留学

今時の留学

私がアメリカに留学したのは今からもう20年以上前、80年代の終わりでした。日本はちょうどバブル経済を謳歌していた頃で、1ドルが初めて100円を切ったという当時では考えられないことが現実化した時代。今じゃ1ドル90円台とか当たり前だけれど、あの頃は感覚としてはまだまだ1ドルは200円くらいの価値でした。

なんて、昔話ばかりしても今の若い人にはつまんないでしょうからこの辺にしておきますが(笑)、当時はアメリカに留学する人は年間3万人くらいいたと言われています。それが今や2万人もいない。もちろん、留学先はアメリカだけではないので、アメリカに行く代わりにイギリスやオセアニアに行く人たちが増えたとも考えられます。けれども、まだまだ日本人の留学先としてはアメリカがメインであることを考慮すると、やはり若い人の海外志向は大きく減退したと言わざるをえません。

ところが、海外に出る日本人の数は減ってはいないのです。つまり、研究者レベルでの留学や、その他の第三国(中国など)に出向するビジネスマンや技術者は増えているということなのです。今、中国経済は世界から注目されており、日本企業も例外ではありません。上海や北京などに支社や工場を作り、そこに日本の技術者や現場監督を送りこんでいる。だから、総合すると日本人の海外移住者は増えているというデータになるわけです。

ただ、いわゆる日本人サラリーマンが会社から出向を申し渡されて海外に出るのと、自ら望んで留学またはワーキングホリデーで海外に出るのとでは、メンタリティーとして大きく違うと私は考えます。日本は経済的には確かに一流となったかもしれませんが、まだまだ国が抱えている問題は深刻で、高齢化社会や少子化といった先進国ならではの課題など、先輩である欧米から学ぶべきことが山のようにあるのです。そういった意味でも、若い人の留学人口が減っていることはこの国にとって非常にマイナスです。

私は、20代や30代前半くらいまでの若い人、特に女性にもっと外に出てもらいたいと願っています。日本にいると見えないことが、一歩日本の外に出ると見えてくるからです。女性は男性よりも環境の変化に適応する能力が遥かに高い。それは、子を産むという性である以上、周りの変化に対応できなければ子孫を残せないからでしょうか。逆境にも強いのが女性です。実際、現地ですぐに友人や恋人を作り、伸び伸びと留学生活を謳歌していたのはほとんどが女の子でした。男の子は、日本人同士固まってぶつくさ文句を言っているというパターンが多かったのです。また、帰国後その経験を生かして英語を使う仕事に就いているのも圧倒的に女性、男性は普通のサラリーマンになって英語とは無縁の生活という人が多い。

私が、女性を応援するべく英語塾を立ち上げようと思ったのは、そういった実体験から来るものでした。海外で、特にアメリカで活躍する日本人は一般レベルでは圧倒的に女性のほうが多い。男性はどちらかというと日本ではアウトローで、身一つで渡米して成功を掴んだというような人か、会社から派遣されてきたビジネスマンのどちらかに別れる傾向があるようです。日本はまだまだ女性にはハンデのある社会です。けれども、海外に出るとそれが180度変わる。そのことをもっと多くの女性に体験してもらいたいのです。

日本で進学を考えている人に言いたい。一浪して日本の大学に進学するのであれば、1年間アルバイトして貯金し、親から少しだけ援助してもらってアメリカの大学に進学するほうが絶対に良い。日本の私大に4年間通うくらいであれば、アメリカの大学にグラント(奨学金)を貰い寮生活をしながら勉強するほうが安くつく可能性もあります。今さら4年も大学に通うのは・・・という既卒組にはマスター(修士)という方法があります。とりあえず1年間だけでもという人には、イギリスでマスターを取るという方法もあります。可能性はいくらでもあるわけです。

ただ、そのためには英語力が必要です。最低でもTOEFLのPBTで500、IBTで61点がないとどこの大学も受け入れてくれません。そんな英語力はないという人。独学でも、1年(人によっては半年)で英語は上達します。ただし、そのやり方が重要です。ちまたの英会話スクールにいくら通っても時間とお金を無駄にするだけです。お金も時間も有り余っていて、まあ、10年後くらいに旅行先で買い物ができる程度に話せるようになればいいや、という人には大手英会話スクールをおススメしますが、そうでない人にはこれほど非効率なものはありません。
では、どうすればいいのか。平均的な日本人英語学習者が短期間で結果を出すには何が必要なのか。それは、このブログで少しずつお話していきたいと思います。長くなったので今回はここまで。次回は、日本人がなぜ英語習得にこれほどまでに手こずるのか、そのお話を具体的にしていきたいと思います。

See you next time!

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コメント

  1. エビデンス より:

    貧乏定時制で大学二回落ちてフリーターですけどアメリカの大学いってなにか変わりますかね?

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