イングリッシュブートキャンプ:由美です。

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★ノンネイティブがどこまで行けるか

以前も取り上げたことのある、ギタリストのMIYAVIさん。
この方の英語が素晴らしいので、「有名人の英語」のコーナーで、取り上げて欲しいとのリクエストがあり、
こちらの記事で、ご紹介しました→有名人の英語 MIYAVI

最近では、アンジェリーナ・ジョリーの映画に、重要な役で出演したこともあり、露出が増えています。
なんとあの、エレン・ショーに、出演されています。
エレン・ショーといえば、アメリカ版徹子の部屋みたいな、国民的番組です。
エレンは最近では、アカデミー賞のMCをしたことで、ご存知の方も多いのでは?
そんな番組に、リップサービスかもしれませんが、エレン自身が会いたかったということで、
呼んでもらったというのは、日本人アーティストとしては、結構な快挙だと思います。
もっと国内のメディアでも、大きく取り上げればいいのに・・・と思うんですけどね。
なにか事情でも、あるんでしょうか。

まあそんなことはさておき、エレン・ショーの様子が、アップされているので貼っておきます。

以前のインタビューでも、かなり英語がお上手でしたが、アメリカに住むようになったことで、
流暢さに、さらに磨きがかかっているように、思いますね。
それと、雰囲気が変わりましたね。
世界で勝負するためか、あえて東洋っぽい、エキゾティックでミステリアスなイメージを、
強調しているような、感じですよね。
東洋人男性が、白人マッチョなロックンローラーに、真っ向勝負するのは得策ではありませんから。
こういう、ちょっと中性的で、ミステリアスな方が、絶対に受けはいいと思います。
賢いやり方だと思います(^O^)

英語に関してはもう、ノンネイティブで、なおかつ20才をとうに過ぎてから英語をやった人が、
ここまで行けるんだという、英語学習者の目標のような人です。

★MIYAVIの英語に挑戦

ネイティブではないので、もちろん彼にも、日本人アクセントはあります。
けれども、かなり流暢なので、ネイティブに近いレベルのノンネイティブ、というカテゴライズで、
彼の英語を、ディクテーションしてみましょう。

Ellen: You’re here because I (      ) you to be here. I thought you were so brilliant in the movie and…
Miyavi: Thank you.
Ellen: That (      )(      ) been…first of all, this is your fist talk show in English.
Miyavi: Yes, I’m so nervous.
Ellen: No, don’t…
Miyavi: Every time I talk in English…(     ) me nervous.
Ellen: Oh, really? Well…
Miyavi: Please speak slowly.
Ellen: I will speak very slowly.
Miyavi: Okay.
Ellen: But you were brilliant in the film.
Miyavi: Thank you. Thank you.
Ellen: And uh…So as I said, you are this huge musician in Japan. Everyone knows (    ) you are. You’ve never (     ) before.
Miyavi: No.
Ellen: How did Angelina Jolie find you and how did you get this (     )?
Miyavi: Um…I just…I was just playing music. I was just hitting the strings. I (     ) that she found me out on the internet, and she talked to the Japanese casting director, Yoko. She came to my office in Tokyo out of the blue. So I didn’t know, you know, about this film much, and then the Japanese casting director asked me about my music as a musician and what kind of (     ) I like and who’s my favorite actor. And I answered “Angelina Jolie.” I got cast.
Ellen: And you didn’t even, oh, that’s why you got (     ). I’m sure that’s not why.

エレンにゆっくり話してくれと、冒頭でお願いしているMiyaviさんですが(笑)
エレン自体が、普段からそんなに早口ではなく、クリアに話す人なので、聞き取りやすいと思います。
トークショウのMCみんなが、彼女みたいに話すわけではないので、エレンの番組は、
英語学習初中級者にも、リスニング素材として、役に立つと思います。

ちなみにこの、日本人の配役を担当していたディレクターのYokoさんって、奈良橋陽子さんのことかしら。
ちょっと気になった私です(^O^)

★ディクテーションの解答


wanted
must have
makes
who
acted
role
heard
film
cast

気付いた方もいると思いますが、前回取り上げたときの彼の話し方と、このエレン・ショーでの話し方には、
大きな違いがありますね。
前はいかにもロックンローラー、ミュージシャンです、クールでカッコイイです!という感じでした(笑)
けれども今回は、少し抑えたトーンで、知的な雰囲気で話しています。
こういう演出の仕方って、大事だと思いますね。
彼にはそういう意味でも、すごいブレーンが付いているのかもしれません。
もちろん、Miyaviさん自身が、考えてやっている可能性もありますが。
だとしたら、頭の良い方ですね。

Miyaviさん、大阪出身なんですね。
同郷ということで、ぜひとも海外でスターになってもらいたいです(^O^)
ノンネイティブの英語話者として、相当のレベルにいる方なので、私自身も目標にしたいです。
もっと、精進しよう・・・
みなさんも一緒に、頑張りましょう(* ‘-^) ⌒☆

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