どうも~♪ イングリッシュブートキャンプ:由美ですo(^-^)o
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今朝の嘆きの続きです(苦笑)
ある方が、こんなツイートをしていました。
英語講師の大半が、「テストとは別に、英語を使って何かをした」ことで、英語をマスターしている。それは、洋楽を聴いたり、海外ドラマを見たり。その結果、英語が上達しているのであって、そのことを経験的に知っている英語講師は、「ある程度の点数になったらTOEICの問題集は卒業しなさい」と言うけれど、問題は、普通の英語学習者にはその「卒業の仕方」がわからないことだ。というのも、英語の授業では、「英語を教わる」ことしかしないため、英語の本を読めとかDVDを見なさいとか言われても、どうすればいいか理解できない。TOEICを卒業しようと言われても、どうしていいかわからない。
なるほどな、と思いました。
だから、これほどまでにTOEICに固執する学習者が多いのか、と(苦笑)
卒業せよと言われても、困ってしまうだけなんですね。
だけど、卒業しない限り、英語はマスターできないんですよ、これが。
また、この方は、こんな風にも呟いておられます。
「英語を使って何かをする」という概念は、学校の授業では伝えにくい。というのも、これだと「何を習ったか」が測定できない、つまりテストが作成しようがないから。なので、どうしても「教える」方向に行かざるを得ない。それが、英語講師にとってストレスとなっているのではないか。
う~ん、と唸ってしまいました。
この方が言っていることは、今の日本の英語教育(学校英語)の、本質的な問題をついていますね。
おっしゃる通りで、語学をマスターするには、アウトプットが絶対的に必要なんですよ。
アウトプットとはここで言う、「英語を使って何かをする」ことです。
洋楽を聴いたり、DVD見たり、実際に外国人の友人を作って話す機会を増やしたり。
そういうことをしない限り、絶対に語学はマスターできないんです。
で、圧倒的に日本の教育現場に欠けているのが、このアウトプットの時間なんですね。
ゼロにひとしいと言って、いいと思います。
また、「何を習ったか」測定できない、ということなんですけども。
私は、測定できると思うんですよ。
できないようにしている(というか、そう思い込んでいる)のは、今のカリキュラム体系なんですね。
これまで何度も、このブログで繰り返し述べてきたことですが、語学はスポーツや楽器と同じです。
主要5教科というよりはむしろ、副教科と同じなんですよ。
だから、数学や理科と同じような授業体系、テスト形式だとうまくいかないんですね。
そうではなくて、副教科と同じようにすればいい。
音楽や美術、体育や書道、家庭科。
これらの教科って、どんなテストだったか、あなたは覚えていますか?
もちろん、ペーパーテストはあるにはあったはずですが、それより授業でのパフォーマンスが、
最終的な成績となって、出てませんでしたか?
保健体育を、例に取ってみるとわかりやすいです。
一応、保健の授業もありましたよね?
で、筆記試験もありました。
でも、テストの点数が低くても、体育が得意な子(徒競走で一番とか)は、いつも5でしたよね?
私は、筆記の点数はいつも満点近く取っていましたが、運動神経ゼロだったため、
体育の成績はいつも3でした。
美術なんかもそうです。
やっぱり、絵の上手な子は筆記テスト関係なく、5をもらってましたよ。
なぜ、英語はそうできないんでしょう?
できないはずは、ないんですよ。
そこに方向転換していかないところが、今の日本の英語教育の惨状を招いているんだと、私は思います。
今朝から真面目な話が続きましたね(^_^;)
日本の将来を思うと、早くなんとかしないとまずいと思うんですけどねぇ・・・
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どうすればいいのか、英語教育
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ここでまた本質的な問題に立ち返るわけやね。
そういう、本物の英語を教えることができる教師が、学校現場には極めて少ない、っていう。
一部の若い教師は、アメリカでMA取ってきたりして実践的な授業ができるわけやけど、そういう人たちは現場では浮くから、結局従来通りのインプット中心の授業しかできなくなる。
ここに書いている人の呟きは、その通りだと思うよ。
ホンマに英語ができる人は、学校英語ではダメやとわかってる。
でも、そういう人が教師になっている確率は極めて低いわけやん。
だからどうにもならんという、これまた悪循環やねぇ。
このテーマ、語りだすときりがないね。
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>よ!さん
そうだねぇ。
その、根本的な問題にきちんと向き合わない限り、
日本の英語教育に未来はないと思う。
患部にざっくりメスを入れる人が必要なんだけどね。
でも、お役人がそれをやりたがらない。
大きな改革をしようとすると、どうしても波風立ってしまうからね。
日本は、自分が責任取るのはイヤ、っていう文化でしょ。
そこが、中国とか韓国との大きな差になってるし、
今後その差はどんどん大きくなるような気がする。
ホント、止まらないね、このテーマは。
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TOEICの問題集から卒業できない、の意味がよくわかりません(笑。
周りを見渡してもTOEICの問題集に懸命に取り組んでいた人ってほぼ皆無、履歴書作成する時期に英検と一緒に受ける程度の感覚でした。
強烈に覚えてるのが帰国の友人達が『リスニングの試験、(読むスピードが)遅すぎて寝そうになった』、とぼやいていたことかなぁ。
きっと何で英語をマスターしたいかがなくて、英語を勉強することが目的になってしまっているのでしょうね。
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はじめまして! 「英語を使って何かをする」・・・あらためてうなずいております。 英検2級もままならないレベル、50歳に近い私めは、とある用事で単身ニューヨーク、1週間の滞在。アポなしで、何とか意味が通じれば、とやっているうちに、かすかな光がさすような感覚がありはしました。 何かこう、英語をしゃべるにはウンウン・・・のような、漠然とした次へのステップが見えてくるような感覚になったのでした。 またブログ記事を楽しみに見させていただきたいと思っております。
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>miuさん
TOEICから卒業できない、というのはつまり、
問題集を解く→答え合わせをする、という「お勉強」の繰り返しから脱却して、
実際に英語を使うという本来の方向に行けない、
行き方がわからない、という状態のことだと思います。
英語をやっているうちに上達して、その結果TOEICのスコアが上がる。
これが本来なんですが、逆転してしまってる。
ひたすら問題集をやって点数を上げることだけに集中する、と言いますか。
この袋小路状態にハマっている人が、本当に多いなぁと思いますね。
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>deme7さん
はじめまして。
コメント、ありがとうございます。
>英語をしゃべるにはウンウン・・・のような、漠然とした次へのステップが見えてくるような感覚
↑
これって、一番大切な部分なんですよね。
この感覚の繰り返しで、語学って上達していくもんなんですよ。
ダンスとか、楽器とかも同じですね。
「あ、今の感覚だわ!」っていうのが体でわかるといいますか・・・
これは、なかなか説明しづらいんですけどね(^_^;)
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わかる!卒業しちゃったからわかるけど
在校生はわからない感覚ってありますよ。
富士さんの5合目で上を見上げた時は
はるかかなた、と思っていたが上から下を
見た時は「あれ、そこだっけ?」みたいな感覚。
(ちなみに富士山登ったことないけどー笑)
日本でね、実際英語が使える以外に証明するものって多分今はTOEICが有効だから日本に
いながらにしてTOEIC満点!みたいな肩書きが
必要なんだと思っている人が多いんじゃないですか?
私の生徒さんは私のブログをくまなく読んでいるので英語学習のエッセンスを心得てます。
その上でTOEICを受け、昇進に役立てたりしているわけですが要は方便でしかないんですよね。本当に必要なのはそこじゃない!ってわかっててやってるのがエライな、と私のほうが
感心するときあります。
あ~やっぱ止まらないわ、この話題。
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>Sally先生!
ホント、この話題はとまらないですね!
富士山、私は中学の修学旅行で行きましたよ。
7合目までだったかな、バスで登ったんです。
だから、ちっとも登った感じがしません(^_^;)
日本は今、TOEIC=英語の運用能力、みたいな感じになってしまってますからね。
特に企業が率先してTOEICを導入している。
それもあって、転職とか昇進にはとりあえずTOEICが必要、
っていう傾向がもうずっと続いてますものね、この十数年。
ここらへんで、ちょっと転換をはからないと、取り返しがつかなくなると思うんですが・・・
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>イングリッシュブートキャンプ:由美さん
どうしよう。。
本当に取り返しがつかなくなりそう(笑
企業がTOEICを取り入れてるのは
上のおエライさんが話せないから
とりあえず600点ありゃあいいんだろう?
みたいな決め方っていう感じですよ。
あとは短期間で目標達成できるか?という
英語力とは別の能力を見ている、と
人事の友人は言ってました~。
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Communication Englishでもいくらでも問題にするアイデア浮かびますが・・・(笑)
日本人でも国語を学びますが、高校生位になれば英語圏の国語(English class)的な授業内要を可能にするべきですね。実社会ではwriting skillも必要ですし。それでこそ小学生から英語を学ばせる意味が有ると思います。
現状はそんな当たり前の議論が可能なレベルとは程遠いですが・・・
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>Sallyさん
すでに、取り返しがつかない状態になっているのでは、
という話もありますけどね(毒)
そうそう、英語力以外のところで云々、っていうの、
いい加減そこから卒業できないと、日本に未来はないですね。
英語力以外の部分は、英語力以外のところで見ればいい話。
日系企業の人事って、おかしな基準で動きますよね。
前々から不思議でしかたないんですけどねぇ・・・
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>masaさん
ですねぇ。
まず、日本の教育現場ではcritical thinking/writingという概念がありませんから。
それを生徒にさせると、教師の立場が悪くなる。
だから、criticalにならないようにさせるんですねぇ(苦笑)
難しい問題です。
英語云々以外の部分での、日本の学校教育が抱える問題が、
どうしても浮上してきますからね、八方ふさがりになっちゃうんでしょうね。
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まさにカリキュラム体系のせいから、自分の理想とする英語力にまでbrush upするのに苦労しています(笑)
学生時代はgrammar&reading中心でしたので、得意としていましたが、未だにhearingと発音は悩んでいます。
今は以前由美さんに紹介頂いたamerican accent trainingをやっています。
スカイプなどを利用して、話す、アウトプットの機会を設ける事を検討しています。
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いつも楽しく拝見させてもらっています。
私は今英語教員を目指しているのですが、おっしゃる通り教育現場では課題が山積みです。知り合いの講師の方もいかに授業中の間違いに対する敷居を低くするか、生徒の活動を増やすか悩んでいるようでした。ただ、まだ現場の教員は発音に力をいれていない気がしてなりません。高い意識で、これからの教員が教え方を変えれば、将来教員になる子供達にも広がってゆくと信じてます。
これからもこのブログを見て勉強させていただきたいと思いますので、宜しくお願いします。
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「百万人の英語」で同時通訳の神様、國弘正雄先生が
「英語『を』勉強する」のではなく「英語『で』勉強しなさい」
とおっしゃってました♪
私はギターを勉強しに留学したかったので外大に行ったんですが、なぜかディベートと文化人類学を勉強してました(^_^;)
ディベートはcritical thinkingの練習にもなるし、outputにもなります☆
今、小学校でやってるディベート教育が英語教育並みに目も当てられない状況になっているのですが、これは負の連鎖を起こしているのでしょうか?
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>Iαnさん
文法もリーディングも大切なんですよ。
大切なんですが、やはり「言葉」は音が最初ですから。
ここをすっ飛ばしてしまうと、あとあとが大変です。
インプット、アウトプットをバランスよくやることが大事ですね。
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>hiroさん
コメント、ありがとうございます♪
hiroさんのような意識の高い方が、教員を目指しているというのを聞くと、
とても心強いですし、まだまだ日本もなんとかなるかも・・・
と期待を持たせてくれますねo(^-^)o
がんばってください!!!
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>カオリンさん
その「英語で勉強する」というのが、なかなか難しいようですね。
自分の好きな分野を、英語で勉強すればいいんですけどね。
芸術、スポーツ、ファッション、料理・・・なんでもいいので、
そういうところの知識や情報を、英語で入手しようとすると、
おのずとフレーズとか語彙とか増えていきますし、
勉強しているつもりはなくても、勝手に知識は増えていくんですけどね。
負の連鎖、まさにそんな感じですね、日本の教育現場は・・・