おはようございます。イングリッシュブートキャンプ:由美ですo(^-^)o
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お知らせです。
12月の週末ブートキャンプですが、定員に達しましたので、募集を締め切りました。
次回のブートキャンプは、年明けになります。
年明け第1弾は、1月後半を予定しておりますが、日程が決まり次第、お知らせしますo(^-^)o
さて、今日は語学習得に関する、非常に興味深いプレゼンテーションを、ご紹介します。
パトリシア・クール博士の、赤ん坊の脳に関する研究発表です。
博士の英語は、とてもクリアで聞きやすいので、初中級者もチャレンジしやすいと思います。
少しだけ、ディクテーションしてみましょう。
I want you to take a look at this baby. What you’re ( ) to are her eyes and the skin you love to touch. But today, I’m going to talk to you about something you can’t see, what’s going on up in that ( ) brain of hers.
The modern ( ) of neuroscience are demonstrating to us that what’s going on up there is nothing short of rocket science. And what we’re learning is going to shed some light on what the romantic writers and ( ) described as the “celestial openness” of the child’s mind.
What we see here is a mother in India and she’s speaking Koro, which is a newly discovered language. And she’s talking to her baby. What this mother and the 800 people who speak Koro in the world understand that, to ( ) this language, they need to speak it to the babies. And therein lies a ( ) puzzle. Why is it that you can’t preseve a language by speaking to you and I, to the adults? Well, it’s got to do with your brain.
What we see here is that language has a critical period for learning. The way to read this slide is to look at your age on the ( ) axis. You’ve done that. And you’ll see on the vertical your skill at acquiring a second language. And babies and children are ( ) until they turn seven and then there’s a systematic decline. After puberty, we fall off the map.
知らない単語が出てきても、焦らないでくださいね。
クール博士は、かなりゆっくり話しておられます。
なんとなくこう聞こえる、というだけでもいいので、聞こえてきた単語のスペルを推測して、
辞書で調べてみる、という癖をつけましょう。
それがビンゴ!だった場合、音は聞き取れているので、あとはその単語を覚えればいいだけです。
今回のテーマは、言語習得、特に母国語以外の言語習得、です。
専門用語で言うと、SLA(Second Language Acquisition)ですね。
acquisitionという単語を見て、M&Aが頭に浮かんだ方は、ビジネス畑の人ですね(笑)
M&Aのacquisition、つまり「買収」という意味が、ビジネス英語ではメジャーですが、
私の専門は言語なので、この単語を見るとSLAが真っ先に思い浮かびますo(^-^)o
動画を最後まで見ると、非常に興味深いお話が出てきます。
バイリンガルの脳がどうなっているのか、という研究発表が面白いのですが、
その中で導き出された結論は、赤ちゃんの脳は、成長段階で自分に必要な言語を統計的に整理し、
修得していく、そしてそれは、ビデオなどの映像ではダメで、人とのかかわりにおいてのみ起こる、
ということなんですね。
人は、社会的な生き物なんだと、しみじみ考えさせられました。
では、ディクテーションの解答です。
drawn
little
tools
poets
preserve
critical
horizontal
geniuses
博士のプレゼンを、字幕付きで見たい人は、こちらをどうぞ→TED 赤ちゃんは語学の天才
下のほうに、サブタイトル(字幕)の言語が選べるようになっています。
日本語、英語、両方で見てみるといいでしょう。
しかし、赤ちゃんって可愛いですねぇ。
見ているだけで、癒されました(≧∇≦)
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赤ちゃんは語学の天才
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興味深いビデオですね。
「茶色いお目め」日本語では茶色は使わないけど(笑)
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非常に興味深いです。
このところ英語熱がちょっと下がっていて、少しずつ回復してたところに、こんな面白い記事が。うれしいです♪
夜子供が寝てくれたあとでじっくりと楽しみます。
(*^▽^*)
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海外のこういったプレゼンは、必ずクスッと笑える部分があるから好きです。
私は海外ラボで働いているのですが、acquisitionというと、data acquisition が真っ先に思い浮かびます。専門性によってこんなにも違うのですね!
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>masaさん
私も思いました!
茶色いお目目、って変ですね(笑)
確かに実際は茶色かもしれないけど、日本人の目は黒ですよねw
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>yua☆さん
いわゆる、言語習得における臨界期というのは有名ですが、
ビデオや音声ではダメで、生身の人間と接することで、
言語を修得するという、人間ならではの社会性というのが新鮮で、
ほえ~~~と感心しました。
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>yumikaさん
data acquisitionですか。
それは、思いつきませんでした(^_^;)
私の中でacquisitionというと、もうlanguage acquisitionしかなかったので(笑)
いろんなacquisitionがありますね(当たり前ですが)
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15世紀にフリードリヒ2世が試みた発語のない乳児に対する実験で、全く言葉かけをしないで、マザーリング(様々な身の回りの世話)しただけでは、心身の成長発達はなく死亡したといいます。
豊かな言葉かけが栄養となるのです。
赤ちゃんのケアって、本当に楽しいですよ。
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>漆薔薇 ひばりさん
狼少女、というのをふと思い出しました。
狼に育てられたという女児の姉妹でしたっけ。
人間って、言葉によるコミュニケーションが、成長発達において必須なんですね。
すごく興味深いです。
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面白い研究ですね!
赤ちゃんの泣き声は世界共通だと思います。
どんな人間も幼少期は可愛いですねo(^-^)o
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>ぴょん吉さん
この分野は研究がかなり進んでいるんですが、
脳のメカニズムって、まだまだ未知のことが多くて、興味深いです。
赤ちゃんの脳って、本当に宇宙のように無限大なんですねぇ・・・