イングリッシュブートキャンプ:由美です。
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★どうして普通の会話についていけないのか
前回までのお話は、こちら⇒はじめての挫折
さて、高校までは英語に自信があった私が、大学に入って一気に、奈落の底に突き落とされました。
ネイティブの先生の、早口の(というか普通の)おしゃべりに、付いていけない。
講義そのものは、ほぼ問題なく聞き取れるのに、普通のおしゃべりが、何言ってるのか全くわからない。
これは、大学に入ってから、私がぶつかった大きな壁でした。
ニュースなら大体聞き取れるのに、シットコム(ドラマ)はさっぱりわからない。
英字新聞は(記事にもよるけれど)大体読めるのに、週刊誌の悩み相談コーナーは、ちんぷんかんぷん。
絶対に、大したことは言って(書かれて)いないはずなのに、聞き取れ(読め)ない。
なぜだろう。
悩みました。
悩んだ挙句、到達したのは、とてもシンプルな現実でした。
ネイティブなら当然知っている語彙、フレーズを、あまりにも知らなさすぎること。
そして、ネイティブの普通の話し方やスピードに、慣れていないこと。
これに尽きます。
幼稚園児でも知っているようなフレーズを、知らない。
日常茶飯事的に使われる、当たり前の慣用表現を、知らない。
チャンクで理解していない。
ネイティブの話し方や、発音のルール(Would you が“ウッジャ”になる等)を、まったく知らない。
これでは、“普通の”英語が、理解できるはずがありません。
私は、受験英語を全否定しているわけでは、決してありません。
ただ、穴がいっぱいあるんですね、学校英語のカリキュラムには。
特に、発音に関しては、普通の中学高校では、まったく教えないばかりか、下手をすると、
間違った発音を、刷り込んでしまいます。
こうした間違いや、たくさんある穴は、自分で修正し、埋めていくしかないわけです。
他の誰も、埋めてはくれませんから(笑)
では、どうすれば穴を埋めることができるのか。
それは、やはりネイティブの英語に触れる、これしかありません。
でも、なにがネイティブの自然な英語なのか、当時の私には、なかなか区別が付きませんでした。
なので、まずは手当たり次第に、手を出すことになります。
今思い返しても、この頃の私は、頑張ったと思います。
おそらく、大学1年から2年にかけての1年半くらいで、100万近く使いました。
驚かないでくださいね。
でも、これは自分の将来に対する、重要な投資なんです。
お金を貯めるため、家庭教師のアルバイトを、かなり掛け持ちしました。
カテキョと某塾のチューターで、バイト代は月に10万ほどありました。
これを、ほぼ全額、英語のために費やしました。
あ、洋服とかその他の必需品は、親にお小遣いをもらって、そこから捻出していました(^_^;)
といっても、当時の私の興味は、英語とロックにしか向いてなかったので、洋服とかはどうでもよく、
ファッションにお金を使うことって、ほとんどありませんでした(笑)
★とにかくネイティブの英語に触れる
インターネットもDVDもなかった、80年代半ば。
レンタルショップで映画を借りても、字幕は日本語しかありません。
海外ドラマを英語で見るには、モノラルテレビでは無理だったため、バイト代でテレビを買い替えました。
ネイティブの普通の会話を、スクリプトを見ながら聴く、という今では簡単にできる学習法が、
当時は本当に難しく、その環境設定のためだけに、数十万というお金が飛びました。
今は、ネットで海外のテレビ番組も見れるし、DVDには英語字幕があるし、本当にいい時代です。
私の世代からすると、今はまさに夢のような時代ですが、情報がたくさんありすぎて、
何から手を付けていいのか、何を優先すればいいのか、迷うという人も、いるようですね。
繰り返しになりますが、ネイティブの英語に、とにかくたくさん触れること。
聞くだけではダメです。
聞き流すだけでは、身に付きません。
必ずスクリプトのあるものを題材にして、自分も声に出して、繰り返し言ってみること。
ネイティブと同じように、言えるようになるまで、何百回と練習すること。
自分の英語を録音して、客観的に聞いてみること。
これをやり続けるしか、普通の会話に付いていけるようには、ならないんです。
当時の私は、とにかく手当たり次第いろいろやりましたが、最終的に効果があったのは、
ひたすらネイティブの真似をする、という超オーソドックスな、当たり前のことだったのです。
由美の英語マスターへの道、まだまだお話は続きます。
★英語は音とリズムが命
『Yumiの脱カタカナ英語マニュアル』は、英語の基本発声である喉の開き方から、
リエゾンやリダクションまで、段階を踏みながら習得できるように、まとめられています。
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