今朝もまた大きな余震があった都内。
久しぶりにドキッとした、イングリッシュブートキャンプ:由美です。
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日本人はリスニングが苦手だ。
これはもうずい分昔、私が中学生くらいのころから、つまり恐竜時代から言われていることで(笑)
それはこうしてインターネットやソーシャルネットワークが整った今でも、変わっていないようです。
なぜ、日本人はいつまで経ってもリスニングが苦手なんでしょうか。
「英語喉」の著者でもある、上川一秋さんが以前ブログで言っておたれたのは、
喉発声をマスターすると、どの言語も音がすんなり耳に入ってくるようになる、
意味はわからないけれど、音は聞き取れるようになるということです。
たとえば、フランス語やスペイン語が、音としてきちんと聞こえる、ということ。
だから語彙を覚えて基本的な分の構造さえ理解すれば、何を言っているかすぐわかるようになる。
ところが、喉発声ができない、口発音の日本語ネイティブには音そのものが聞こえていない。
だから単語を覚えようがどうしようが、聞き取れない。
これは日本語ネイティブの特徴であると。
言われてみると、確かにそうだなと思える節がそこかしこにあるのです。
聞こえているけれど意味はわからない、というのと、
音そのものが聞こえていない、というのとでは大きな違いがあります。
で、音そのものが非常にわかりにくいというか、聞き取りにくいと感じる言語が私にはあって、
それはベトナム語なんですね。
以前出版社に勤めていた頃、ベトナム人マネージャーと一緒に仕事をしたことがあり、
その時、彼女の名前を覚えるのに非常に苦労しました。
というのも、何度聞いても聞き取れないからです。
聞き取れないから覚えられない、発音できないんですよ。
日本語は発音そのものがシンプルで易しい言語ですから、向こうはすぐに覚えてくれます。
常に“Yumi”と声をかけてくれるのに対し、私は一度も彼女の名前を呼ぶことができませんでした。
もちろん、名前は英語(アルファベット)で書いてくれるんですよ。
だけど、どう聞いてもそうは聞こえない。
また、書かれたアルファベットどおり発音すると、全然違う名前になっちゃうんですよ。
もうまったくもってお手上げ状態でした。
東南アジアの言語というと、タイ語もありますが、タイ語の場合はそうではないんですね。
挨拶のフレーズも、人の名前も、一度聞くとすぐ真似して言うことができますし、覚えられます。
でも、ベトナム語は一筋縄ではいかないんですよ。
マンダリン(北京語)も広東語も、コリアンもタイ語もヒンドゥー語も、そういうことはありません。
一度聞いたら聞き取れますし、そのままオウム返しに声に出して発音することができます。
ちょっと違う、とネイティブに修正されることはあっても、
そもそも真似して声に出すことすらできない、なんていうのはベトナム語だけなんです。
ベトナム語が話せる方、どうやってマスターしたんでしょうか。
ひょっとしてベトナム語は特殊な発声をする言語なんでしょうか。
それとも、たまたま私がベトナム語と相性が悪いだけなんでしょうか。
すごく知りたいですね。
以上、リスニングの不思議、でした☆
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日程:6月4日(土)14時~19時、5日(日)16時~21時 計10時間
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