいからです。
きちんとした日本語に訳すのは、通訳や翻訳家のお仕事です。
別に、正しい日本語を知っている必要はありません。
house arrestと聴いてすぐに「自宅軟禁」という単語が出てこなくてもいいんです。
「家」「逮捕」というイメージでどういうことを指しているのかわかれば、それでいいんです。
英語はイメージが大切です。
訳すのではなく、そのままイメージで理解しましょう。
以上、時事英語でした☆
今回の記事は役に立ちましたか?役に立ったという方は、ポチっとお願いします音譜

人気ブログランキングへ
にほんブログ村 英語ブログへ
にほんブログ村
手紙メルマガ発行中 3ヶ月でネイティブ発音になれる!英語マスターへの道
カラオケ12/11 発音セミナー@恵比寿 
参加申込・お問い合わせは 手紙info@englishbootcamp.jpまで


スポンサーリンク

関連コンテンツ