イングリッシュブートキャンプ:由美です。
今回の話題は「英語で悪口が言えるか」です(笑)
日常会話ができるレベルとは、その言語で悪口が言えるレベルのこと
第二言語を学習する上で、「日常会話OK」というレベルは、どういうレベルなのか?
私は常々思っているのですが、それは「その言語で悪口と愚痴が言えるレベル」ということです。
考えてもみてください。
日常会話って、時間や道を聞いたり、スタバでコーヒーを注文できることではないですよね?
友達と職場の愚痴を言ったり、嫌な上司の悪口を言ったり(笑)
そういうことが、日常会話の中心であるはずです。
では、今回取り上げる、悪口英語を見てみましょう。
nerd, geek, loser
これらは、特に女性が男性のことを悪く言う時に、よく使う語彙です(笑)
nerdもgeekも、日本語に訳すと「変な奴」とか「オタク」とかという意味。
ただ、nerdにはそれに「キモい」というニュアンスが加わります。
パソコンおたくとか、やたら何かに詳しい、内向的な人のことは、geekですが、
A〇Bの握手会とかに集まるような人のことは、nerdと呼びます(わかりやすいでしょうww)
loserは、直訳すれば「敗者」。
つまり「負け犬」といったニュアンスでしょうか。
これは何も、経済的なこと(お金がないとか)だけで、使うのではありません。
やたらと自慢ばかりするような人や、家庭を大事にしない男、女性をエスコートできない男、
などにも“loser”の烙印は、情け容赦なく押されます(笑)
そこで、こんな漫画を見つけました。
カリスママン(Charisma Man)という、タイトルですが、実はただのloser、geekというお話。
Charismaの発音は、コリズマ
さて、まずこのcharismaという単語に、注目してください。
これは日本語でも、カリスマというカタカナが、そのまま宛がわれていますね。
あの人はカリスマ性があるとか、一昔前には「カリスマ美容師」とか、流行りましたね(笑)
実際の発音は、カリスマではなく、コリズマ(kə-riz-mə)です。
最初の母音(a)は、いわゆるシュワ(あいまい母音)です。
注意しましょうね。
さて、この漫画ですが、ただ金髪で青い目という以外、何ら特徴もない平凡な男が、
日本にやってきたら、白人男性というだけで現地の女性(日本人女性)にちやほやされて、
自分がモテ男だと勘違いしていく、けれども自国に戻るとただのgeekでありloserだ、という
非常に辛辣な漫画です(^ ^;)
たとえばこんな一節が。
我々のヒーローは、母国カナダ星においてはただの平凡な男である。
彼はカリスママンと姿を変えたのである!
まあ、これは80年代から90年代にかけて、日本がバブルだったころの話ですね。
あの頃は英会話スクールにも勢いがあり、ネイティブ講師の時給はものすごく高かったのです。
企業もバンバンお金を投資して、従業員に英語研修を受けさせていました。
私の知り合いのアメリカ人は、月に軽く50万稼いでいました。
有閑マダム(死語?)のグループに、毎週末英語を教えていたカナダ人は、時給1万5千円、
2時間で3万円とか取っていました(有閑マダムは3人だったので、一人あたり時給5千円)。
しかも、高級フレンチのお店でレッスンをやっていたので、毎週フランス料理のフルコースです。
もちろん、ランチもワインも全て有閑マダム達が、払ってくれていました。
そういう扱いを受けていると、自分が“カリスママン”だと、思い込んでしまう人もいるでしょう。
若いし、しかたのないことなのかもしれませんね(^ ^;)
カリスママン、読みたい人はアマゾンで購入できます(笑)
ちなみに、バブルも弾けて久しい今、この手の白人男性って本当にいなくなりました。
それはそれで、ちょっと寂しいような・・・(^ ^;)?
英語は音とリズムが命
語学の基本は発音です。
正しく発音できるフレーズは、必ず聞き取れます。
本気で英語を話せるようになりたい人は、まず発音の基本ルールを、マスターしましょう。
『Yumiの脱カタカナ英語マニュアル』は、英語の基本発声である喉の開き方から、
リエゾンやリダクションまで、段階を踏みながら習得できるように、まとめられています。
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