カタカナ脳からの脱却－解答編

どうも～o(^-^)o
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さて、今朝のクイズの解答です。
Ｍ＆Ｍと同じ発音の芸名の有名人は誰でしょう？
そのまま読めばその人の名前になります。
つまり、Ｍ＆Ｍをどう読むか（発音するか）、というのが最大のポイントなんですね。
まさか、エムアンドエムなんて読んでませんよねｗｗｗ
エムアンドエム、というのはカタカナ読みです。
Ｍ＆Ｍを見た瞬間に、エムアンドエムと読んでしまった人は、カタカナ病です。
この、“カタカナ病”、“ローマ字読みの弊害”から脱却しなくてはいけません。
Ｍ＆Ｍを発音どおりに書くとこうなります。
EMINEM
はい、もうわかりましたね。
そう、あの白人ラッパー（ヒップホップシンガー）、エミネムです。
ええーーーと思った人、かなり重度のカタカナ病です。
あ、そっか、なるほど・・・と思った人は、かなりセンスが良いと思います。
Ｍ＆Ｍは、エミネムの本名の頭文字だということらしいですが、本当のところはわかりません。
ちなみに、Ｍ＆Ｍ社のチョコレートは、正確にはＭ＆Ｍ‘sというように
アポストロフィーＳが付きます。
Ｍ＆Ｍ choco ballsとか、Ｍ＆Ｍ candiesと言うこともあります。
ここで注目なのは、＆（and）という単語の発音です。
話しの途中で、「それでですね」というように区切りたいとき、“Aaand”とはっきり発音します。
けれども、○＆△というように、単語を繋いで「○と△」というフレーズになると、
発音が全然違ってくるんですね。
そう、“and”という単語は、リダクションが激しいのです。
え、リダクションってなに？っと思った人はこちらをどうぞ。
リダクションは日本語でも起こります。
「すみません」を話し言葉では「すいません」と言いますね。
「いいのですか？」も「いいんですか？」というように、リダクションが起きます。
英語も同じなんですね。
○＆△という時の接続詞の＆（and）は、かなり弱く発音されます。
また、最後の“d”は消えてなくなります。
で、響きとしては“in”または“n”となります。
Ｍ＆Ｍ、つまりem and emですが、＆のリダクションが効いているので、
em in emとなるわけです。
ポイントはもうひとつあります。
リエゾンですね。
英語は、“Ｎ”の音で終わる単語に、母音で始まる単語が続く場合、必ず音が繋がります。
em in em と離して書くと、ついカタカナ病がムクムクと起き上がって来て、
エム　イン　エムと発音してしまいそうですが、eminemと繋げて書いてあるとどうでしょう。
エミネムと読めるでしょう？
このパターンは非常に多いんですね。
ＡＴ＆Ｔ（アメリカのＮＴＴ）⇒　エイティーエンティー
Ｓ＆Ｍ（ＳＭ）　　　　　　　⇒　エセネム
Ｑ＆Ａ　　　　　　　　　　　⇒　キューエネイ
わかりやすく説明するために、あえてカタカナで書きました。
音のリダクション（消えてなくなる現象）とリエゾン（前後の音が繋がる現象）は、
リスニングにおいて、日本人が最も苦手とする部分でもあります。
これって、言われてみればなるほど、と思うことがほとんどなんですね。
知っていれば聴き取れるようになります。
まずは、知ることが大切なんですね。
発音のポイントを集中して勉強したい人。
カタカナ病から脱却したい人。
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