イングリッシュブートキャンプ:由美です。
バイリンガル、マルチリンガルとはどういうことを指すのか。
またそれは、モノリンガルとはどうちがうのか。
興味深いビデオを、ご紹介します。
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帰国子女は英語では“returnee”
帰国子女という言葉は、日本語ではごく一般的に使われていますが、英語ではどうでしょう?
英語では、いわゆる帰国子女という概念はありません。
イギリスにせよアメリカにせよ、移民がたくさんいる中、親の母語と子供の母語が違う、
ということは珍しくないですし、様々な宗教や文化を持つ多民族が、ともに暮らしているので、
日本のように、帰国子女といった特別枠を、設ける必要がないからです。
ただ、日本にいる英語ネイティブ(特に教育関係者)が、帰国子女のことを指して言う時、
returneeという言い方をします。
これは本来は、軍隊などで海外に長らく赴任していたり、服役していた人が戻ってくる時、
つまり“帰還者”という意味で使うのが、普通です。
なので、日本に来たことのないネイティブに、帰国子女という意味でreturneeと言っても、
通じない可能性もあるので、気を付けましょう。
さて、帰国子女というと、バイリンガルであるという、イメージを持つ人もいるのでは?
一口に帰国子女と言っても、いろんなパターンがあるのです。
まずは、こちらの動画をごらんください。
3タイプのバイリンガル(マルチリンガル)
Depending on their situation, and how they acquired each language, they can be classified into three general types.
その人の状況と、どのように言語を習得したかによって、一般的に3つのタイプに分類される。
というわけで、バイリンガルの3つのタイプについて、見ていきましょう。
タイプ1 ガブリエラ(2歳児)の場合 -compound bilingual(統合されたバイリンガル)
母語習得期に、2つの言語を同時に理解するようになる。
タイプ2 ガブリエラの兄(13歳以上)-coordinate bilingual(連携したバイリンガル)
学校では英語を、家庭では母語であるスペイン語をというように、別々に使い分ける。
タイプ3 ガブリエラの両親(成人) -subordinate bilingual(準バイリンガル)
母語を通して外国語を理解し、習得した人たち。
というように、同じバイリンガルと言っても、違いがあるわけです。
いわゆる帰国子女というのは、タイプ1かタイプ2に当てはまります。
タイプ1は、どちらの言語もその人にとって母語と言えます。
未就学時に海外に移住し、そのまま長くいた人たちが、このパターンですね。
タイプ2ですが、実はこれは個人差がかなりあります。
学校では英語、家庭では日本語、というのがうまく連携される人もいれば、されない人もいる。
それは多分にその人の性格や、また環境にもよります。
もちろん、海外に住んだ年数によっても、変わってきます。
たとえば、中学校から親の仕事の関係でアメリカに行き、高校大学と現地で進学。
そのままアメリカの企業に就職した人で、ネイティブと区別がつかないバイリンガルもいます。
逆に、日本語アクセントが、かなり強く残っている人もいます。
高校の時に交換留学で1年オーストラリアに行っただけで、かなり流暢になる人もいれば、
中高海外に住んだけれど、カタコトの英語しか話せない、という人もいます。
タイプ3はいわゆる、成人してから海外に行った人(たとえばMBA留学などがこれ)や、
自国にいながら、努力して外国語を習得した人などが、これに入るでしょう。
かく言う私も、このタイプ3に入ります。
私がアメリカに留学したのは、21歳から22歳の時でした。
期間は1年未満なので、帰国子女とはカウントされません。
バイリンガルにも、いろいろあるのです(^O^)
英語は音とリズムが命
言葉は音から成り立っています。
外国語を習得するにはまず、発音から。
『Yumiの脱カタカナ英語マニュアル』は、英語の基本発声である喉の開き方から、
リエゾンやリダクションまで、段階を踏みながら習得できるように、まとめられています。
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