イングリッシュブートキャンプ:由美です。
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最近の若い人は、車に乗らない、また免許も取らない人が多い、と聞きます。
日本の場合、それは多分に不況の影響が強いわけですが、
アメリカでも、同じような傾向が見られるそうで、その分析がなかなか面白いです。
ワシントンポストの記事はこちら↓
Why aren’t younger Americans driving anymore?
なぜ、アメリカの若者は車に乗らないのか。
表層的には、アメリカと日本の若者の傾向は似ていますが、その根底はというと、
いささか違うかな、という気がしますね。
あくまでも、この記事の内容を読む限りは、ですが。
ただ、私も知人や友人の話を聞いていると、確かにそうだなと思う節があるんですね。
なので、この記事の分析は、なかなか鋭いし的を射ていると思いました。
日本の場合、都市部において車は生活必需品じゃありません。
というよりむしろ、あれば邪魔になるくらいです(笑)
都市部だと、月の駐車場代が、地方の家賃と同じ、なんてこともざらです。
ガソリン代は高いし、メンテナンス費はかかるし、ただでさえ不景気で大変な中、
若い人たちが車離れするのは、必然と言えるでしょう。
ところが、アメリカの場合、景気が上向いていようが、ガソリン代がどうだろうが、
関係なく車離れが進んでいます。
その理由として、挙げられているのが、
It’s harder to get a license. 免許取得がややこしくなったこと
そして、
More younger people are living in transit-oriented areas. エコ意識の高まり
です。
この二つが恐らく、非常に大きい。
From 1996 to 2006, every state enacted graduated driving laws that make it more cumbersome for young people to get licenses.
cumbersome というのは、めんどくさい、煩雑な、という意味の形容詞です。
これまで、アメリカの運転免許って、本当にアホ誰でも取れたんですよ。
試験と言っても、○×式の誰でも応えられるような内容でしたし、それで仮免がもらえて、
あとは適当に昼間に練習すれば、いつの間にか正規ライセンスがもらえる、みたいな。
手続きも簡単だし、数十ドルくらいで免許が手に入りました。
けれども、交通法が見直しされて、ちゃんとしたテストを受けないといけなくなったようですね。
もう一つの、エコ意識。
これは、知人なんかを見ていると、成るほど確かにそうだと思います。
なるだけ意識的に自転車を利用する、というアメリカ人が増えたように思います。
さすがに年配者(私世代を含めて)は少ないですが、30代くらいから下の若者には、
明らかにこういった、環境保全に対する配慮というのが、あるように思います。
最後に、これは日米共通してるんじゃないか、と思ったのがこれ。
Technology is making it easier to go car-free.
テクノロジーのおかげで、車が必要なくなった。
Communications technology, which provides young people with new social networking and recreational possibilities, has become a substitute for some car trips.
コミュニケーションの技術革新のおかげで、若い人たちはソーシャルネットワーキングなどに費やす時間が増え、車でどこかへ出かけたりしなくなった。
provide ・・・with ~は、受験英語でも必須のイディオムですね。
・・・に~を提供する、です。
substitute は、代替物。
car trips に対する代わりの物、ということですね。
こういった記事は、受験英語に慣れ親しんでいる人には、とっつきやすい内容だと思います。
ゴシップ記事よりも、こういった固い記事のほうが得意だ、という人も多いのではないでしょうか。
ワシントンポストも、タブロイドも、どちらも同じように読めるというのが、理想です。
どちらもちょっと・・・
という人は、語彙が圧倒的に足りていません。
頑張りましょう♪(゚▽^*)ノ⌒☆
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由美先生の記事をワシントン・ポストの記事とともに興味深く読みました。都市部と田舎ではかなり違うかもしれませんね。アメリカのとある州に転勤して運転免許試験を受けに行った時のこと。交通法規の試験はコンピューター画面に答を入力する方式で、流れ作業のように適当に空いたPCに座って各自始めます。試験監督者がいないため、隣同志で座ったヒスパニックの親子がスペイン語で相談しながら答えていました。英語がわからないのかアホなのか、娘は一問ごとに母親に答えを聞いていましたね。今はどの程度試験が難しくなったのか興味津々です。
昔はアメリカの運転免許って、誰でもすぐ取れましたよね。
適当にみんなで受けに行って、そのあとすぐ仮免許発行、みたいな。
今はめんどくさいことになってるみたいですね、この記事によると。
若いアメリカ人の知り合いに、聞いてみようかな(^^;)
こんばんは。いつも興味深く拝見しています。人生初、「車がないと生活できない状況」になり2年。維持費などが結構かかり、早く東京に戻りたい気持ちでいっぱいです。
さて、NHKのクールジャパンという番組が好きで見ているのですが、鴻上尚史さんの英語(番組の出だし)はどう思われますか?リサ・ステッグマイヤーさんの英語はほぼ100%理解できるのですが、鴻上さんの英語の聞き取りに苦労しています。。。(ゲストのお国なまりの英語も時によって難しいです。)お時間がありましたら、よろしくお願いします。
Ritaさん
コメントありがとうございます。
クールジャパンですか。
私はテレビを見ないので、番組の存在を知りませんでした(^_^;)
ちょっと見てみますね。
鴻上さんって確か、以前イギリスに留学してますよね。
文部省の芸術枠か何かで。
気になるので、チェックしますね~