イングリッシュブートキャンプ:由美です。
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ボストンレッドソックスの上原投手、地元のメディアでも話題になっているようですね。
なんとも微笑ましい親子の姿が、あちこちに取り上げられています。
息子さん(キャズ君)、可愛いですね~
さて、ボストンというと、その特殊な訛りというか、アクセントが有名です。
典型的なボストン訛りってどんなだか、ご存知ですか?
こんな面白い動画を見つけました。
標準アメリカ英語との比較ですが、中上級以上のレベルの方なら、
その違いがわかるんじゃないでしょうか。
ボストンの人は、Boston のことを、Baaston(バァ~ストン)と言います。
これをニューヨーカーがバカにしたりするんですが、地元の人が言うアクセントが、
本来のアクセントなんじゃないの、と思いますけどね。
で、ボストンはニューイングランド地方というくらいだから、イギリスの影響が強いです。
たとえば、fish & chips(フィッシュ&チップス)、これはイギリスの代表料理ですが、
ボストン名物でもあります。
数年前からボストンに住んでいる、イギリス人の友人(男性)いわく、
イギリスの fish & chips よりもボストンのほうが、美味しいそうです。
で、ボストンといえば、なんといってもクラムチャウダーですよね。
いわゆる、クリーム系のクラムチャウダーは、New England Clam Chowder と呼ばれます。
トマトベースのクラムチャウダーは、Manhattan Clam Chowder です。
日本でクラムチャウダーというと、大抵ニューイングランドのほうですね。
っていうか、マンハッタンクラムチャウダー、日本で食べたことない気がします。
話が逸れましたが、この clam chowder ですが、chowder の発音が独特なんです。
ボストン訛りは、R がイギリス英語っぽいんですよ。
喉の奥で籠った音を出さないで、ah(アァ)みたいな音になります。
なので、チャウダ、という感じになるんです。
上記のビデオでも、この独特な R が聞けますね。
アメリカは、イギリスほどアクセント(訛り)が多岐にわたっていません。
イギリスの場合、地方だけでなくその人の属する階級によっても、アクセントが変わります。
だから、BBCのキャスターみたいな、いわゆる標準語に慣れたとしても、
ロンドンのカフェの店員の言っていることが、まったくわからない、なんてことが起こるんですね。
アメリカの場合、CNNが聞き取れれば、普通の人の会話もまず聞き取れます。
カリフォルニアの人の話し方と、ニューヨーカーでは確かに違いはありますが、
ニューヨーカーって早口っΣ( ̄ロ ̄lll) と、一瞬戸惑うくらいで、わりとすぐに慣れます。
ただ、南部訛りと黒人訛りは別ですね。
これは、よほど慣れないと、半分も理解できません。
私が留学した町は、中西部とは言いつつもかなり南部に近かったんです。
最初、何を言ってるのかまったくわからず、どうしよう・・・と思いました。
それまで、ロサンジェルス、サンフランシスコ、ニューヨークと、都会しか訪れたことがなく、
その時にコミュニケーションで苦労したことは、それほどなかったからです。
ところが、その町の人の訛りは今までとは全く違っていて、一対一で話しているにも関わらず、
しかも結構ゆっくり喋っているにも関わらず、ちんぷんかんぷんでした。
これはいわゆる、Southern drawl と呼ばれるもので、南部特有のアクセントだったんです。
半年くらい経つと、私もそのアクセントに染まり出しました(笑)
たとえば、ニューオーリンズという地名がありますね?
ジャズで有名な。
あの発音ですが、標準米語だと、ヌゥオ~リエンズなんです。
がしかし、南部の人は、ヌゥォオ~ルンズと発音します。
私は、ニューオーリンズという町名を、知らなかったため、現地で耳で覚えたんですね。
で、その後日本に帰国してから、アメリカ人の同僚とニューオーリンズの話題になったとき、
私の発音に、みんながドッと受けたんですよ。
外国人(ノンネイティブ)が、そこだけ南部アクセントになったのが、おかしかったようです。
ボストンアクセントですが、一度だけボストンに行ったことがありますが、
個人的には、そんなに訛ってるかなぁ???くらいにしか、思いませんでした。
上原投手の息子ちゃんも、ボストン訛りの英語を話すようになるんでしょうかね。
以上、アクセントのお話でしたo(^-^)o
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私はアメリカ滞在時はアトランタとヒューストンだったので、やはり南部訛りの英語に苦労しました。ただでさえ、ネイティブの容赦ない早口英語に公私両面でタジタジになっているところに加えて、Hey ya’llとか言われるるし(笑)。それとヒューストンではオフィスのスタッフの半数が黒人だったので彼ら独特のアクセントはまるで別の言語みたいでした。でも、気さくな人が多かったなぁ。
briccoさん
私も、オクラホマに住んでいたので南部訛りにはだいぶ慣れましたが、
黒人英語だけはいまだにダメですね~ほとんどわかりません(^_^;)
仲の良い黒人は、みんな白人と同じ話し方をする人たちなので、
あの独特のアクセントには慣れることがないんです。
イギリス英語もそうなんですが、仲の良いイギリス人はみんな大卒で、
RPを話すんですよね~だから普通のイギリス英語に慣れない。
すごく仲の良いイギリス人が、日本語がぺらぺらなんですけど、
関西弁は聞き取れないと愚痴っていたことがあったんです。
で、私もイギリス英語が聞き取れないから、私と英語で話す時は、
いつものRPじゃない普通の話し方にして、その代わり私は大阪弁で話すから。
なんてことを試してみたことがありましたが、お互いストレス溜まるだけで、
すぐにやめました~(笑)