イングリッシュブートキャンプ:由美です。
外資に転職したら年収が2倍になった、なんてことはザラにあります。
また、業界によってはボーナスだけで前の日本企業にいた頃の年収を越えた、なんてことも。
というわけで今回は、外資系企業に転職する際に立ちはだかる英語面接について、お話します。
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外資と日本企業の根本的な違い
外資系転職をしたことがある方、またはしようとしたことのある方ならご存知だと思いますが、
基本的に外資系企業は、新入社員という概念がありません。
いわゆる日本的な意味での、「新卒採用」というものが、めったにないのです。
それはすなわち、外資が求めるのは、即戦力だということです。
日本企業が、一から教育して自社のカラーに合う人材を育成しよう、というスタンスなのに対し、
外資系企業はある意味、正反対だと言っていいでしょう。
あなたは何ができるんですが、わが社にとってあなたを雇うメリットは何ですか、
というのが、外資企業にとって一番聞きたいことであり、採用のポイントとなってきます。
日本企業の場合は「お役に立ちたい」「貢献したい」という姿勢が買われます。
実際、この言葉を言うだけで、面接に通る確率がグンと上がります(笑)
けれども外資系企業の場合、そういう「謙虚な気持ち」はまず、評価されません。
「だから、どうやって貢献するの、そこが聞きたいんですよ!」と思われてしまいます。
私たち日本人は謙虚さがウリなので(笑)、私はこんなことができます!みたいに、
自分をアピールすることが苦手だったり、そうすることに抵抗を感じてしまいがち。
けれども、外資系(特に米系企業)の場合は、「私はデキる人間です」アピールが大事です。
私を雇えば、あなたの会社は得しますよ、いいんですか、こんな素晴らしい人材を逃して、
くらいの気持ちで臨みましょう。
ポイント1-TOEICのスコアはほぼ意味がない、英語面接が全てだと覚悟せよ
CV(レジュメとも言います)の書き方や、典型的な質問への答え方などは、転職サイトや
ビジネスブログで、散々書かれているので、私は英語に特化してアドバイスしたいと思います。
まず、TOEICのスコアですが、これはほぼ意味がないと思ってください。
外資系企業の面接官は、たとえTOEICのスコアが高くても、それと実際の英語運用能力は、
ほとんど一致しないことを、よ~くわかっています。
そもそも英語力なんて、面接すれば一発でわかりますから、スコアなんて見てません。
気にするのは日本人担当者だけで、私の経験上、スコアだけ見てろくすっぽ英語面接をせず、
「この人はTOEIC950点あるから英語ができるだろう」と、採用してしまう会社は、
上層部が英語ができない可能性が、非常に高いです。
そしてそういう企業は、現場と組織のトップとのコミュニケーションが、うまくいっていない。
働き始めてから、苦労することが多かったりするので、要注意です。
英語面接で実際にネイティブの役職者がいて、色々聞いてくるというのが、まともな企業です。
国際なんちゃら・・・という名目で採用募集かけているのに、そういう面接がない企業は、
こちらから遠慮しておいた方が無難です。
ポイント2-セールス系の人は実績を数字を盛って具体的に言う
これはセールスや、マネジャー職の面接に限られてきますが、相手はあなたを雇うことで、
どれだけ利益になるかが知りたい、それが採用の最大ポイントです。
なので、前職でまとめた案件、一番大きな案件を具体的に言えるように、用意しておきます。
多少数字を盛ってもいいですが、あまり非現実的だと嘘だとばれるので、やめましょう(笑)
自分がいかにして大きな契約を取ったか、いかに会社の営業成績に貢献したか、
そういう話を、うまく数字を絡めて伝えることができると、採用される率は上がります。
マネジャー職の面接の場合も同様に、前職での手柄を話しましょう。
外資系面接の良いところは、前職での実績を思う存分、アピールできることです。
日本企業の場合、職歴があまりたくさんあると、「この人大丈夫かな」と思われたりしますが、
外資の場合はまず、ほとんどそこに触れてくる面接官はいません。
アピールポイントを上手くまとめ、はきはきと答えることが好印象を与えるのです。
ポイント3-自分の言葉で話すこと
言おうと思ったことを箇条書きにして、丸覚えしてしまうのはやめましょう。
丸暗記した文章を言うと、絶対にばれます。
棒読みになってしまったり、あと言い間違えた時に、言い直したりしてしまうからです。
たとえば発音を間違えたり、文法がちょっと怪しかったりしても、一々言い直さないこと。
面接は英語のテストではありません。
あなたの情熱と人間性を、相手に伝えることが大切なのであって、英語の間違いを気にしすぎて
しどろもどろになったり、しょっちゅう言い直したりしていては、確実に評価が下がります。
あと、言い訳をしないこと。
「すいません、ちょっと緊張してうまく話せなくて・・・」とかもNGです。
こういうのは、日本人だと逆に微笑ましいとか、人間臭いと思ってもらえることもありますが、
外資系企業ではまず、マイナス以外の何ものにもなりません。
常に堂々と、自分は有能で御社の役に立つ人材である、という風格を押し出しましょう。
英語は発声で9割決まる
最後に、英語と日本語の一番大きな違いは、「発声」です。
英語はお腹から声を出す、腹式発声(または喉発声)で、口先で話す日本語とは全く違います。
この発声を体得するだけで、相手に与える印象が180度違います。
多くの日本人は、日本語発声のせいで損をしています。
面接やプレゼンテーションだけでなく、普段の会話もこの発声が原因で通じなかったり、
やたら聞き返されたり、そもそもネイティブの早口英語が聞き取れなかったりするのです。
まずは正しい発声を、訓練するところから始めましょう。
『Yumiの脱カタカナ英語マニュアル』は、英語の基本発声である喉の開き方から、
リエゾンやリダクションまで、段階を踏みながら習得できるように、まとめられています。
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ためになる記事ありがとうございます。うちの会社も新卒、また派遣もとらないですね。先にアピールをどうぞ、で始まって、何ができるのか、ということを突っ込んできかれました。
日本人的な謙虚さって、「仕事ができない」と思われますから、多少肩をいからすぐらいで、外資系はちょうどかもしれないですね。
Rainyさん
コメントありがとうございます!
肩をいからすぐらいでちょうどいい、っていうのに笑っちゃいました(^ ^;)
でもホント、そうですよね。
とにかく自分をいかにアピールするか、ということが外資の場合大事だと思います。
あと営業職はもう、これまでの実績がすごく重要。
この辺も徹底しているように思います。