イングリッシュブートキャンプ:由美です。

引退を表明したNBAのスター、コービー・ブライアント選手。
Ellen Showでのドッキリが、とても面白かったので、ご紹介します(^O^)

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Kobe(コービー)という名前は神戸から取ったもの?

日本人が活躍する可能性の低い、バスケットボール。
一時、NBAブームがありました(ナイキのエアージョーダンとか)が、結局のところ、
日本人がほとんどいないスポーツって、人気が出ないんですよね。

というわけで、国内ではパッとしないバスケですが、アメリカでは大人気スポーツの一つです。
そのスター選手である、Kobe Bryantさん。
ご両親が神戸に来た時、神戸牛のステーキを食べていたく感動し、息子にKobeと名付けたそう。
すごいですね。
なかなかパンチのある、名前だと思います(^ ^;)

そして、英語学習者にとって興味深いのが、Kobeの発音ですね。
日本語ではもちろん、“コウベ”と発音するわけですが、英語だと“コウビィ”となっています。
このパターンは、他にもあります。
たとえば、Nike(ナイキ)。
Nikeはギリシャのニケから来ています。

日本語だと、sake(サァキ)、karaoke(キャリオウキ)、karate(カラァディ)など、
“e”で終わる単語は、英語の場合「エ」という音には、ならないんですね。
なので大抵、そのままアルファベット読みして、「イー」となります。
Kobeもまさに、その法則があてはまっているわけですね。

どっきりを英語で言うと、prank

さて、そんなコービーさんですが、現役引退を表明しています。
そして、あのエレンショーに出て、ドッキリをしかけています(笑)
ドッキリ、またはいたずらのことを、prankと言います。

どんなprankかは、見てのお楽しみ。

こちら♪



はい、どうでしたか?

エレンがなにやら、インカムでコービーに指示を出していますね。
こういうの、日本のドッキリも同じですね。
どういう指示を、出しているのでしょう。

ちょっとだけ、ディクテーションしてみましょう。

So Kobe is in his (        ) room right now, and we have an esthetician that we called, and I am going to tell Kobe to tell her that he has a very very big sweating problem and (    )needs help.

He has an (        ) and he’s going to have to say everything I tell him to say and nothing else. When she comes in, her name is Linda, when she comes in I want you (   ) put your fist (    ) and give her a fist bump, okay?

Come in, please come in.
Hi hi hi hi hi hi hi…
How are you?
Fist bump, please. Fist bump.
Yeah, great. I always fist bump. My name is Kobe.
Yeah, hi.
Hi, Kobe Bryant.
Hi, right.
(    ) stand up but I’m so tall.
What…what is your name, please?
My name is Linda.
Linda, okay.
Okay, my name is Kobe.
I’m sorry, I told you (      ), right?
I’m so, so nervous.
Don’t be nervous.
Let me tell you why (      ) here.
Okay.
I sweat.
A lot.
Too much.
Too too much.
Like…like a lot.
Let me show you somthing. (      ) in that bag.

長いのでここまでにします。

ネイティブの瞬発力を目標にしよう

さて、インカムから聞こえてくるエレンの指示に、忠実に従うコービー選手。
私の言うこと一言一句たがわずに言ってね、それ以外は何も発言しちゃダメ、と言われて
素直に従っていますね(笑)

こうして見てみると、当たり前のことですが、ネイティブは聞こえてきた言葉をそのまま、
瞬時に反射的に繰り返すことが、できるわけです。
これは何も、特別なことではありません。
私たちだって、日本語だったら同じことができます。
でも外国語となると、一気にハードルは高くなります。

また、リンダさんが入ってきた時に出した、「fist bumpして」という指示と、
最後の「かばんを取って」という指示は、繰り返して言う言葉ではなく、行動への指示ですね。
そのことを、コービー選手はちゃんと理解して、指示通りfist bumpをしていますし、
ちゃんとかばんに手を伸ばしています。
色んな意味で、このprankはとても興味深いです。

リンダさん、コービーのおかしな言動・行動に、かなり引いていますね(笑)
でも大スターだし、どうしたらいいのかしら・・・と思っていたら、ドッキリだったとわかり
最後はホッとしている様子。
こういう悪意のないいたずらは、面白くていいですね~(^O^)

というわけで、答え合わせです。

dressing
he
earpiece
to
out
I’d
that
you’re
Reach

ところでこの、fist bumpって、日本にはないジェスチャーですね。
アメリカ人男性がやってるのは、よく見ますが。
こういう文化的な違いも、面白いですね(^O^)

ディクテーションが難しかった人は、何が聞き取りにくかったのか、分析してみましょう。
知ってる単語ばかりなのに、聞けなかった~という人。
音そのものが、聞けていない可能性が高いです。

まずは、発音の基本ルールを、きっちり押さえましょう。
文章にルール(文法)があるように、発音にもルールがあります。
それを知ることが、ネイティブの普通の会話を聞けるようになるための、唯一の方法です。

『Yumiの脱カタカナ英語マニュアル』は、英語の基本発声である喉の開き方から、
リエゾンやリダクションまで、段階を踏みながら習得できるように、まとめられています。

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