おはようございます♪ イングリッシュブートキャンプ:由美です☆
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私たち日本人を悩ませる存在の代表格が、“冠詞”ではないかと思います。
冠詞、すなわち“article”は、ヨーロッパ言語には必ず付いて回ります。
そして、日本語にはこの概念がないために、修得するうえで非常に苦労するんですね。
冠詞には二種類、定冠詞(the)と不定冠詞(a)があります。
で、この使い分けって、ノンネイティブである限り、ネイティブと全く同じレベルで理解する、
という域に達するのは、どうしても難しい部分があると思うんですね。
冠詞に関しては、もうフレーズごと丸飲みして、覚えてしまうしかありません。
たとえば、
Do you have time?
だと、「時間ある?」「ちょっと今いいですか?」という意味ですが、
これに定冠詞が付くと、
Do you have the time? 今何時ですか?
となって、まったく意味が変わってきます。
こういうのは、「なぜここで定冠詞が付くと、時間を聞く意味になるんだろう」とか考えず、
そういうもんなんだ、と丸飲みしましょう。
ここで、変に理屈をこねるタイプの人は、語学習得上とっても損です。はい。
で、本題ですが・・・(って、やっとかいな 笑)
定冠詞の発音なんですね。
「ザ」か「ジ」か、という例のあれですわ。
これに関して、「喉の旅」のMasaさんが、ブログに書かれている内容が、面白いです。
いろんなネイティブに聞いてみたけれど、まともな回答は得られなかった、ということですが・・・
まあ、そうでしょうね(笑)
私たちは、学校で「母音の前だとジと発音する」と、習ったと思います。
けれども、実際の“the”は、ザでもジでもないんですよ。
大抵の場合、リダクションされるので、音としてはほとんど聞こえてこない感じです。
私たちが普段会話をする時、いわゆる“てにをは”って、ほとんど落ちますよね?
もちろん、書くときはちゃんと書きますよ。
「これから会社に行きます」というように、書くときは助詞を省略しませんね。
でも、喋るときは、「これから会社行く」みたいな感じで、無意識にリダクションしてるんです。
英語も同じで、冠詞や前置詞というのは、まあ言ってしまえば、大して重要ではないわけです。
単語をつなぐだけの存在ですから。
だから、かなりぞんざいに扱われがちです(苦笑)
theの音に関しては、カタカナにするのはちょっと難しいですが、
ドゥとダの中間、くらいでしょうか。
また、直前にNの音が来る場合、ほぼNに吸収されてしまいます。
“in a house”と“in the house”は、ほとんど差がありません。
どちらも、「イナ ハウス」です。
では、「ジ」と発音するというのは、嘘なのかというと、そんなことはありません。
敢えて強調したい言葉の時、定冠詞を「ジ」と発音するんです。
なるだけ実際の音に近い表記をするなら、「ディ」ですね。
それは、子音で始まろうが母音で始まろうが、関係ありません。
同じことが、不定冠詞にも言えます。
これ、私は学校で教わった記憶がないんですが、おそらく多くの日本人学習者が、
知らないまま来ているのではないかと思う、重要な発音ポイントです。
You are a very very beautiful woman. あなたは、とてもとても美しい。
この場合の不定冠詞“a”は、「エイ」と発音します。
とてもきれいな女性だ、というのを強調しているんですね。
また、特に強調していない場合でも、きわめて普通の時にも、不定冠詞を「エイ」と発音する場合が、
ネイティブには多々あります。
子音の前なら「ア」、母音の前なら「アン」というのは習っても、
この「エイ」というのは、ほとんど習わず来てるんではないでしょうか。
ぜひ、覚えておいてもらいたい、発音ポイントですo(^-^)o
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THEの発音のしかた
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日本の学校では very beautiful や very delicious という言い方は間違っていると教えているようですが、実際はこういう言い方をしても特に問題はないような気がします。 beautiful のような強い含みを持つ形容詞の前には very は付けない、という「公式」みたいなもんに従って教えるほうが、教える側としては楽だろうし都合がいいのはわかるんですけど・・・。(*v.v)。
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とてもすっきりしてわかりやすい解説でした。
日頃のすばらしい指導がうかがえます。
「英語は発音から」を最近改めて実感していて、
由美さんのような方が日本の英語教育を
どんどん変えていくといいなあ。
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確かにaをエイと読むというのは学校で聞いたことはなかったように思います。
私も初めて聞いたとき「エイ」ってなんだろ?方言?とかと思ってしまいました(;^_^A
ネイティブは、子供に英語を1ワードずつ指差してゆっくり読んであげるときに、aとtheをすべて「エイ」「ジ」と読んでいるようです。
強調したいとき、はっきり言いたいときはそうなるのでしょうね。
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ネイティブに聞いてもアカンね、まともな答え返ってこうへんよ。
そんなん、考えたこともないしね。
あと、やっぱり地方によっても方言とかあって、まちまちやったりするしね、アクセントも。
日本語も、母音とか微妙に違うやん?方言によって。
それをきちんと説明できるかって言われると、絶対にできない。
由美さんみたいに、わかりやすく説明できる先生ばかりやったらいいのにねw
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>英語好きの女好きさん
コメントありがとうございます。
そうなんですか?
very beautifulは間違いだと教えてるんですね、日本の学校では。
それは由々しき事態ですよ。
どうりで、日本人の英語力が地を這ったままのはずです(苦笑)
言葉は公式じゃないですからね。
無理にあてはめようとすると、絶対に修得できません。
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>いいめえるさん
コメントありがとうございます。
お褒めに授かり、光栄です☆
英語は発音から、というのは、
「野球は素振りから」みたいなもんだと、
私は思っています。
発音できないと、話せませんからo(^-^)o
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>skywishesさん
発音に関しては、まともに教えている学校はほとんどないですよね。
hotの“O”は、指三本を縦に口の中に入れる、とか、
catの“A”は、「エ」の口で「ア」と言う、とか。
そういう説明を受けた記憶はありますが。
知らないだけだったらいいんですが、間違った発音を習っていると、
それを矯正するのが大変なんですね。
子供の頃に覚えたことって、刷り込みのように浸透していて、
なかなか消えませんから。
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>翔さん
そうそう、方言ってちょっとやっかいだよね。
なにがやっかいって、話してる本人たちはそれが方言だという自覚がないこと。
あたかも、自分の英語(日本語)が、標準で正しいと思い込んでることなのよ。
で、ネイティブに「それは間違っている」と言われただけで、
そのまま鵜呑みにして信じてしまう、というネイティブ神話が、
受け身な日本人には生まれやすいのね。
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普通に ユアラ ヴェリィ と読んでいたと思います。ユアレイ って言うんですね~
ありがとうございました。 微妙な違い、知らないとやはり聞き取れないんですね。
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強調のthe(ディ)はなんとなく耳にしてましたが、a(エイ)の強調の方はビジネスシチュエーション以外では
まだ聞いたことがありません。英語学校でも教わりませんねぇ、こういうのって。英語学校でのnativeとの
単なる日常会話でも(私の場合ですが)聞いた記憶がないです。
恐らく強調する必要のある会話をしていなかっただけだと思いますが。。。
でも、ビジネスシチュエーション、特にネゴの時には強調のaもtheも結構耳にします。
ちなみにオージーがこれをやると、a(アイ)になるのでしょうか(笑?
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>漆薔薇 ひばりさん
あくまでも、強調する場合は、です。
そういう時は、「エイ」だけ強めに言うんです。
だから、リエゾンしません。
ユアレイではなく、ヨァ エイ ヴェルィ ヴェルィとなります。
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>miuさん
「エイ」って、ネイティブの人は結構言いますよ。
「ディ」のほうは、強調の時しか使われないように思いますが、
「エイ」に関しては、日常的に使う人もいますね。
このあたりは、出身地とかジェネレーションも関係しているかもしれません。
オージーとかロンドンっ子がやると、「アイ」になるのか・・・
それはわかんないです(^_^;)
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来週、ケンブリッジ大学からの同志社への交換留学生を案内するので、聞いてみます!
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>miuさん
ケンブリッジの学生は、「アイ」とは言わないでしょうね(笑)
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very beautifulは間違っていると塾の生徒たちに教えています。
「very splendid、 very wonderful、 very perfect」なども同じことです。
なぜこれらがまちがっているのかは残念ながら勉強不足で知りませんが、他にもたくさんあります。
まちがっていないのでしたら、その理由を教えていただけるととても助かるのですが。
よろしくお願いします
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>学習塾講師さん
very beautifulでググってみてください。
very beautiful flowers
very beautiful faces
very beautiful nature
など、山のように候補が上がってきます。
数十万件のヒットがありますよ。
これを、間違いだというのは、おかしいと私は思います。
また、映画やドラマなどを見ていると、She's so beautiful.は普通にセリフに出てきますし、
Love Is A Very Splendid Thingという、有名な曲もありますね。
私は受験英語を教える立場ではないので、これ以上の説明はできません。
あとは、ご自分でお調べになってください。
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知らないことだらけ
やるしかない。
わからないのは、そういうもんなんだって理解します。
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>ぴょん吉さん
はい。
そういうもんだと思って、丸飲みしちゃうのが一番です。
語学は、基本文法はある程度ルールがありますが、
あとはジャズみたいなもんで、場数を踏むしかありませんので。
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オージーも、「エイ」ですね。
日常会話、ビジネスシーンでも良く使います。
オージー=「アイ」発音、というわけでもなく、、バックグラウンドによるかもしれません。私の同僚、イギリス系が多いからか、また違います。スコットランド系はけっこう大変ですよ。あとは、移民も多いので、それぞれのお国なまりがありますね。
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>Mio@AUSさん
オージーもやはり「エイ」なんですね。
オセアニアアクセントも、イギリス同様やはり階層によって違うのでしょうか。
日本にいるオセアニア系のかたは、訛りの強い人が多いように思います。
アクセントって、おもしろいですねw