今日もぽかぽか陽気の東京です♪
鼻炎が絶好調な、イングリッシュブートキャンプ:由美です。
my nasal fairy、今日も鼻腔内で大暴れです(泣笑)
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さて、タイトルがちょっと煽情的ですが、まあ、これはある意味私の信条でもあります。
なのでもう一度、ここではっきり書いておこうかとw
英語学習について語るとき、とにかく日本の教育現場の人が持ち出したがるのが、
「英語にもアカデミックさが必要である」という点です。
どういうことかと言うと、
単に言葉を話せるようになるのでは意味がない、
話す内容が大切なのであり、あくまでも生徒の“学習”意欲をかきたてるものでなくてはならない。
単に話す訓練をするだけであれば、それは英会話スクールと変わらない。
学校教育でそれをするのは間違いである。
ということです。
まあ、教育者としての信条と言うか、
立場上、言いたいことはわからないではないですが、
そういう人たちが、高校を卒業しても英語で挨拶ひとつできない日本人を生みだしているわけです。
知人の大学教授(米人)が、ライティングのテキストを書いているのですが、
学会発表で自身のライティングテキストを紹介したときに、彼が言った言葉が印象に残っています。
日本の英作文の教材はつまらない。
Write about the Japanese Kimono. 着物について記述せよ。
というようなものをいまだにやっている。
着物について何か書きたいと思う中高生がどこにいる?
そこには教える側の傲慢さと押しつけがあるにすぎない。
人は、何か書きたい、語りたいと思うとき、真っ先に来るのが「自分について」だ。
まず自分について語るところから始めるべきなのに、
日本だけがいつまでたっても「日本の伝統について」だの「○○の公共性について」だの、
生徒の英語レベルとかけ離れた内容の教科書をやっている。
言語学習において、身近なところからスタートするというのはもはや常識です。
最初は自分のことが言えるようになること。
それは挨拶であり、自己紹介であり、職業や家族構成、趣味であり、好きな食べ物や音楽であり、
そしてそこからだんだん話題が広がっていくのです。
私は、語学は学問ではないと思っています。
むしろスポーツに近い。
スポーツを学問する人もいますね、スポーツ科学とか、体育の教師とか。
そういう人はもちろん、理論的なことやアカデミックな知識が必要でしょう。
けれども、単にスポーツを楽しめるようになるために、テニスがプレーできるようになるために、
そんなアカデミズムは必要ありませんね?
英語も同じです。
言語学者や英語教師になるのであれば、アカデミズムは必要です。
最終的に、海外でビジネスをするのが目的だという人にも、それなりの教養は必要でしょう。
けれども、「Hey, what have you been up to?」とネイティブに声をかけられて、
早くて何を言ってるのか聞き取れなくてオロオロする、というレベルの人が、
アカデミズム云々言っても意味がありません。
日本の教育現場には、このアカデミック信者、内容信者があまりに多すぎて、
これじゃあいつまで経っても日本人は英語ができるようにならないはずだよ、と、ため息が出ます。
くれぐれも誤解しないでもらいたいのですが、
私は何も、内容などどうでもいいと言ってるのではないということです。
はい、栄養士の資格を持っています、調理師免許を持っています、だけど作った料理は不味いんです。
というのでは意味がないんじゃないか、と言っているだけです。
免許も資格もなくても、美味しい料理が作れたほうが
数倍、いや、数百倍いいに決まっているではありませんか。
語学以外の分野では、それは当り前のこととして認識されているのに、
こと英語学習に関してはなぜだか「内容論」が幅を利かせているんですね。
そのせいで、永遠に英語ができない若者を作りだす結果となっています。
彼らはこのアカデミズムの犠牲者だと私は思います。
語学はスポーツと同じです。
肉体を使った訓練です。
それを繰り返すことでしか、マスターすることはできません。
教養や知識は、その人が個別に身につけていくものであり、英語学習とは関係ありません。
以上、英語学習について、でした。
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間違ってても今の私は全く気にしませんけど(笑)
多分私はそのアカデミズムの犠牲者でしょう(笑)
中学、高校、大学と義務教育で最低限は英語を勉強してきたはず。。。
成績も悪くないはず。。。
ある程度英作文もできますし、読めますが。。。
なんせ話せない。。。
すっと英語が出てこない。。。
なんで???って感じでしょ?
それなのに、おばちゃんでもおじちゃんでも英語が話せる人はいる
なのに、私が話せない?
それは可笑しいだろうと思って
春から話せるようになるための勉強に変えました。日常会話が何とかできれば良い。言いたいことが何とか伝われば良い。間違えてナンボ。どんどん間違えようと。
基本は勿論やり直しました
そして夏からskypeレッスンによる英会話をエイヤーで始めました。
new challengeです。
初回レッスンで言われましたね
Michyの英語はacademicだわ
nativeはそういう言い方はしない
それを聞いてから、基本的に脳がスポンジの私は(頭がスカスカ?かもしれないが、何でも吸収するとも言える(笑))、復習に全てを費やしました。
8月からレッスンを始めましたが、かなり忙しい仕事の合間に趣味として新たに始めた私は、正直まだまだですが、ヒヤリング、スピーキングともに少しずつ改善しているようです。
確かにアカデミックさは少し消えた気がしますね。
時々スッと英語が出てくることもあるし、褒められることもある。お世辞かもしれませんが(笑)
英語教育を根本から変えてほしいですね
被害者を増やさないでほしいと思います。
もちろん、個人としての責任もあるとは思いますが、教育理念、方法がまず悪いと思います。
アカデミックさ?そんなのは日常会話がある程度できてからで良いと思います。
TOEICなんかも正直どうでもいいと思ってます
点数だけ取るなら、これまでどおりの試験勉強をすれば高得点を取る自信はありますが、ナンセンスです。高得点をとっても話せない人なんか山ほどいますしね(笑)
思いませんか?
久しぶりに思ったことを言いました。良い話題をどうも
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>Michyさん
コメントありがとうございます。
Michyさんの熱い思いが伝わってきましたよ。
大半の日本人学習者が、多かれ少なかれMichyさんと同じような状態なのでは、と思います。
今の日本の英語教育(学校英語)は、
一部の“物凄く英語が好きで自力で頑張ってなんとかしている人たち”と、
挨拶すら英語でまともにできないレベルの人たち、
という両極端に二分される状況を作り出しています。
大事なのは、物凄く流暢でネイティブと対等に渡り合えるだけの英語力を、
全ての日本人が持てるようになることではありません。
そうではなくて、少なくとも挨拶や自己紹介、趣味や仕事についての話くらいは、
誰もが普通にできるレベルになることが大切なんです。
その中で、一部の人がアカデミックな方向に行ったりビジネスで活用すればいい。
まずは日本人全体の英語力のボトムアップが必要だと私は常々感じています。
机上の空論はもういいです(苦笑)
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>イングリッシュブートキャンプ:由美さん
私も同感です。お飾りの英語はもう要りません。話すための、交流するための英語を英語教育者は教えるべきです。興味を持たせるための教育が全然足りません。点数をとる英語は要らないんです。基本は必要ですけど。今回リスタートを切るまで正直英語が面白いと思ったことはありませんでした。成績が良くてもです(笑)使わないですむならくらいの勢いでしたね。ですが一念発起してからは苦手意識はなくなりました。これだけでもよかったと思っています。いま教わっている人たちも以前ほどひどくはないと思いますが、似た路線で教育を受けているんでしょう。なんとか変えて欲しいと思います。頭の固くて頭は良いのに頭を使わないバカなお役人と教師達、頭かち割ったろかと思いますね(笑)由美さんにいってもダメでしようけどね。楽しさを教えて通じる会話がなんとか成り立つ喜びを教えて欲しいですね。スクールなんてできる人がいくところです。わかっていない人がほとんどです。通じるための勉強法も授業で教えていくべきだと思います。上達には個人差はあると思いますけどね。意味のないことの押し付けはダメですね。でも発音はリスニングにとっても重要なので一人でも多く身に付けれると良いですね。由美さんの英語教育者としての腕の見せ場ですね。もうすぐ英語喉やつめ通読できます。上川先生のブログやYouTubeの動画にもはまりつつあります。頑張りますよ。このての討論は燃えますね。私が教師ならいい教師になれそうですが、もっと話せるようになって発音もネイティブのようにならないと無理ですね(笑)マイペースにしたす
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ど~も日本の英語教育自体既得権益化してるんじゃないかって気がします。
着物について英語で書くことはできても例えば今流れているCNNやABCのニュースについて意見を英語でいえる先生方がどれくらいいるのかっていうとビミョ~ですからねぇ
だから実際に使える英語となると文部省管轄以外の学校やら高い私立やらに頼らざる得ないんですよ・・・
うちの子供たちが社会に出る頃は英語を使って仕事をする機会は私の若い頃よりは格段に多いはずだと思うのに学校の英語教育は掛け声ばっかりで・・・
なんとかしろ~!!って思っちゃいます(笑)
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>Michyさん
日本の英語教育はなかなか変わらないですね。
そういう意味では、トップダウンですぐにギアチェンジできる中国や韓国が羨ましいです。
日本人だけがいつまでもぐずぐずしてるんですよね。
それが理解不能らしく、アジアでも孤立してしまう原因のひとつになっています。
そろそろ変わるべきときだと思いますね。
英語喉、順調に進んでるんですね。
頑張ってくださいね☆
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>carrieさん
コメントありがとうございます。
既得権益化はしてるでしょうね。
それはどこにもある現象だとは思いますが。
それよりもっと深刻なのは、コンプレックスじゃないかと私は思います。
英語をまともに話せない英語教師や、話せても発音のせいでネイティブに何度も聞き返されたり、
1対1の会話でないと続かない(集団になると孤立する)ことがトラウマになったり、
そういうことが原因でアンチアメリカになったり。
そういった諸々の状況が複合的にあわさってできたのが、
今の日本の英語教育現場の実態だと思います。
ブレイクスルーが必要ですね。
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他の分野はというけれど、たとえば数学などでも
似たようなことは起きていると思います。
みんな真面目なんですよね。
でも使えなければ(数学などね)意味がないです。
概念云々などいくらいっても、使えなければ
どうにもなりません。
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>ピカードさん
コメント、ありがとうございます☆
私が他の分野といったのは、学問ではなく芸術・スポーツの分野、という意味です。
学術としての面とプラクティカルな面の両面を持つという点で、同じだと私は考えます。
少なくとも数学や物理よりはスポーツに近い。
海外ではそれが普通のアプローチなのに、
日本人だけがなんだか歪んだ方向に行ってるんですよね。
真面目というよりは意固地かな、と私は思いますが(苦笑)