イングリッシュブートキャンプ:由美です。
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トルコの政情がああいうことになってしまったので、オリンピックは難しいでしょうね。
どこぞの知事さんは、小躍りしてそうです。

さて、なんとしても東京でオリンピックを、と願う人たちがいるようですが、
その東京オリンピック招致の英語サイトが、海外で酷評されているという記事です。

World worst website

そしてこれが噂の、招致サイトの英語ページ⇒TOKYO 2020

私はこのサイト、初めて見ましたが、確かに、この英語は「う~ん・・・」という感じですね。
何が言いたいかわからない。
Visionのところもそうですが、全体的に何のためのサイトなのか、というのが曖昧で、
はっきり言うと、狙いが定まっていない印象です。

Huh? WTF?

とありますが、直訳すると、「はぁ?なんじゃそら?」
ここまでわけのわからない文章は、初めて読んだ、と言っていますね。

この記事を書いた、David Meerman Scottさんは、日本人と結婚しており日本に詳しい。
そしてその人が、こう語ります。

I lived in Japan for seven years and my wife is Japanese. What we’ve seen so often is Japanese organizations that enter the global markets by simply translating the content they created for the local Japan marketplace. That’s likely what happened here.
日本企業がグローバルマーケットに進出しようとする時、単純に国内向けの商品をそのまま英語に翻訳すればオーケー、と思っている企業があまりに多い。そして同じことが、ここでも起きている。

これは私も、常々感じていることです。
日本と海外とは違う。
ターゲットとするマーケットがどこなのか、デイヴィッドさんの言葉を借りるなら、
“buyer personas”を、まずは見極めないといけません。

欧米をターゲットにするのか、アジアかはたまた中南米か。
そして、そういったターゲットの市場をよく調査し、それに合ったパッケージをしないと、
せっかく良いコンテンツを持っていたとしても、相手にされないことになってしまいます。

To really globalize, you need local content creators who understand the local buyer personas and create content especially for them.
本気でグローバル化したいのであれば、ターゲット市場の特徴を理解し、それに向けてカスタマイズしたものを作れる人材が必要となる。

この記事を読んで、「そうそう、そうなのよ~~~!」と、
思い切り膝を打ってしまいました。

市場調査とカスタマイズは、外交においてもビジネスにおいても必須ですね。
まずは、相手を知ることから始めないといけないのに、そこが一番おざなりになっている。
日本の政治家が外交でことごとく躓くのも、ここに原因があると思います。

彼を知り、己を知れば、百戦危うからず

とは、「兵法」での孫子の言葉です。
日本人は何度も同じ轍を踏んで来ていますが、そろそろまずいということに、
気付いた方がいいと思うんですけどねぇ・・・

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