イングリッシュブートキャンプ:由美です。
ブルーノ・マーズの来日公演、行って来た~という友人が何人もいて、
この人の人気を物語っているなと、しみじみ。
さて、そのブルーノ・マーズですが、スーパーボウルのハーフタイムショーで、
演奏したということで、ご覧になった人も多いのでは?
私はスポーツは見ないので、このハーフタイムショーも、ほとんど見たことがないのですが。
マドンナやマイケル・ジャクソンなど、そうそうたるスターたちが演奏するのが、
スーパーボウルのハーフタイムショー。
ここで演奏するということはつまり、世界の音楽界の頂点を極めた、ということに等しい。
ブルーノ・マーズは若くして、世界のトップに立ったわけですね。
そんな彼が、あのエレンショーに出たときの、印象的なスピーチがこちら。
マスコミの批判に対して、彼はこう言っています。
どれだけ聞き取れたでしょうか?
5分過ぎあたりから、スピーチは始まります。
Listen. Any young, aspiring musicians out (there), if music is what you want to do, if music is what you love and your passion. It doesn’t take a (fragrance), its not about the tabloids, it’s about you putting in the (work), practicing every day, practicing your vocals, practicing your instrument, practicing songwriting. And (hopefully) one day you write the song, you know the whole world wants to get down to. And I promise you, I promise you, one day, you’re going to have your moment to shine and you’re going to have a (lot) of people saying that you can’t do it and you’re not (good) enough. But I promise you, (if) you go out there and sing and you put your heart and (soul) into it and you follow your dream, one day you’re going to be sitting next to Ellen DeGeneres, you’re going to be sitting next to Ellen DeGeneres talking about how you (broke) records and rocked the Super Bowl. Stand up, Stand up America!
<訳>
いいかい、ミュージシャンになりたいと思っている若い人たち。もしも音楽でやっていきたいなら、本気で音楽が好きで情熱を注いでいるのであれば、オーラとか関係ないんだよ、タブロイド紙に載るとか、そんなの関係ないんだ。大事なのは、毎日練習すること。毎日歌の稽古をし、楽器の練習をし、良い曲が書けるようひたすら努力すること。それだけなんだよ。で、そうしていればいつか必ず、世界中の人が夢中になるような曲が書ける日が来る。で、そうやって君が光り輝く時が来たら必ず、お前はダメだとかそんなんじゃダメだとか言う連中がいっぱい出てくる、これはもう間違いない。きっと言われる。だけど、歌い続けるんだよ、心をこめて魂をこめて。そうやって夢を追い続ければいつの日か必ず、こうしてあのエレン・デジェネレスの隣に座れるような日が来るのさ。そう、こうしてエレンの隣に座って、音楽シーンの記録を塗り替えたぜ、スーパーボウルに出たぜ、って話をする日がね。みんな立ち上がれ、立つんだアメリカ!
訳:Yumi
最後のロッキーのテーマが、なんとも・・・
こんな若い人でも、ロッキー知ってるんだぁ・・・と、変なとこで感心しました(笑)
今さらですが、アメリカで成功するってことは、イコール世界で成功することなんですよね。
映画界でもそうですが、ハリウッドで成功すれば、全世界で認知される。
音楽も、アメリカで成功すれば、ヨーロッパツアー、アジアツアーが組める。
自国での成功が、そのまま全世界での成功につながるという感覚って、どういうものなんでしょう?
アメリカンドリームという言葉がありますが、一国内で成功しても、
そこまで大きな富や名声を手にすることはできませんが、これが全世界となるとスケールが違う。
だからこそ、夢を追う若者が出てきやすい、というのもあるのでしょうね。
これって、何もエンタテインメントの世界の話だけではないですよね。
ビジネスもそうで、アップルもグーグルもフェイスブックも、
すべてアメリカの一学生が始めたことで、それが成功して世界の頂点に立った。
これがアメリカ以外の国だと、自国で成功しても、そこから世界に出ていくには壁がある。
日本で、日本人として生まれた私には、その辺の感覚が今一つピンときません。
わずか二十代でここまでスターになるって、どういう気分なんでしょうね。
さて、ブルーノのスピーチ、聞き取れましたか?
こうしてスクリプトを見るとわかると思いますが、本当にシンプルな英語です。
中学英語を知っていれば、すべて理解できる内容ですね。
なのに聞き取れなかった、聞けない部分があった、というあなた。
それは、音そのものが聞けていないんですね。
英語(語学)は発音が基本です。
シンプルな英語なのに聞けないのは、音がキャッチできていないから。
『Yumiの脱カタカナ英語マニュアル』は、英語の基本発声である喉の開き方から、
リエゾンやリダクションまで、段階を踏みながら習得できるように、まとめられています。
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いいですね〜!若いっていいな!(笑)
勢いがあって、それにすごくシンプルだけど、
力強いスピーチだと思いました。
ファンサービス抜群!ちゃんとロッキーのテーマが
絶妙なタイミングでかかりましたね!
彼がフィリピン出身のシャリースと
一緒に歌った歌も好きでした。
ほんまに、若いってええなぁ(^ ^;)
そう思わせてくれる、力強いスピーチですね。
若い人がこんな風に素直に発信できるのは、成熟した社会だからだと思います。
羨ましいなと思いました。
最後のほう、ロッキーのテーマに乗って客席までハグしに行くところ、
ファンらしき女の子がハグされて狂喜乱舞してますね。
微笑ましいです(笑)
確か、ブルーノもフィリピンのハーフですよね、そういえば。
いろいろ動画チェックしてみます~
はじめまして。ブルーノマーズはフレグランスももってないじゃないかというのは、一流のセレブレティーになると自分のブランドのperfume をだすのがステータスなのですが(ビヨンセやジェニファー・ロペスが自分の名前の香水をだしているように)ブルーノマーズにはまだ自分の香水がないじゃないか!まだまだだよということをいっているのでオーラがあるとはちょっと意味が違ってくるかと思います。
tesemoさん
コメントありがとうございます♪
なるほど、fragranceは比喩的な意味ではなく、実際に香水を出してない、
ということなんですね。
ご指摘、ありがとうございました~(^O^)